WSS/1 意識の神 オゲリア
【意識の神オゲリア】
年齢約2億歳
異界神族12神が1神。
全身を覆っているのは、異常に伸びた頭髪であり
その球体状のシルエットから、古文では、球女や環神などと比喩された。
頭髪の中にあるのは、四肢の無い胴体のみで
更に、体内で背骨が分岐し、臀部の皮膚を突き破る形で
地中へと伸び、それがそのまま身体を支えている。
意識の神であるにも関わらず、
感情の有無が問われる程、意思の疎通を行わなず
同族の異界神族ですら彼女の意見を聞いた事がない。
異界に存在する11種類の上位紋印の内の一つ
【心の紋印】を所有する。
最高神と共に、異界の均衡を保つ立場にあり、
異界の正当繁栄種である人類を正常な秩序の元に置く為、
異界管理局【紋術省】を取り締まっている。
しかし、省の頂点としての役割を十分果たしているとは考えずらいが、
それは人間の範疇で物事を捉えればの話で、
存在するだけで有益であり、鎮座するだけで十分に役割を果たしている。
本来、神とはそういう存在なのだ。
【心の紋印】
原界から譲渡された上位紋印。
意識ある存在の精神に干渉する力を持ち
同位の紋印を所有し対抗する術を持つ神族を除き
知性を持つ生物は、一切、その影響下に置いては彼女の傀儡と化す。
但し、彼女がこの紋印を行使した事は一度たりとも無く
その効能の本質は全容が知れない。
活力の紋印は、【心の原級素】を精製し
そこから【服従の紋術】が派生した。
紋印の効力を転用した服従の紋術とは、
文字通り、行使した相手を服従させる効果を持つが、
数ある紋術の中でも、特に異質な区分に分類され
【心の原級素】に適合できる者が極端に少ないうえ、
最低でも紋示3からしか行使できる紋術が無い。
異界全土を見ても服従の紋術を行使できる紋術師は数えられる程度しかおらず
一部の大国では捕虜に服従の紋術を行使する為、行使できる人材のポストを用意してあるが、
その他のほとんどは、刑務官や奴隷商に所属している。
服従の紋術には、3種類があり
【奴隷の輪】:対象を奴隷化するがそれ自体には何の効力もない。
【拘束】:奴隷の輪を行使した者に限り、行動範囲を定義できる。
【命令】:奴隷の輪を行使した者に限り、あらゆる行動を強制できる。
この紋術の内、【命令】は、その内容によっては断罪録に違反し
特に(自死を含めた殺傷行為)(性行為の強制)(行使による洗脳)は、
断罪録でも高位の禁止事項である。
また、【奴隷の輪】を行使するには、相手の頭部に触れ
対象が口頭でそれを望む旨を認めなければ成立しない。
以上を踏まえると、服従の紋術は非常に限定的な紋術であり
これを会得しているからと言って、他人を好き勝手にできるわけでは無い。
異界の秩序と均衡を強く重んじる罪罰の神トトジトトは、
人が産まれ持って例外なく所有する権利を侵害する行為に対して
激しい憎悪を抱いており、かつて四方国家クァトロの北部の貴族がこれを悪用した際は、
自らその地に出向き、その手で一族を皆殺しにした。
【余談】
全てはレイヤー2の黙示だ。




