ひたすら!〜家屋改造編〜
今回は完全に趣味で書いたお話し。
展開が遅いのが嫌な方用に後書きに要約を書いておきます。
ヨースケはばらばらと雨がこの大岩を叩く音で目が覚めた。
そういえば朝も雨が降ることがあるとか言ってたっけ……。
部屋に全く窓の類がないので物凄く暗い。周りが石だから寝る前はひんやりしていたが締め切った作りのせいで今はやや蒸し暑く感じる。やっぱり窓やちゃんとした空気穴は必要だろう。
睡眠環境の改善という点では、布団関係はどうしようか悩む。日記にもあったが、飢餓状態などの状態異常時は睡眠をとっても回復がないらしいからこの問題は意外と急務だ。別にゴロゴロ一日中寝たいからこんなことを考えているわけでは決してない。いっそ鳥の羽を集めて羽毛布団でも作るかと考えてみるが熱帯夜にそれは逆に暑いかもしれない。この家は昨日の夕方に作ったからほとんど湿度の影響を受けなかったが今日以降は蒸し風呂のような環境に変わる可能性もある。そういえば映画なんか南国だとハンモックで寝るのをよく見る。あれは、むちゃくちゃ気持ちよく寝れるらしい。高級家具屋には室内用のハンモックがあるぐらいだからな……。布タイプと網タイプがあるらしいが……。この辺も一考の余地ありだな。
『情報開示』で自分のステータスを確認する。ちゃんと数値が全回復している。
早速指輪をはめようとするがその前にトイレを済ませるべきだと思い、朝飯を食べながら雨が止むのを待った。
しかしここまで激しい雨が頻繁に降るなら排水つまり土地の水はけにも気を配らないといけないだろう。熱帯の家屋は高床式の所も多いのはそういう理由もある。もちろん風通しをよくしたり、虫を避けたりするといった理由もあるが……。
あれ、そう言えばこの島は熱帯と言う割に虫が少ない気がする。まあその辺もあいつに聞いてみるか……。まあ、朝起きていきなりする話じゃないから後で覚えてたらにしよう。
雨が止んで外に出ると地面が結構じるんでいた。これはやはり2階を作ったほうがいい気がする。風通しを極力よくしての良い一階に一部屋の台所付きリビング、その隣に風呂とトイレ。トイレは水洗式の汲み取り式にしよう。2階に寝室と風呂トイレ台所用の貯水タンクを作ろう。生水は怖いから密閉式にしよう。三階は屋根付きの物見台みたいにしよう。扉関係は入り口以外は木で作って後道具を置いたりする倉庫を外に作るか。こっちは全部家の横に木で作ろう壁に多少の隙間がないと物が保管しにくいかもしれないしな、いろんなものをおくのに拡張しやすくしてみるか……。そうやって考えると今日はまず伐採ついでに海までの道から作るか。昨日はリヤカーに白い砂を積んで帰るのに苦労したからな。砂も白い色以外も欲しいな。どんどんアイディアとやることが増えていくな。よし、今日も頑張るぞ。
朝の支度を終えて指輪をつける。これでMPは530/290(+290−50)になった。昨日のように黒いモヤモヤが出て、その輪郭ががスッキリしてくる。モジョモは三角座りみたいな格好で丸くなって昨日のようにフワフワと浮いていた。えらくテンションが低そうだ。低血圧なのだろうか、幽霊にも低血圧ってあるのか?
