◎interval 登場人物紹介という名の寸劇。③
眼を止めていただきありがとうございます。
何時も読んでいただいている方々には感謝感激飴アラレでごさいます。
設定整理調整のための小ネタinterval回が何故か長文になりました。
前回からサークルの絵描き相方がお試しでミネルバ卿やらアイン殿下のイラストを提供してくれているものを入れてます。
お目汚しでなければそちらもお楽しみください。
◎トビアス君家ちのハーレム事情②
貴方の隙間にもちもち癒し隊。
あひるももちろん癒し隊。
「よろしければ あひる隊、今いる子達をお持ち帰りになりますか?」
そのへんわちゃわちゃしていたあひるが一斉にこちらを見た。
圧が怖い!
「お風呂にこのあひる8羽は多いだろ」
バリエがめっちゃ顔を明後日の方向に向けた。
肩がゆれてる、いいんだよ笑っても。
「あひるは東の辺境伯夫人の特注と聞く、他に渡すのは如何なものだろう」
しょぼんとするあひる…話理解出来るのだろうか?
「フィギュアは本題が終わったらで大丈夫、急がないけれど」
ちょっと言い淀む。
「出来たらこの間見たツヴァイのもふもふのぬいを一体譲ってもらえないだろうか?」
「……」
私の背後でミネルバ卿が隠しポケットから何か出した、可愛らしいもふもふ梟の顔のがま口?
袋の財布じゃなくてがま口…。
がま口は東の辺境の特産物と聞く。
東の辺境とは……。
がま口をパッカリ開いたミネルバ卿。
「言い値で! 」
めちゃドヤ顔で言った!
いやいや、ミネルバ卿、自分の欲しいものは自分で……と思い出す。
お金持っていなかった!
昔、ツヴァイのミルクやおしめを用意するのにあんなにお金の苦労したのに!
買い物しないと金銭の感覚を忘れるのだろうか。
要るものは宰相や侍女が黙ってても揃えてくれていた、その弊害か。
王城の外には出ないからお金を使わないからか。
最近王城地下ダンジョン行ってないからか?
なにより、宰相の庇護を受けてから欲しいものなど考えななかった、財布の必要性を感じない生活だった。
今までで一番欲したのはツヴァイの生命の保証。
それは宰相に己を売って叶えられた。
私が財布を失念していた事にショックだったのだろうか、皆が慌てている。
王子などと持ち上げられながらぬいぐるみ一つ買えないとは。
トビアス君がちょっと自分の上着の胸元を指で開けると中からツヴァイもふがみよっと顔を出した。
好奇心旺盛な眼をした子だ。
「この子が一緒に行きたがってますがいかがでしょうか? 」
正直に話そう。
「済まない、お金を持っていなかった」
トビアス君、私の事情など気にしない笑顔でぬいを進めてくる、ぬいもヤル気だ。
「販売促進用に誰かに貰われるために作った子なので値段はついていません」
両手を水をすくうように出すよう指示され、その通りにしたら掌の上にていーんと乗ってきた。
暖かい。
撫でていいのだろうか。
するともう一つぬいがトビアス君の懐から床にぽとりと落ちてうごうごしている。
…虫か?
ウロチョロしていたあひるの一羽がそのぬいの首回りのもふっとしたファーを咥えて自分の背中に放ると、上手くちょんと乗った。
それはファーの付いたマントを付けた王様仕様の私のぬいだった…。
…どんくさい自覚はある…。
どんんくさい私のぬいを背中に乗せたのは四男坊と呼ばれていたあひる隊、ミネルバ卿モデルのあひる…。
前は茶の瞳だったのに、いつの間にか赤の瞳に眼鏡をかけている。
アッシュグレイの髪の下に黒が混じっている所がちゃんと作り込まれていて笑った。
俺も連れていけと胸を逸らせるあひるをトビアス君は私のぬいごと持ち上げると私の手の平にいるツヴァイもふの下に乗せた。
「一つでは寂しいでしょう」
ぬい三段重ね!。
メガ盛り!?。
三段メガ盛りは安定が悪かった。
落ちる、ツヴァイぬいが落ちる!
