表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/42

げるるん強化計画

クリスマスなんて糞食らえとか思ってないですよ。

どうせ寂しいだけの夜ですけどね……。


*全文で最初の一字下げをきちんとしているはずなのにやはり反映されない。なぜだ?投稿に詳しい方もし知っていたら教えてください。なぜかpdfの方には反映されているという謎。

Lvの上がる感覚が終わったので、ヨースケはさっそく自分のステータスをチェックする。



ヨースケ

Lv(位階):2

種族:猿人族

状態:普通、祝福〈拾得〉Lv3(パーティ補正)


HP(生命総量):320/160(+160)

MP(魔力総量):200/160(+160−60)

SP(体力総量):300/160(+160)


ATK(最大筋量):320/160(+160)

DEF(物理耐性):320/160(+160)

MATK(最大魔術行使力):320/160(+160)

MDEF(魔術耐性):320/160(+160)

AGI:(敏捷性):320/160(+160)


技能:

異世界言語(Lv1)、全魔術属性開放、魔眼〈4/5〉、

生命強化(Lv10)、肉体強化(Lv10)、体力強化(Lv10)、

魔力強化(Lv10)、敏捷強化(Lv10)、

毒耐性(Lv3)、麻痺耐性(Lv3)、混乱耐性(Lv3)、恐怖耐性(Lv3)、

石化耐性(Lv3)、盲目耐性(Lv3)、呪詛耐性(Lv3)、洗脳耐性(Lv3)、

身体操作(Lv10)、魔力操作(Lv10)、魔力精密操作(Lv10)、並列操作(Lv1)、

気配察知(Lv10)、魔力察知(Lv10)、気配遮断(Lv10)、魔力遮断(Lv10)、

下級刀剣術(Lv10)、下級弓術(Lv10)、下級投擲術(Lv10)、

下級狩猟術(Lv10)、下級忍術(Lv10)、下級暗殺術(Lv10)、

下級無属性魔術(Lv10)、下級火魔術(Lv10)、下級水魔物(Lv10)、

下級風魔術(Lv10)、下級土魔術(Lv10)、下級治癒魔術(Lv10)、

下級魔法陣術(Lv10)、紋章術、刻印術、

下級道具作成(Lv10)、下級魔道具作成(Lv10)

下級隠蔽(Lv10)、中級隠蔽(Lv10)、上級隠蔽(Lv10)、

忍び足、無音移動、擬態、危険察知、潜伏、


下級剣術(Lv1)(←NEW)


GP:36P



見事に下級剣術の技能(スキル)をゲットしていた。GPも手に入って正にいいことづくめである。GPを稼ぐためにも今後は面倒くさがらずにその日の最初の戦闘を階層主にしたほうがいいのかもしれない。このままいろいろ検証していくことにする。


あとは『状態:祝福〈拾得〉Lv3(パーティ補正)』とは何のことだろうか、その部分に意識を向けてみると説明の項目が出た。



状態:祝福〈拾得〉Lv3(パーティ補正)

詳細情報:

自身のパーティ内に『祝福』の技能(スキル)を持つものがいた場合にこの状態になる。試練の祠などの特殊状況下において、戦闘でレア度のより高いアイテムが得られる確率が上がる。



解説だけ読むと素晴らしい便利能力のように感じるが、補正の程度が不明なのでイマイチ便利さが実感しづらそうである。まあこの検証はまた後にやればいいだろう。


下級剣術の技能(スキル)がゲットできた事によって1つ分かった事がある。技能(スキル)がステータス欄に表記されるのはあくまで位階(レベル)が上がったタイミングであり。技能(スキル)の繰り出し方さえ知っていれば技能(スキル)を使用する事ができる、ということである。

下級剣術(Lv1)の技能項目を確認したヨースケは、騎士(ナイト)ゴブリンに下級剣術Lv1『垂直斬撃(スラッシュ)』で止めをさせたという実感があるからだ。


ヨースケは記憶に新しいうちにと、騎士(ナイト)ゴブリンの横薙ぎ攻撃も素振りで再現してみる。中々コツがつかめなかったが20回を超えたところでSPが減る感覚と共に鋭い斬撃が空中を走った。成功だ。次に位階(レベル)が上がる時に下級剣術がLv2になっていれば技能拾得のめどがたつ。突き技の方は正面からしか見ていなくて分かりづらかったので次回、同じゴブリンが出た時に観察する事にする。


気がつくとモジョモとげるるんがすぐ側まで来てこっちを眺めていた。


「にやにや気持ち悪い顔になってるけど、どうしたのよ。」


モジョモが言ってくる。


「ああ、下級剣術の技能(スキル)が発現したんだ。まだLv1だがさっき横薙ぎの技も繰り出せたみたいだから次にレベルが上がったらステータス欄のLv表記が2になってると思うぜ。」


