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おほほですわ  作者: トモットモ


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第一章 お嬢様学園に潜入せよ!

「お待たせ致しました。クリームソーダでございます」

 マスターが車瑚の前にクリームソーダを提供する。メロンソーダが入ったグラスの上にバニラアイスとサクランボが乗っている。

「おほほ見目麗しいですわ~~~~~~! まるで私のようですわ~~~~~~!」

「そうか」

 おほほってる車瑚に対してフランクなワン。

「お待たせ致しました。エスプレッソでございます

」

「ああ」

 ワンはおほらない。代わりにまずエスプレッソの香りを楽しむ。

「パシャパシャですわ~~~~~~!」

 一方車瑚はデコスマホでクリームソーダの写真をパシャパシャ撮っている。楽しそうで何より。

 ワンはエスプレッソを一口飲んでふうと息をつく。

「それでお前の異能力だが」

「ズゾゾ~~~~~~ですわ」

 どうやって飲みながらですわっているのだろうか。ワンの疑問は尽きない。お嬢様って不思議だ。

「俺が次にターゲットにしている者との相性がいい。協力してくれると助かる」

 とりあえず、ですわスルーで話を進めるワン。

「私の能力に相性がいい? もしや、あれ系ですの?」

 アイスをスプーンでペロリンチョしながら、車瑚は言う。

「あれ系とは何だ?」

 同じ事思いました。

「神ってる能力って事ですわ~~~~~~! おーほっほっほ!」

 車瑚はデコ扇子をバサッとはためかせる。

「異能力は全部神ってるだろう?」

 ワンが事も無げにそう呟く。

「私の能力は~~風! 神! ですわ~~~~~~!」

「なるほど。そういうことか」

 ワンはエスプレッソを嗜みながら、納得したように頷く。って、え? 分かったんすか? ワンさん。

「お前の言うそいつでおそらく合っている。知り合いか?」

「初等部からのマブダチですわ~~~~~~!」

「そうか。なら、頼めるか?」

「合点承知の助ですわ~~~~~~!」

「助かる」

 ワンは、一言そう言った。

「マスター! またこの店来ますわ~~~~~~!」

「心よりご来店をお待ちしております」

 バサッとデコ扇子を掲げ、クリームソーダをグビグビしている車瑚が予約すると、マスターは真摯に頭を下げる。

「どうやら気に入ったようだな」

 ほんの少し口許をニヤリとさせるワンは、エスプレッソを優雅に飲む。

 喫茶店の店内にはスパイとお嬢様が楽し~く飲み物を飲んでいる様子が出来上がっていた。

喫茶店いいでござるな~。次回に続きます~(*´▽`*)

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