「おはよう。いい朝だな。」
そう元気よく声をかける。実際雨が止んだ後はすごいいい天気だ。しばらく湿度は高そうだが、昨日のように昼間はまたカラッと晴れてくれるだろう。彼女は疲れたような顔で、じとっとこっちを見た後。
「……おはよう。あなたは元気でいいわね。」
と元気なさそうな反応だ。まあそういう日もあるかもしれない。でも実際よく考えてみると、こいつは昨日、死んでしまったわけだからテンション高かったら逆にただのヤバイやつである。しばらくほっとくか、なんかあってもスルーしてやる事にする。
「今日も色々な作業するけど、気になることがあったり、なんか気づいたことがあったら教えてくれ。」
「……うん。」
えらく殊勝な態度だ。まあしばらく様子を見よう。本当に低血圧なだけだったら心配するだけ損だし……。
まずは、さっき決めた通り海までの道を作る。歩いてだいたい10分なのでそこまでかからないだろう。あたりにある草や木に鑑定石板を使うことも忘れない。今のところ薬草なんかは見つかっていない。昨日作った石斧で、どんどん木を切り倒しては家の横まで運ぶ。一本一本の木の太さは、俺の両足分ぐらいでそこまで太くないのでステータスに物を言わせてだいたい石斧2〜4振りぐらいで叩き倒していく。処理は一本につき5分もかからなかった。むしろ運ぶのがめんどくさくなり、道を作るのを優先させるためその辺に倒したまんまにしたやつもある。後で回収するつもりだが。
木を切り始めて20本目ぐらい、だいたい1時間ぐらい経った頃一つだけやたら硬い木があった。石斧を弾いたので鑑定してみると。
紅檀
品質:良
状態:良好
耐久値:295/300
詳細情報:
紅檀「コウタン」と呼ばれる熱帯性の常緑広葉樹の一種。高級家具の素材としてそのの需要は非常に高い。その希少性から幻の木としても有名である。木の幹は赤みがかった色をしておりその性状は非常に固く加工がたいへん困難であるが高品質なものほど磨けば紅く美しく輝く、それゆえ「森の紅玉」名がつく。硬いだけにその密度は非常に高く水に沈むほどである。
おお、すごいなこれ。特別に保管して何かの材料にしよう。いづれここを出ていくつもりだからその時になんとかしてもってでたいものである。この島は無人島だし探せばもっとありそうだ。
ふと横から「おおー。」と昨日何度も聞いたつぶやきがでた。モジョモが石板を覗き込んで笑っている。調子が戻ってきたようだ。
しかしこの木を切り倒すのは石斧では大変だろう。そこで俺は技能を使ってみることにする。もちろん弓で無理やり砕き折るわけじゃない。今回使うのはこっち、忍者刀と刀剣術だ。技能を使用するために、初級刀剣術の項目を思い浮かべる。
初級刀剣術
Lv1:矢状一閃
Lv2:水平一閃
Lv3:一点突き
Lv4:白刃流し
Lv5:抜刀術
Lv6:納刀術
Lv7:斬鉄術
Lv8:白刃取り
Lv9:居取術
Lv10:紫電一閃
せっかくだし派手にやろう。忍者刀を右手で逆手に掴みやや腰を落とし前傾姿勢になる。
初級刀剣術Lv10:紫電一閃
刀に分類される武器でないと発動無効。納刀状態からの高速抜刀術。術に必要なSPは15以上、その量は技を放つ状況や術者の技量による。術に込めるSPは意図的に増やせ、込めれば込めるほど技の威力と速さが増す。
「『紫電一閃』、『起動』。」
SPを30くらい込めた瞬間、キンッと音がして刀が鞘に戻っていた。一瞬のラグの後、根元近くで斜めに切られた紅檀の木が切断面からゆっくりずれてゆき地面に倒れた。
おおお、カッケー、テンション上がるわー。
「いや、なんであんたがびっくりしてるの?自分のスキルでしょ。……確かにすごいけど。」
と、モジョモにめちゃくちゃ呆れた声を出された。そうだけど、そりゃそうだけど、この感動に水を刺さないで欲しかった。しかも、「やっぱり……年下ね。」とか言われてしまった。……くそう。
当初は、切り株も取り除いてまっすぐな道にするつもりだったが、切り株の周りを完全な砂地にしたり、『土鋳型』を応用して掘り起こすには結構時間と魔力を消費しそうだったのでやめた。それよりも魔力をひたすら薄く広く使って道を作る。小石や雑草を脇に退け、道の左右に溝を掘り、その土は道の方に盛り土にして周りより少し高くして、最後は『土硬化』をかける。海までの道ができる頃には朝から4時間が経っていた。ちょっと早いがご飯を作ってみることにする。ここまで動くとさすがに、保存食一食分だけでは足りない。それに食材に心当たりがあった。
砂浜にリヤカーと、幾つかの道具を持って行き、白い砂を集めるついでに、見た目がアサリのような貝と亀の手のような貝とカラス貝のようなを集める。それぞれ鑑定石板でみると「シャルナ貝」、「タートルアーム」、「ブラックシェル」という名前で、毒もなく、問題なく食べられることがわかった。これに木を切ってる最中に見つけた、みょうがみたいな見た目の野草とワラビみたいな山菜を使ってなんちゃってスープを作ることにする。もちろんこいつらも鑑定済みだ。大岩産のまな板と包丁で山菜類を切って、「タートルアーム」だけ石製のトンカチで叩いてヒビを入れてから持ってきた、これまた大岩産の七輪と鍋に入れて煮込む。水も火も魔法で出した。七輪の燃料は、その辺お小枝を使った。
