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デスペルわぁど モンスター図鑑

100話記念ということで、モンスター図鑑(前半)を作ってみました。モンスター名や考案に至った由来を作者が好き勝手に綴ってるだけなので飛ばしてしまってもなんら問題はありません。



※本作の大幅なネタバレを含みます。最新話から読み進める方は十分にご注意ください。


《スケルトン》ランクE(F)

〈屍の姿で甦った死者。自らの姿を取り戻そうと執着し、生きとし生ける者に襲いかかる本能の塊。〉

〈攻撃手段は手に持つ武器か脆い全身を使った物理攻撃のみであり、空っぽの頭では魔法を習得することも不可能。〉


[レンの転生先初めてのモンスターということもあり、初期ステータスの全容は不明になっていますが、書き直しの時にいまの形態にしようかとも考えています。]



《シャークファングウルフ》ランクE+

〈海のギャング譲りの牙は切れ味抜群で、その力を誇示するためか性格も獰猛である狼。なんにでも噛みつく癖を逆に利用されることがしばしばある。〉

〈後述の《ファンブルドッグ》とは対の存在であり、互いに敵対はしていないものの矛と盾の関係にある。Eランクの中でも高い攻撃力を持ち、牙で一度噛みつかれれば重傷は免れない。〉


[因みに《ファンブルドッグ》を考え付くまではあくまで普通の狼として扱うつもりでした……。後付け設定で揺らぐ古参の威厳e]




《ゾンビ》ランクE+

〈外的要因で死亡した人間は亡者となり、生を求めて闊歩する。酷く毒性のある体液を周囲に散らしながら、本能のままに餌を探し続けている。〉

〈魔法を扱う知能は無いが、アンデッドの由縁である高いスタミナとパワーを持ち合わせており、身体が破損しても平気な顔で本能のままに動き回る。〉


[毒性のある体液をレンが活用することもなく、ただただ汚物を吐き散らかすゲロインみたいになってしまったのを白い目で読み返してます……強く生きろ主人公。]





《ヒュースシープ》ランクE

〈一般的な家畜として知られる《ミートピグ》の鳴き声を真似ることで相手を誘い、弱そうな相手なら狩るという狡猾な思考を持つ羊型モンスター。見掛けに寄らず肉食であり、豚飼いの子供が《ヒュースシープ》に惨殺されて食べられるという事件があった。


楽に狩れないと思ったら《ミートピグ》の鳴き声を真似て撹乱し、隙を見て逃げるとこまでワンセットという、悪知恵の働くモンスターとしてほんの一部の村では恐れられている。〉


[ヒュースはある国で豚を表す言葉。羊も豚もそこまで変わらないと思ってましたが、羊の方が近接戦闘が強そうという理由だけで採用しました。]





《バンパンジー》ランクD-

〈周囲に騒音を撒き散らす悪戯癖のある猿型モンスター。柔軟な身体と高い身体能力を持ち、常に標的の近くで聞くに耐えない騒音を鳴らし続ける。標的の怒りを買うと逃げ出す。〉


[元ネタはモンスターハンターのケチャワチャという大型モンスター。名前の由来はバン(叩く音)とチンパンジーであり、音ゲーあるあるの台パンとも掛けています。]


[レンにとって実質初めての格上との戦闘ということでかなり濃いキャラとして仕上げたつもりですが、いつものことながら文才が追い付きませんでした。]





《キノボリトカゲ》ランクE

〈枯れ木の幹や枝に擬態して天敵から身を隠しながら餌となる昆虫を捕食する蜥蜴型モンスター。じっと周囲を観察する能力と忍耐力に優れ、近くに潜む獲物を探し当てることもできる。〉


[名前は非常に安直で、Eランクということもあり特徴のないモンスターに仕上げましたがその大きさは頭から尻尾まで約一メートル。滅茶苦茶長いです。]


[進化先がやたら多く、精鋭五匹を全部別方面に進化させるところまでは考えてましたが、後述のあれは完全にやりすぎだったと反省しております……。]





《ペテンツリー》ランクF

〈魔女の悪戯によってモンスターにされてしまった若木。戦闘力は無く、周囲にモンスターを呼び寄せることしかできない。時折やってくる小柄な生き物をパクリと食べる様子が稀に見られる。〉


[前述の《キノボリトカゲ》同様不憫枠。特に日の目を見ることなく巻き込まれるやられ損みたいな役回りです。一応Fランク(スケルトンはE判定)の進化条件はステータス依存ではないため、条件さえクリアすれば動けなくても進化できなくはないです。