落ちかけるぬいをあひるがガッと咥えて背中の王様ぬいと一緒に私の懐に飛び込んだ。
ベストに潜り込んで定位置を探るようにもそもそする1羽と2つのぬい。
「可愛がってやって下さい」
トビアス君は私の身長に合わせて眼を見てくれる。
「ありがとう」
ぬいとあひるを作ってくれて。
眼を合わせ話をしてくれて。
トビアス君の微笑みはミネルバ卿のように仲の良い兄がいたらこんな感じなのだろうかと考えさせられる。
私はツヴァイに兄として、ちゃんと出来ているのだろうか。
そしてあひるよ、もちもちに挟まれムフーンとしてるが何気にハーレムか?
「…新たな護衛騎士爆誕?」
バルトが両手で口元を抑えて堪えながらの発言。
一撃で隣のバリエにツッコまれてのけぞる。
避ければいいのに…。
それはいつもの裏拳ではなく手刀ではないか?
ベストの襟からドヤ顔を出すあひる、とぬい二つ。
それを見て何かを感じたミネルバ卿、イキナリあひるの頭を摘まんで引っ張り出すとトビアス君・アイル氏・ヨナス氏を連れて机の方に向かったかと思うと何やらごそごそし始める。
「?」
ぐぁ? が と鳴いていたあひるが最後の方では断末魔の雄叫びを上げ始めた。
「な、ナニしている? 」
虐待?
あひるがハーレムしていたので嫉妬?
立ち上がろうとする所をバリエに肩を掴まれてバルトに手で目を塞がれる。
「殿下におかれましてはお疲れの所と存じます ここで暫しの御休憩を」
バルトの目隠しはすぐはずれたが、ミネルバ卿ら四人が邪魔で手元が見えない。
残されたぬいが胸元でガクブルしているんだが……。
トビアス君を膝枕していた猫耳侍女が丸いテーブルを正座している私の前に出すと、その上にカップとソーサーと対になる模様の小さな丸いカップを置く、中身は緑のお茶。
「東の辺境のその奥の秘境で産出される緑茶でございます」と猫耳侍女。
お茶うけに白い皮に黒いチョコレート? 豆? が入った太ったマシュマロ? を出してきた。
「お土産に頂いた大福でございます」
ミネルバ卿の甘い土産とは大福だったようだ、魔法使いの連中も侍女に紙で挟んだ大福を貰って手づかみで食べている。
でも私は何で正座のまま?
めっちゃ肩もんできますバリエ卿、なんで私の肩掴むとみんな揉んでくるんだろう?
私も恐る恐る懐紙という紙で挟んだ大福を食べてみる。
手づかみで食べるという菓子は甘くてもっちりしていて美味しかった。
そうでしょうと、ドヤ顔の猫耳侍女。
…ゴーレムだよね? 表情豊かだよね、羨ましい。
夜気が何処かから流れてくる。
王城内職員寮には大きなベランダがあり、少し窓が空いていた そこからか。
外を見る。
私達がわちゃわちゃしているうちに外は宵闇から漆黒の闇に染まり、王城の灯が仄暗い湖面に浮いて見えた。
射干玉の夜、月もない闇
夜陰に乗じて蠢くものたちの時間だ。
この緩い時間も終了だ。
最後にお茶を飲み切る。
「そろそろ図書館棟に戻る」
お茶御馳走様、と立ち上がると声をかける前に私の声が聞こえたのかトビアス君の机で作業していた四人が振り向く、ミネルバ卿の手にはくたっと魂抜けたようなあひる隊、4男坊。
何故かアイル氏とヨナス氏がやり切ったようないい笑顔なのが怖い。
ナニしていたの?
…それ、ゴーレムだよね? 元々魂ないよね?
天を仰ぐトビアス氏の顔色と対照的なんですが?
あと、トビアス君、もう鼻血止のガーゼ取っていいのでは?