それを聞いたモジョモは難しそうな顔になって言う。


「私、技能(スキル)がそんなに簡単に発現するなんて聞いたこと無いのだけれど……。」


「おそらくだけど俺がすでに身体操作Lv10と下級刀剣術Lv10を持ってることが大きく関わってる気がするな。相手の動きを真似るのが想像していたよりずっと楽だったし。

まあ、この調子で技能(スキル)持ちの魔物が出てきたらどんどん技能(スキル)を覚えていけそうだぜ。」


とそう言ってやると、モジョモに


「でもなんか盾を放り投げたあたりは見ててハラハラさせられたんだけど……。本当に大丈夫なの?」


と痛いところを突かれた。ついぐっと唸ってしまうが。


「ほら、結果的には怪我ひとつしなかったわけだし大丈夫だって。多分あの攻撃なら頭に食らわず鎖帷子に魔力を込めて受ければ傷ひとつつかないはずだし……。」


「……まあ、止めたところできかないでしょうけど。とにかく気をつけなさいよ。」


ステータスが高いせいでヨースケに油断があったことは事実だ。というかここ最近、何度も油断してそのたびにその反省ばかりしている気がする。今回のモジョモの言葉もしっかりと心に刻んでおくことにしよう。あと次は何か頭を守るものを考えておいたほうがいいのかもしれない。


でも兜かなんかだと視界が遮られそうで嫌なんだよな。何かいい案は無いか考えておこう……。



地面に落ちている魔石と一組の籠手を拾う。小手の方をさっそく鑑定してみると、



騎士(ナイト)ゴブリンの籠手

ATK+3

DEF+10

MDEF+3

使用条件:特になし。

品質:普通

状態:普通

耐久値30/30

素材:低級魔鉱石

詳細情報:

魔鉱石から作られた全身鎧の一部。騎士(ナイト)系ゴブリンの魔物がドロップする。サイズがそこまで大きくないため、少年か従魔などの小柄な亜人種形態の魔物が装備する場合がほとんどである。鋳つぶされて魔鉱石のインゴットに作り変えられることも多い。



やはりヨースケ自身が使うには少し小さい。一式揃えても、騎士(ナイト)ゴブリンをテイムしないと使い道がなさそうである。とにかく鋳潰す稼働かも含めて判断は保留、しばらくはこのまま倉庫の肥やしだろう。そもそも鋳潰せるかどうかもまだ不確定だし……。



ここからは下の階層へは行かずいつも通りに地上を目指す。もちろんわざとらしく岩石硬化の剣で岩の小楯をガンガンと叩いて大きな音を立て、モンスターを呼び寄せることを忘れない。

今回はさっさとLv3に上がりたかったので、げるるんには手出し無用と命令して戦う。


ゴブリンには積極的に下級剣術の2つのスキルを使っていく。慣れない技能(スキル)に対して体感でSPを使用することには中々苦労した。最低でもSPを5使用しないとこれら2つのスキルは繰り出せないので無駄打ちが意外とできないことも分かった。

もちろんスライムを相手にするときは魔弓で戦った。



ヨースケの位階は1階層に登る階段の手前あたりで無事Lv3に上がった。ステータスチェックにより下級剣術が無事Lv2になってるのを確認できた。仮説が一つ証明された形だ。

また祝福〈拾得〉Lv3(パーティ補正)の効果なのかもしれない、それまでにスライムの核石を3つも入手していた。まあ無理やり魔物を集めて殺戮の限りを尽くしたので、実際はスライムだけでも100匹以上倒している。150はいっていないと思うのでレアのドロップ率が3パーセントぐらいになったと思っておくことにした。実際はたまたまかもしれないが……。

なおゴブリンに関しては『ゴブリンの腰巻』と言うリアクションに困るアイテムを手に入れた。一応持って帰って倉庫に放り込んでおくつもりだが、あまりのアレ具合に鑑定するのがめんどくさくなって後日、暇なときにすることにした。



祠から出て倉庫に籠手を置こうとするとげるるんが急にグニグニと動き出して小さなゴブリンの形になりビビった。どうも『形態変化(トランスフォーム(Lv3)』の技能(スキル)を使ったようだ。時間をかけたコミュニケーションの結果、どうも取り込むような形で倒した相手の姿を取れるらしい。

騎士(ナイト)ゴブリンの鉄靴を装備しようとしていたがぶかぶかすぎてダメなようである。装備できないことがわかってげるるんは随分としょんぼりしていた。そんなに靴が履きたかったのだろうか?

