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彗星
燃え尽きると知って、光年の旅。
宙は寒く、点々の光にまみれているのに。こんなにも邂逅はなく。暗闇だけが肌を撫でて、躰をすり減らしていく。
炎は虹色の光を放って、尾が足跡を、広大過ぎたこの世界に刻む。この死が、誰の目に留まるというのか。
彼の瞬きもまた、何億光年の旅路を経てきたのか。彼の暗闇の中にも、かつて誰かがいたのだろうか。
宙は寒く、点々の光にまみれているのに。こんなにも淋しい。
誰かの眼にまた、この光は届くのだろうか。
燃え尽きると知って、光年の旅。
宙は寒く、点々の光にまみれているのに。こんなにも邂逅はなく。暗闇だけが肌を撫でて、躰をすり減らしていく。
炎は虹色の光を放って、尾が足跡を、広大過ぎたこの世界に刻む。この死が、誰の目に留まるというのか。
彼の瞬きもまた、何億光年の旅路を経てきたのか。彼の暗闇の中にも、かつて誰かがいたのだろうか。
宙は寒く、点々の光にまみれているのに。こんなにも淋しい。
誰かの眼にまた、この光は届くのだろうか。