にっこり嗤うミネルバ卿、顔が凶悪。
トビアス君の仮住まいを辞して、卿は私を縦に抱きあげると片腕に乗せ、あひるを自分の肩に乗せる。
しがみつくあひる隊。
留め具もないのに落ちないのだろうか。
王城内にある職員宿舎は職員通用門のすぐ脇。
通用門の左が職員用宿舎、右が城に務めている職員用の施設・食堂、カフェ、休憩室、仮眠室などがあるため昼夜問わず人通りがある。
図書館棟は中庭の回廊の先にある。
中庭三分の一に華奢な作りの格子の鉄門があり、鉄門のこちら側にはほぼ貴族は来ない。
中庭の回廊の鉄門をくぐる、急ぐのだろうか、全く下ろしてもらえずそのまま進む。
本来、人目の多い場所では自分で歩くようにしている筈なのだが…段々人気がなくなっていく? 夜でも仕事があるために交通量は多い場所なはず。
護衛騎士達の気が張る。
「おいあひる、バリエのトコ行け」
「グァー!」
一声鳴くとその先、斜め後ろを歩いていたバリエの顔面に突撃した。
「ぐへ!?」
バリエに気を取られている間に前方5メートル先に侍従と侍女の姿の男女5人が行く手を塞がれていた。
首筋がピリリと毛羽立つ気がして振り返ると並列に並ぶ向こう側の回廊に派手な貴族の男女と子供が立っていた。
側妃と第三王子、その護衛騎士とあと一人は貴族名鑑でも見たことがない男。
皆、静かにこちらを観ていた。
「高見の見物ってやつですか」
横手の側妃達、行く手を塞ぐ者ども。
ニヤリと嗤うミネルバ卿はそれはそれは凶悪な顔をしております。
あ、ヤバい。
ミネルバ卿が。
「もしかして私達が一般職員を傷つけて暴れたとかの冤罪をかけたいのでしょうか?」 バリエ、丁寧な言い方しても事実は変わらない。
「間違えて殺っちまっても大丈夫、権力でもみ消してやるわ、おほほほほ って感じですかね」
バルト、変な裏声気持ち悪い。
それより第三王子に事件現場を見せていいのだろうか。
父親の腹上死の現場の娼館にも母親につれられて来ていた腹違いの兄。
「顔を合わせたこと数回とはいえ、同じ王子 子供が死ぬところを見せていいものなのだろうか? 」
三人が微妙な顔をしている。
「あいつらに俺らが負けると? 」
ミネルバ卿が私に凄んで来る。
いや、教育上どうなんだと言う話です。
バリエもソレ、ちゃうでといいたげに裏手でツッコむ。
「負けるのか? 」
ミネルバ卿の欲しい言葉は知っている。
「まさか」
眼が剣呑な光を帯びている。
「君達は負けない」
真顔で答えると当たり前と、ニヤリと嗤った。
「私も死ぬ気はない」
まだ王宮内のどぶさらい位は役には立つ。
誰にも死相は出ていない。
だから、大丈夫。
「後は任せる」
それだけ言う すっ、と酸素を腹に溜める。
「行く手を塞ぐことの意味は分かっているのか?」
四方に響くように声を張る。
ソチラがその気なら戦おう。
「私、アイン ドンナー ノイエクラッセの行く手を遮る意味を問う」
当たり前だが応答はない。
何も知らずに通行しようとしていた職員が慌てて踵を返す。
窓から顔を出した者も、私と向かい合う侍従達を確認すると奥に引っ込んだ。
…どれだけの人間が正しい証言をするだろう。
くすくす忍び嗤いが聞こえる。
悪意の側に手を引かれる甘やかされた子供は俯いていた。
「二度目の問いだ 私の行く手を遮る意味を問う、陳情ならば頭を垂れろ、攻撃ならば反逆罪だ」
対峙する侍従、侍女達は無言、ご丁寧に騎士の剣を取り出す。
騎士の剣は支給で皆同じモノを持っている。
しかし、一部の護衛騎士、上級騎士は自分用の剣を使う バリエは短槍、バルトは双剣、ミネルバ卿は拳…刃物より凶悪。
丸腰の所を騎士に襲われたと言うには杜撰な計画だな。
侍従共が剣を構え、我々との距離を詰めてくる。
「あひる、やれ」
はい?
