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詩集/日々  作者:
104/200

炎の揺れる。炎の揺れる。

赤き火の手、薪を燃やして悠々と。燃え広がって、煌々と。

熱を伴い、熱を生み、熱を吸い上げ、熱の連なり。

火の手を増やし、延焼し、赤を生み出し、炎上し。

燃え、焼き、霞ませ、煤の飛ぶ。灰の舞う。

命を殺し、塵として、土に返せば、芽の息吹く。

火は燃え盛る。轟々と。熱を回し、死を回し。命を奪いて、燃え広がって、煌々と。

煌々と。轟々と。煌々と。轟々と。


動物たちは、火を嫌った。その悪辣さ、辛辣さ、苛烈さ、激烈さに。

人は選んだ。その悪辣さ、辛辣さ、苛烈さ、激烈さを。

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