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おほほですわ  作者: トモットモ


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第一章 お嬢様学園に潜入せよ!

 数十分後。ワンと車瑚は喫茶店を出た。すると道の脇にワンの見覚えのある車が止まっていた。

「あれは……」

 ワンが気付いて声を発した瞬間、バンッ! と勢い良くドアが開いた。

「ワン先輩!」

「テンか」

 ワンは慌てることなく冷静にテンを迎える。テンはふしゅ~と息をついて肩を上げ下げしている。

「に、任務お疲れ様です……!」

「お前もな。こちらは問題ない。もう済んだ」

 端的にワンがそう伝えていると、テンの後ろからハンドレッドが溜息をつきながら現れた。

「すまんな。ワン。監視しているつもりだったがこいつが聞かなくてな」

「ハンドレッド先輩。そうでしたか。いえ、問題はありません」

 これまたワンが端的に答えていると、車瑚は見ましたですわ~~と言うようにあわあわしている。どったの?

「ビビビっときましたわ~~~~~~!」

 車瑚がバサッとデコ扇子を広げる。

「何がだ?」

 ワンが首を捻る。

「これはまさしく……ただならぬ関係ですわ~~~~~~!」

「は、はあ!? な、何を言っているんですか!?」

 テンが驚きの声を上げる。

「私の勘ですわ~~! 50%の確率で当たりますわ~~!」

「普通だな」

 ワンがコクリと頷く。

「本当に何なのだこの娘は?」

 ハンドレッドは呆れたように首を振る。

「そちらの御方!」

 車瑚がデコ団扇をずびしっ! とテンに向ける。

「な、何ですか?」

「見たところ、学生っぽいですわ~~。 年齢をダイレクト公開するのですわ~~!」

「は、はあ? まあ、いいですけど……16です」

「まさかのタメでしたわ~~~~~~! 驚き栗の木桃の木ですわ~~~~~~!」

 車瑚は微弱な風に乗ってクルクルと回っている。

「「「…………」」」

 ワン、テン、ハンドレッド一同どうしたらいいのかと言う沈黙。

「更にそちらの御方!」

 ずびしっ! とデコ扇子をハンドレッドの方に向ける風に乗る車瑚。

「私か?」

 ハンドレッドが優雅に腕を組む。黒髪ポニーテールゆらゆら~。

「とてもお綺麗ですわ~~! さすれば年齢をダイレクト公開するのですわ~~!」

 途端にハンドレッドはギランと目を鋭くする。

「女性に年齢を聞くのは御法度ではないか?」

「こりゃ失敬ですわ~~~~~~! てへぺろですわ~~~~~~!」

 車瑚は、てへぺろしながら風に乗っていた。

 やれやれと、ワンは首を小さく振る。

 任務はまだ始まったばかりだ。

第一章完結! 次回から第二章に入ります~(*´▽`*)

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