「それ、美味しいの?」
おそるおそるといった感じだがそれでも興味深そうにモジョモが効いてきた。まあ海辺で生活してないとこんなものは食わないだろうし気にはなるのか。正直改善点は多いが別にまずくはないので。
「まあまあだな。貝の身自体はとてもうまい。ただ砂を吐かせるのを忘れてたわ、たまに口の中がジョリジョリいうよ。」
というと「砂を吐く」という意味がわからなかったらしく説明してやると仕切りに頷いて納得していた。
昼ごはんのかたずけをしていると、モジョモが急にポツリとこぼした。
「私も、魔術ばかりだったからこんなことになっちゃんたんだなって思うの。」
俺の反応を待っているというよりは何か聞いて欲しそうな感じだったので黙って続きを待つ。
「私、今日も昨日も貴方がやってる事の意味が最初は全然わかんないの。でも時間が経つとその半分くらいは意味がわかる。いや、実際は半分も分かってないかもしれない。でも、あなたがやってる事に全部意味があるっていうのはわかる。」
スマン、たまにカッコつけたり無意味なロマンに走ってたりしますが……。とは言えない雰囲気なのでなんか全身がむず痒い。
「私は、私に死霊魔術の才能があって、好きでそれだけやってたわ。地方領主の娘だったし、別にそれだけやっても生きていけて、誰も困らなかった。」
そんなもんじゃないの……とは流しづらい。
「私は間違っていたのかもしれない……。」
そう言ってなんか黙り込む。コイツこんなキャラだったけ?あ、俺コレ知ってるよ。あれだ。ここで「そんなことないよ。」とか適当に言っとけばお持ち帰りできるやつやん?と、一瞬前世のものなのか妙な知識が流れてくる。え、俺ってそんな感じの人間だったのか?そもそも幽霊持ち帰ってどうすると言うのだろうか俺は……。でも大抵こういう感じで始まる関係はすぐ壊れる。今後この世界を生き抜く上で色々と協力してもらわないといけないのにこいつ相手にそんな適当なことはできない。まあ否定も肯定もせず無難に行くかあるいは否定も肯定もしてやるのがいいだろう。あ、肯定多めでね。
「あのなあ……、まあ少なくとも自殺したのはかなりの早計だったな。」
ウッと彼女は呻く。否定できない事実だしな。
「でもこの島で生きてくことが出来る出来ないと今のお前の悩みは関係ないよ。そもそもサバイバルなんて状況を想定して訓練してないとどーしようもないとこあるしな。」
お前は想定してたのかよって突っ込まれると男の子ですので……としか答えられないかも。いや古白がサバイバルになるかも的なこと言ってたし。そんな中学二年生男子みたいな理由だけではないよ断じて。
「それに俺はほら、すげー田舎の人が少ないとこで育ったからさ。今までも生活の何もかもをある程度一人でやる必要があっただけだよ。今の生活はその延長みたいなものだし。その代わり俺は世間一般の常識に疎いしな。お前は俺なんかよりずっと領地経営について悔しいだろう?そうゆうことだよ。」
と諭すように言ってやる。言っててなんか下げて上げるみたいな悪い男のイメージがちらついた。前世についてはこれ以上はあまり考えないことにしよう。古白だってあんまし考えるなって言ってたしな!
モジョモの方は結局しばらくは黙り込んでいた。声をかける感じでもなかったので物を片付けて、白い砂をリヤカーに積見込む。砂が十分量たまる頃には復活したのかこっちの作業をまたじっと見ていた。そんなに変な行動してるのかね俺?
その後、家の位置まで戻り、トイレと風呂作りを開始した。トイレは少し大きめに作って、部屋と風呂場の両方から行けるようにした。お風呂の部屋の大きさは2畳ぐらいにした。ゆったりと寝転べたり座れる感じのちょっと変わった浴槽にした。外から焚き火で温めることのできる石窯タイプにしたが。めんどくさい時は貯めた水に火魔術をぶち込んだほうが手っ取り早いかもしれない。風呂の排水は川の方まで水道管を通すかたちにした。便所は汲み取り式にするため、地面に『土鋳型』で無理やり大穴を開けた。こんもりと大岩の横に積もった土は後で塀にでもすることにする。便器は洋式にした。
2階を作るために、風呂とは反対側に階段を作る。そのまま2階を作った。こっちもそのまま六畳間だ。黒の部屋も高さは2mぐらいにしたが、さすがに1階と同じようには行かず。壁の一部や天井の隅の方が外に突き抜けたりしたので、その辺も『土鋳型』に頑張ってもらう。もちろん『土硬化』も忘れない。さらに登ってくる方とは反対側に階段を作り、その向こう側に階段の下から調節する感じで貯水用のタンク用の部屋を造った。3階はベランダにした。階段を登り扉を開けたら外に出る感じだ。まあベランダというよりは屋根のある屋上である。岩の形も考慮して、一部や屋根がない部分を作った。そこに切り出した岩を変化させて作った日時計をおくこの辺は傾斜をつけたり、階段からベランダに出る部分に段差を設けたりして排水がきちんとうまくいくように設計した。貯水タンクも上から穴と蓋を作り、風呂5杯分ぐらいの水は余裕で貯めれるようにする。まだ配管を作りきっていないので水はまだ入れない。2階の貯水タンクの部屋の切り出した岩を運び出した時の穴はそこに配管用の穴を開けそこに水が集まるように床を漏斗状にした後に塞いだ。