ミネルバ卿、今四男坊あひるに指示だした?
あひる、ゲップを伸ばしたような声で長く低く鳴いている。
あひる?
バリエの頭の上であひるの輪郭がブレて肥大化し、私達をすっぽり覆う…というか廊下いっぱいに巨大化したあひる四男坊、ドヤ顔です。
「幻覚ですよ? コレ」
イタズラの成功を喜ぶ悪ガキが此処にいる。
「さっき、冒険者時代のアイルが使ってた幻覚発生装置をあひるに仕込みました、装置を持っていると自分が巨大化する幻覚が見せられるだけのモノなんすけど」
ニヤリ。
「案外役に立ちましたね」
ああ、こう言うヒトでしたミネルバ卿は。
本体あひるはバリエの頭にチョンと乗ってドヤ顔。
野朗三人はバリエを中心に肩組んでる。
飲み会帰りの酔っ払いか!
「オラオラ! かかってこいやぁ」(嗤)
何処のチンピラだ!
はっ…! あひるの威を借る梟…?
ミネルバ卿が挑発、向こうから私達は見えていない筈(巨大あひるに覆われている?)
なんだか申し訳ない。
向こう側の回廊にいた大人達は眼を剥いているが俯いていた子供はキラキラした眼であひるを見ていた。
アレ?
業をにやした侍従共が突入してきたが何故かあひるの外周辺りで火花を散らせて弾き返される。
幻覚では?!
しらっとミネルバ卿。
「幻覚の外周をバリエの雷魔法で囲いました」
「これはヨナス氏の捕縛魔法を紐魔法として魔石に仕込んで俺らを囲い、ソレに沿って雷魔法が発動するようにしたんすけど」
「いつの間に!」
「各自の魔法を持ち寄りでアイルがいい感じに纏めて仕上げました」
何故かミネルバ卿が鼻高々?
「魔法属性の相性とか相剋とかはどうした?」
何故私が焦っているんだろうと、キョンとするミネルバ卿、脳筋め!
「あ、宿舎の方から警備兵とか衛兵とかやっと来ましたねぇ」
バルトがのんびり確認。
バリエは眼が死んでる…魔力使い過ぎるとこうなる見本の様だ…あひるに魔力吸われたか、合掌。
剣を握る侍従、侍女が倒れている所で、助け起こすこともしない衛兵、呆然とアヒルを見上げている。
こいつら側妃の仕込みか。
図書館側からも複数の足音、コチラの騎士団は倒れている侍女、侍従達、ついでに何もしない衛兵達も捕縛した。
「こんな阿保な作戦考えるのはよんだろ? 魔法を解いて出て来い」
というか、あひるがミネルバ卿モデル。
バレバレでは?
「二兄ぃ、あーこんちまたお日柄も良く〜」
何語?
あひるがなんだか首振ってる。
外からブボっと複数吹き出す音が…。
あひる、もしかしてアテレコして首振ってたのか。
流石ミネルバモデル、仕様が凶悪。
「魔法を解け! 事情聴取ができん」
まあ…ミネルバ卿の話に合わせてあひるが上下左右に首振ってたまにキョンと小首をかしげたら気が散るな。
■ホーク ゲイガン ミネルバ 24歳
騎士団統括局 副長 子爵
東の辺境出身。
正式名称 東域辺境領 領主家 ミネルバ東域辺境伯家 次男 子爵位は親から領地と共に貰った。
武器:日本刀 魔法:身体強化 火、風、土 称号:剣鬼
日本刀は東の辺境産。
黒に赤茶が混じった髪色 眼は赤茶 脳筋です。
「黙っていればモテる」
「剣大好き団員にモテてます(脳筋男共限定)」
剣大好き筋肉共は目をキラキラさせてミネルバ卿を見ているそうデス。
「…野朗にモテてもうれしくない…」
四男と同じ事を言ってる。
※備考 乙女ゲームの攻略対象、筋肉枠…予定だったが現在は未定(その枠にモブ予定だった四男がいるので)
長男の誘拐事件以来四男坊を気にしている。
彼女も婚約者もいないのにいい匂いのサッシュを持っている(きっと手作り:私怨の入った四男談)
「にちょんはよんちゃん好きだよね」
「俺はいつまでその呼び名で呼ばれるんだ?」
「私が老衰で儚くなる最後までにちょんだよ」
「じゃあ俺が儚くなるまで兄上は〈いちゃん〉だな」
「兄弟だからな」
兄弟仲は良好だよ(笑)
図書館手前、中庭回廊。
「二兄、お疲れ様! 」
ミネルバ卿はいつも脳筋。
「よん、なんだあの巨大あひる?」
副長は疲れていた。
側妃派が色々やらかした後始末に前国王陛下の暗躍の手助けに実家からのあれやこれ……、そして働かない衛兵に立ってるだけの近衛兵。
第一王子が襲われても働かない王城警備。
いきなり回廊に出現した黄色いあひるのおもちゃ(四男仕様)俺ノアヒルジャナクテヨカッタ…。
じゃなく!