いつかレンに一泡ふかせることを願ってあげてください。]





《プレデターマウス》ランクD-

〈甘い匂いを周囲に振り撒き、哀れにも釣られたものをなんでも喰らうと恐れられているモンスター。《プレデターマウス》に食べられたモンスターは陽の目を見ることなくゆっくりと消化される。〉

〈獲物を見つけると消化液を口から吐き出して攻撃するばかりか、肉であればなにも構わず食らう獰猛な性格である。〉


[説明文に記載されていない寄生モンスター枠。こういうサプライズ要素も取り入れたかったという完全自己満足です。]





《ビッグイモータル》ランクC-

〈地中に潜伏してじっと待ち、鋭い爪で蟻地獄のように獲物を追い詰めて捕食する土竜型モンスター。昆虫から小動物まで何でも食べる。〉


[圧倒的格上の存在として、そして寄生された憐れなモンスターという二面性を表したのがコイツです。《プレデターマウス》に寄生されてからというもの、常に脚にされ続けるという悲しい末路に。]




《スネークバイトオウル》ランクD

〈蛇の尻尾を持ち、本体の飛行能力と尻尾の毒を生かした攻撃を行う。愛らしい姿が非常に人気であるが故、かの貴族や商人たちからはごくわずかな期間だがペットとして高値で取引されていた。



だが尻尾の存在に気づくや否や自分には扱えないと手放すものが続出し、放された《スネークバイトオウル》によって《カシャの森》は毒の雨が降り注ぐ死の森となったという話は有名である。〉


[道外れ毒梟という名の通り、スバルは仲間とはぐれた所でレンと出会い、力を認め共に歩むことになりました。今思えばD-ランクに下げてもいいと思っているくらいですが、やはり空中というアドバンテージがある以上今のままでもよかったり。]




《ゴルド=ラット》ランクE-

〈金を誤って摂取したことで身体が金色に輝いたネズミ。戦闘能力は皆無だが、色褪せない宝石のような価値のある身体を狙う冒険者から逃げるために洗練された脚は他の追随を許さない。〉


[冒険者や勇者に狙われるメタルスライム枠のモンスター。《=》付きのモンスターは特定の条件を満たすことでしか進化が出来ない足枷付きであり、冒険に狩られるために生まれたともいえる不憫な子。]


[ちなみに純金の毛皮と金を含む血が高値で取引されているだけで、倒してもお金を落とすなんてことはないです。]




《ゲノムシーカー》ランクD+

〈アンデッドであるが故か嗅覚が異様に発達し、優れた気配感知で獲物を逃がさない。周囲に溶け込む能力により隠密することを得意とする狩人ハンターである。〉


[レンの進化先のモンスターであり、《ゾンビ》時代より格段にステータスが向上しています。書いていく中で「あれ、嗅覚が発達した描写無くね?」とも思いましたが、《気配感知》習得がそういうことなんだなとでも思ってください。]





《テルミンチョウ》ランクD-

〈自由に声帯を操ることでモンスターを呼び寄せる楽器型の頭をした鳥型モンスター。本体の戦闘力は高くない。

この世には《テルミンチョウ》と同種族の別モンスターが数えられぬほどいると言われ、彼らが揃えばあらゆるモンスターを呼ぶことができるという言い伝えに誘われるがまま、欲望に駈られ乱獲した商人の住む街が一夜にして崩壊したという話がある。〉


[前述の説明文通り、後述の《ゼプラコーン》を引き寄せたのはコイツです。鳴き声が同じだったことで気づいてくれた方がいらっしゃったら嬉しい限りです。名前の由来は言わずもがな楽器のテルミンであり、外見(頭)もそれに似せています。


なぜテルミンなのかというと、太鼓の達人に収録されていたテルミン狂想曲という曲を発見した時、その名前に惹かれた結果こうなりました。]





《ファンブルドッグ》ランクE+

〈回避と防御に優れた犬型モンスターで、不気味に笑う仮面は攻撃を受け流して生じた相手の隙を利用することで逃げ延びてきた。〉


[前述の《シャークファングウルフ》とは対の存在であり、同時に彼をネタ枠にした元凶です。その扱いも酷く憂さ晴らしに吹き飛ばされた挙げ句キモいと罵られる始末。進化先は普通に強い部類なのに……。]