白い砂が切れたので再び砂浜まで取りに行く事にする。太陽はもう真上を通り過ぎ、体感時間では午後3時位を過ぎたあたりだと思う。
切り倒した木は盛り上がった土の横に重ねた。なんとか水分を抜く方法を考えないとマキや木材として使いにくい。後で適当な魔術を探してみようと思う。思ったより岩が大量に余ったので、倉庫も岩製にすることにした。風通しを多少良くし、傾斜のある屋根を取り付けた。中に戸棚やBoxを作り、今まで野ざらしだった岩製道具類を放り込んで、雨どいも取り付けた。排水の仕上げは、川まで溝を掘り『土硬化』で硬化させ家の中の水道管(岩製)と雨樋の水はそこにうまく流れていくように調節する。雨が降り出したので家の中に戻る。
テーブルやベッドなどの家具は2階に上げ1階に台所を作る。蛇口を捻れば水が出るように水場とトイレの水洗部と風呂のシャワーも作った。水場の横にはかまどを作ろうと思ったが煙をどうするか解決策が思いつかない。炊事場はいっそ外に屋根付きで独立して作った方がいいのかもしれない。
蛇口の構造はモジョモにとって全く理解ができなかったようでそれを眺めながらしきりに頭をひねっていた。雨が止んだので、貯水タンクに水を溜め、水の配管が上手くいったかどうかのチェックをするためにもひねって見せてやる。
「これ、すごいわね。いちいち井戸から水汲んで来なくてもいいなんて。似たようなものが外国にあるとは聞いたことがあったけど……。」
と言っていた。この世界には電子製品がないことは知っていたのでだいたいの文明レベルがわかる気がする。まあ、無人島にいる間は、その辺はあまり考えなくてもいいだろう。
最後に日が沈む前に窓の位置を決めた。今はポッカリ穴が開いているだけだがそのうちすのこでもたらそう。雨が降っても水が入らないよう出っ張ったやねをつける。
そうこうしていたら日が沈んだ。
晩御飯を食べた後ランプに昼間拾っておいた小枝を折って、魔術で火をつけて部屋を明るくする。内装を整えた後、かねてより考えていたMPを可能な限り使い切る方法の一つを試すことにした。
無限のメモ帳だ。
石製のペーパーナイフを使ってページを切っては再生させる。この紙はメモはもちろん鼻をかんだり、トイレの後使用したりと大活躍することになる。昼間に鑑定した内容で覚えていることをメモしたりもした。
初めは狂ったようにページを切っては再々させる俺を何やってんのこいつみたいな目で見ていたモジョモだが切り取った紙に色々書き始めるとなんか納得したようだった。失礼な奴だな。
小枝も無くなって日が消えそうになったので寝ることにする。今日はこの指輪をはめたままでちゃんとMPとかが回復するか確認を取りたかったので「もう寝るわ。」と、いうと……。
「え、わたしもここで一緒に寝るの?」
と、トンチンカンな事を言い出した。
「いや、幽霊って睡眠とるのか?」
「さあ?しらないわ。でも言われてみると全く眠くないわね。」
「じゃあ問題ないじゃねーか。」
「嫌よ、暇じゃない。この部屋にずっとじっとしてろっていうの?」
うーん俺の寝顔とかじっと観察されたりするのは、なんかやだな。よしいつもの如く口先で丸め込んどこう。
「睡眠はしっかりとってないと精神衛生上良くないといわれてる。幽霊も精神体みたいなもんだし。取ろうと思えば取れるんじゃね。」
「それもそうね。試してみるわ。それはそうだけど、どこで寝るのよ」
会話がふりだしに戻っていた。
「そもそも要求があるなら昼に言えよ。こう暗いと何もできん。明日それっぽい場所を作るから今日はその辺にでも浮かんどけ。」
「嫌よ、結婚前の女性は、男と同じ部屋で寝たらいけないのよ。」
相変わらず面倒くさいなこいつ。調子が戻ってもめんどくさい。まあ女というのは男にとっていつでもめんどくさい存在なのかもしれない……。実に哲学的だね。いったい俺は前世でどんな経験をしていたのだろうか。
「1階で浮かびながら寝なさい。指輪の有効範囲だろ。」
「あんたがベッドで寝るのに。」
「わかったよ。ベッドはお前が使え。」
「俺が1階で寝袋使って寝る。」
眠くなってきたのに不毛な争いが始まりそうだったのでさっさと折れることにした。わめかれて、寝れなかったらアホみたいだしな。
1階に降りる。なんで睡眠環境が昨日より悪化してるんだ。明日は予備のベッドを作ることを決め、さっさと目を閉じて眠った。
呼び出したモジョモは何故か元気がない。
ヨースケは住む場所をひたすら快適にすることに1日を費やすのだった。