「コレ、新しい護衛騎士見習い」
手のひらで示されたバリエの頭に貼り付いたあひるがドヤ顔。
「道塞いで来たんであひるの雷魔法でバリーン、警備隊あひるにびっくり、彼方は計画通りいかなくて怒」
手のひらをゆらゆらとゆらしながら向こう側の回廊を指し示す。
騎士団統括局副長直々の部下に事情聴取に行かせたが、側妃は金切り声で、何やらが鳴り散らしている。
言葉の端端に「化け物」「処分」など物騒な発言が聞こえる。
「……」
副長は額を押さえた。
「報告書早めに出せよ」
いいんかい! アイン殿下にツッコミ神が降臨。
「殿下にはお怪我などはありませんか?」
「私は何もないが事情聴取はいいのか? 」
「いつもはバリエ卿が報告係でしたがアレではムリでしょう」
副長の目線の先にはイケメンにあるまじき顔面で白目剥いたバリエがいた。
「あひる!」
「がっ!」
私が呼んだら秒で飛んできて懐、王様ぬいとツヴァイぬいの真ん中に収まった。
ベストがキツイ。
「その子らはトビアス君が作ったゴーレムですね」
騎士団統括局副長と眼が合う。
この人も私と眼を合わせても物怖じしない。
真面目にあひるを観察されるとちょっとソワソワする。
元の場所に返して来いと言われたらどうしよう。
副長は指であひるの頭をグリグリしている。
大丈夫?
「執務室まで警備の人員を増やしますか?」
「大丈夫、ああ…」
頼んで何処かに監禁されたりはないだろう。
「バリエを医務室まで運んで貰えないだろうか? 魔力使い過ぎでこの後仕事にならないだろうから」
「御意」
胸に手を当てて敬礼された 護衛騎士達以外に敬意を表される挨拶をされるのは久しぶりだった。
「警備はバルトとミネルバ卿とあひるがいれば大丈夫」
そう伝えると、ちょっと小首を傾げて私の顔を覗き込む。
その癖はミネルバ卿に似ている。
「四男坊のあひるか、ちゃんと仕事しろよ」
普通の鳥にするようにかりかり頭をかいてやると、ぐるぐると半眼になるあひる。
気持ちいいのか?
…ゴーレムだよな? あひる。
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画像挿入テスト第二弾(笑)
護衛騎士目線のアイン殿下
「つむじ、突つきたくなります」
「突いたら不敬!」
「いただきました(笑)ご褒美!」
「こいつ気持ち悪い!」
画質落としまくって荒れているのはご容赦を。
アイン殿下の健やかな成長を願う〈見守り隊〉にあひる四男とぬい参戦! 国王陛下の裸踊りから殿下達を守る! かどうかはとりあえず棚の上へ。
次回から本編、〈国王陛下、裸踊りの夢を見ているのか〉に戻ります。
「そんなタイトルじゃねーよ!」
ミネルバ卿、ウメボシ待機中。
次回は地下会議場で波乱の予感?




