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INFINITE Monsters Online~猫狂い少女による無自覚無双~  作者: 如月 隣夜
第二章 第一回公式イベント 五カ国親善試合
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第四十四話

その後は三日ぶりのハルナちゃんとフジミヤ内を散策して別のフィールドでシャクヤクのレベル上げをして少し早めにログアウト。


茜さんが昨日一昨日と夜番だったので構ってあげないと拗ねちゃうからね。少し子供っぽいけどそこが茜さんの魅力だと私は思う。


ヘッドギアを外してスマホを確認。

通知が2件。


1件は生天目ちゃんから体育の授業のダンスの振付に対しての質問。


これは私の分かる範囲だったので教えて上げた。


もう一件は母からだ。

今週末の土、日曜日には日本に帰ってくるから食事でもしないか?という誘い。


仕事が落ち着いてきたみたいだ。

私の奢りで温泉にでも連れて行こうかな。


食事を終えてまったりムード。


今日の夕食は銀鱈の味噌漬けだった。


皿洗いを終えた私がソファに座っていると茜さんが隣に座った。


「美空ちゃん、今日はお疲れ様ー。私が遠征してる時に襲撃なんて災難だったねー。」


「いやー、同盟の皆さんには感謝しかないですよ。けど占領せずに普通に通行するだけで良かったんじゃないですか?占領された都市に居たプレイヤーも少なからず参加してたっぽいですけど…?」


「うっ…それはその…少し興が乗ったと言いますか…早かれ遅かれミヤコまでの領土を取りに行く予定だったと言いますかー…ごめんなさい…」


「別に怒ってないですよ。茜さんには自由裁権を認めてますし、ゲームなんですから楽しんだ者勝ちですよ!まぁ今回は襲撃者が余計に増えてしまったので同盟メンバーに迷惑が掛かってしまいましたけどね。攻略した都市はそれにリスナーも手伝ってくれましたし。攻略した都市は責任を持って管理してくれますよね?」


同盟メンバーが勝手に都市攻略をしない様に同盟の設定で自由裁権というものがある。


これは同盟主のみが設定出来て都市攻略を別働隊で動かせる様な仕組みだ。


初期に私、アカネさん、セレーネさんで別れて三都市攻略したのもこれを設定したからだ。


アカネさんが攻略した都市にいたプレイヤーは二手に別れた。


敵対するか、味方になってくれたかの違いだが後者は積極的に情報や捕縛などをしてくれた。


スノウさんやサクヤちゃん、セレーネさんのファンが動いてくれた形だ。


「美空ちゃん怖い…分かったよー…やっておきます…」


「よろしい。あ、三日後から始まるトリオなんですけど、別枠で登録するつもりなので宜しくお願いしますね。茜さんは参加しないって聞いてますけど一応報告です。」


「別枠って華天メンバー以外と出るってこと?」


「そうです。見守り隊のステラさんとその幼馴染です。」


「ステラちゃん?幼馴染って誰だろー?」


「本当は聞かされてるんですけど、当日まで内緒です。私的には名前を言うのさえ憚れる人物ですね…」


「あー…大体分かったぞ…その人は最優の騎士とか呼ばれてる?」


「ほぼ答えじゃないですか…正解です。アーハーですよ。」


「そっかそっか…こりゃー荒れそうだね…皆に報告しとこ…」


茜さんがスマホを少し弄ってから私に顔を向けた。


「そういや美空ちゃん、昨日の配信でのオフ会の権なんだけどどうするー?世麗那の方で調べ物は終わって美空ちゃんがOK出せば動けるけどー?」


「えっ?もうそんな状態なんですか?おいもの坂田さんとか公式イベントにするって話はどうなりました?」


「その辺も世麗那が調整済みだよー。夏休み期間に五カ所くらいで計画中らしいよ?全部三条家の私有地なんだけどね、美空ちゃん次第だって。」


もうそんな話になってるのか…

私が許可すれば全部が動き出すみたいだし、責任重大では?


「その五カ所は何処なんです?私達が呼ばれるーとかは有ったりします?」


「東京、大阪、名古屋、博多、札幌のカ所だよ。オファーはあるけどこっちに任せる方針らしいよー?あ、世麗那の無人島はオフ会主体で親しい人しか呼ばないって方向性にも出来るって。」


東京なら近いから行けるけど他の4か所は少し遠いな。

興味はあるけど状況次第かな?


「およ?噂をしたらメールが来たね。近い内に直接話がしたいって坂田さんから来たよ。その時は美空ちゃんも同席してくれないか?だって。」


「近い内にですか。学校が終わった後ならいつでも大丈夫ですよ?土日は両親が一旦帰国するらしいので実家に帰りますけど。」


「じゃあ近い内の平日17時くらいで聞いてみるねー。」


「土日は美空帰って来ないの?」


テレビゲームをしていた深雪さんがボスを倒したのか問いかけて来た。


ご飯や家事の分担の件もあるからちゃんと伝えとかないと。


「そうですね。月曜は実家から学校に行ってそのまま帰って来ますので夕食お願いしますね。」


「分かった。美空の好物沢山用意するね。」


わーい、深雪さん甘やかしてくれるから大好き。


「私は四日くらいは美空ちゃんと会えないのかー。」


「茜さんは夜シフトですもんね。誰か代わりとかは雇えないんですか?」


「開店当時はton点館とエトにゃんが居たんだけどねー。独立してペット用品の会社始めちゃったから穴埋め出来なくてねー。なぁなぁで今日まで来ちゃったのさー。 後一ヶ月もすれば社畜丸がブリーダーの資格を取るし、ドーンさんとこの警備会社とも提携することになってるから多少は改善される筈だよ?」


「社畜丸さん、身体大丈夫なんですか?過労で会社辞めたんですよね?」


「大丈夫だと思うよー?残業無しで睡眠時間も八時間取れて体調も頗る良好だって大はしゃぎしてたし。行く行くはケットシーの店長を任せるつもりー。」


社畜丸さん大変そうだ…頑張れ、大人。


「それじゃ水曜日は三人でご飯食べに行きませんか?」


「お、良いねえ!パスタ食べに行こーよ!」


「私はピザ…イタリアン予約しとくね。世麗那の所のホテル。」


「イタリアンですか!良いですね!でもそしたら世麗那さんとか咲久耶ちゃん、初音さんや毬萌さんも誘いましょうか?」


「ええーい、ウチの所属タレントと来れる人スタッフ全員呼んじゃえ!美空ちゃんも早めに顔合わせした方が良いでしょ?」


「世麗那に伝えとく。多分バイキング形式になるけど大丈夫?」


「私は一向に構わん!なんちゃってー」


「私も大丈夫ですよ。」


「じゃあそれで。美空は月曜か火曜空けといて。」


「ほえ?何か有ります?」


「ドレス仕立てないと。それにウィッグも調整しておかないとだから。これからメディアに露出が多くなる筈。先んじて動かないと。」


「あー…そうなりますか…分かりました、空けときます。」


「そういえばまだ言って無かったけどラジオのレギュラーが一本、バラエティが四本、CM3本に映画、ドラマ出演が2本来てるよー。」


ほえー!?

私お茶の間デビューするの?

あまり自信は無いんだけど…


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