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詩集/日々  作者:
103/200

病院

澄んだ匂い。消毒液の匂い。清潔なる化学式の匂い。僕は嗅ぐたびにわくわくした。

柔らかくぱりっとした患者服。ほこりひとつないシーツ。待合室のうすら寒さ。僕はここへ来るたびにわくわくした。

誰もかれもが、わくわくなどしていない。けれど車いすに乗せてもらえるし、高そうな絵がたくさんあるし、ダンジョンみたいだし。白衣の先生たちはかっこいいし。

そこここに、死というものが隠れているし。今か今かと、僕らへ近づこうとしているし。皆、それに目を合わせないようにしているし。

僕にも、どれほど近づいているのだろうか。

どきどきして、わくわくした。

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