今度騎士(ナイト)ゴブリンがでたら、弱らせてからげるるんにとどめを刺させることを約束すると喜んでいた。思いがけず鎧の使用方法が決まってしまった。

機嫌を戻したげるるんはまたすぐに元の姿に戻っていた。どうも靴が履きたいだけで別にゴブリンの格好がしたいわけではないらしい。



草原に戻るとレベルダウンの罠なあたりから一本道が家の方に続いていた。罠の側ではプチブルーは昼寝をしているのか小さな体を規則的に上下させていた。随分と平和な光景である。

どうもあのイエロースライム・エレメントは足元のクラル草を食べながら道をならしていったようで、一本道はその見た目が非常に分かりやすい感じになっている。どうも『土鋳型(アース・モールド)』のみ使用して均一にならしてあるだけで『土硬化(ハード・クレイ)』はかかっていないようである。しかし今後はここに何か建築することがあるかもしれない。そう考えれば今の状態が一番都合が良さそうなのでこのまま他の道の整備も頼もうと思う。


その後ヨースケは、慣れた足取りでレベルダウンのトラップを踏み、いつものようにモジョモとげるるんに引かれつつ、スライム核石をどうするか悩む。

結果さっさとげるるんに与えることにした。すごい欲しそうにしていたからだ。何故かモジョモも与える事にやたらと賛成していた。スライムが増えるのにいいのか?と思ったがまあ気分屋のモジョモの事なので深くはつっこまない事にした。グリーンスライムの核は含まれていないしね。


核石を与えると赤、黄色、黒の3体のプチスライム・エレメントが誕生し、げるるんはLvが1に下がっていた。プチブルーも目を覚ましたのか4体で集まってお互い何か会話するようにぷるぷると震えあっている。

それぞれを鑑定すると、赤いのはプチレッドスライム・エレメントで他と違って『火炎耐性(Lv1)』と『熱耐性(Lv1)』の技能を持っていた。黄色はプチイエロースライム・エレメントであり『土耐性(Lv1)』を、黒はプチブラックスライム・エレメントであり『闇耐性(Lv1)』と『暗視(Lv1)』を持っていた。

しかし元々目の無いスライムが『暗視』の技能(スキル)を持っていても完全に死にスキルだと思うのだが?暗い場所での気配察知に補正でもかかるのだろうか?

またプチブラックだけ敏捷がやたらと高かったが、他のステータスはそれぞれ似たり寄ったりであった。

鑑定で流れてくる説明文もプチブルーの差し替えのようなものだ。まあこいつらはほっておけばそのうち大きくなるだろう。

この感じでスライム達をどんどん増やしてげるるんを強化してやるのだ。まさにマイ従魔げるるんの強化計画の発動といった所か……。



スライム達に餌をやろうと思い本日手に入れた魔石を砕いていると、都合のいい事にイエロースライム・エレメントも戻ってきた。

魔石の粉を一番にやると喜んでいたが、何故か核石も欲しがっている事がげるるん経由で伝えられ、今手元に残っていないことを伝えると落ち込んでいた。今度はこいつにも核石を与える事を約束すると随分と喜んでいた。もちろんその代わり道作りを手伝うようにげるるんに指示させた。


色々とひと段落つくと時間帯は正午ぐらいだった。今日はもう一度試練の祠に行こうか迷ったが、何気なくモジョモにいった所止められた。「技能(スキル)が手に入って浮ついてる」と指摘されたので、最近油断ばかりしていることを思い出しやめる事にする。昼ごはんも岩鯨の燻製とクラル草しか食べてないしね。しかしこれを昼飯と言っていいのだろうか?


さすがに小腹が空いていたのと魚醤を作らなければならないことを思い出したので、今日は昨日の浜と何時もの浜に寄って仕掛けを上げ、小魚を集めることにした。ついでに昨日モジョモの見つけたハルマナ貝も引き上げることにする。そう伝えるとモジョモは「真珠があったら私んだからね。」と偉そうに言っていた。


げるるん達は昨日と同じようにここいら一帯で過ごすようだ。イエロースライム・エレメントだけついて来ようとしたが、モジョモが「核石をあげると約束しているのに甘やかすとつけ上がる。」とわけのわからないことを言い出した。

ただ従魔でもないのに、げるるんよりも優遇するのは何か変な話だと思ったので、道を作る場所を指示して、「道ができたらできた分だけ魔石をやる。」と伝えると、いそいそと午前中に自身で作った道の上を移動して行った。道の続きを作りに行ったのだろう。基本的にスライム達は食いしん坊なのかもしれない。


そんなイエロースライム・エレメントの背中をモジョモが上機嫌に見送っている。なんか「これで邪魔者は……。」とかつぶやいているのが聞こえた。どうもまだスライムに対する確執が残っているようだ。

もう少し気を遣ってやろうと思いつつ、「言うほどあいつら邪魔者じゃないよな?」と首をかしげながら、ヨースケは昨日の浜に向かって歩き出した。


これで本当に第0話に追いついた気がする。

明日もなんとか投稿したいけど出来るかどうか……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