《ゼプラコーン》ランクD+

〈雷が落ちた場所に現れ、そのまま住み着くとされる傍迷惑な馬型モンスター。ユニコーンを見たと言う者の八割はこのモンスターとの見間違えである。


雷の魔法を操り、鋭い角と脚力で近接戦もこなす。


学者によると、そのあまりに似通った姿は幻獣ユニコーンが自らの身を護るために産んだ影武者であるという説が浮上している。〉


[ 《テルミンチョウ》に呼び出された縞馬ユニコーンです。《放電》や《ホーリースピア》など、近~中距離の戦闘を得意とする同格のライバルみたいな存在に位置付けしました。《血のドーピング》を乱用する元凶にもなりました。]





《ゴーストトーチ》ランクF

〈動物霊と幼き人魂が気紛れと悪戯に魂を呼び起こしたことで生まれたゴースト。正式な手法で呼び覚まされなかった魂はやがて消え逝く運命であり、消滅や爆散という悲惨な末路を迎える。


稀に第三者の使い魔として消耗品感覚で遣われる。〉



《爆発物でありソレ以上でもソレ以下でもありません。ルーパのもつアイテムによって呼び出された言霊のような存在ですが、彼女がどこからそのアイテムを手に入れたのかは作者の私でもわかりません。》






《メガロルフ》ランクC-

〈海のギャングの名を冠するモンスターの牙を持つ陸のギャング。大きな体格に似合わぬ俊敏さと狡猾さで獲物を追い詰め、堅牢な骨をも砕く鋭い牙で仕留める狼型モンスター。〉


[海のギャングを名乗る陸のハンター。個人的に気に入ってる名前のモンスターです。《シャークファングウルフ》の正統進化であり、その特徴をしっかり受け継いでいます。レンからはストーカー呼ばわりされて嫌われていましたが、狼というか……肉食動物の性質上仕方のない行動だと思います(小並)。]






《スカべシアン》ランクC-

〈光を反射する輝く盾のような面で正面からの攻撃を無力化する犬型モンスター。防御力のみならず多彩な妨害魔法を操る。顔が汚れると、硬いものに擦り付けて顔を磨く。〉


[ 《メガロルフ》の相方として進化前ファンブルドッグ時代に受けた雪辱を果たすが如くレンを追い詰めます。名前の由来はスカベラ+シアン(外国語で犬)。因みに書いている途中、彼がどうみてもポケモンのトリデプスなんじゃないかと思ってました(世代なので)。]






《クヌギネズミ》ランクF

〈深い森から岩山、人家まであらゆるところに生息するネズミ。その殆どは捕食者に食べられるが、とんでもない繁殖力によって数千年もの間絶滅を免れている。

とある学者が《クヌギネズミ》を模した計算を産み出した。〉


[前に書いていた小説の引き継ぎという感じでリメイクした本作ですが、その前作から名前ごとこちらに引っ越してきたモンスターです。前作では蟷螂に食べられる悲惨な末路をたどった子であり、不憫すぎる説明のせいで進化先から外されるという悲しい過去を持っています。


気になるかたは前作のコミュ娘(未完結)の方をちらっとみてくれると嬉しいですかね。あまりに拙いものでもう書く気も起きませんが……。(内容もリメイクといって同じですし)]





《パンドラジャンホイール=ロビン》ランクC-

〈国々の間で密かに兵器として造られていた魔力で動く殺戮機械。《凍水》と《炎焔》、本来は打ち消し合う二つの気質を合成することに成功し、そのときに発生するガスを推進力とし、立ち塞がる障害を粉砕する。

また、極めて稀にまるで意思があるかのような挙動をすることがある。〉


[名前の由来はパンジャンドラム+パンドラ、そして製作者のロビン。人類が生み出した機械型モンスターとして登場させましたが、手がつけられず爆発オチ……作者の底が知れるとか言わないでくださいよ?いいですね?]




《エイルドラゴン》ランクC+

〈暗闇を好み、視力が衰えている代わりに聴力と嗅覚に優れた漆黒のドラゴン。邪悪な見た目に反して非常に温厚かつ無害であるが、産卵期には一転して凶暴になる。


《エイルドラゴン》の卵は美味であり、食用のみならずあらゆる方面で非常に価値のあるものであるが、それを取った瞬間全てをねじ伏せようと黒竜は暴れ狂い、永遠に盗人を追い詰めるために地を駆ける。〉


[本当の意味で格上だと知らしめたモンスターであり、レン達の前に圧倒的な力で立ち塞がる強敵として執筆しました。最終的に呪いに耐えきれず自壊したところを進化したレンに弔ってもらう形で永遠に眠ることに。]





《アインベル》ランクC

〈六芒星の六番目に位置する、現在は失われたとされる種族。呪いと涅闇の魔法に長けておりその代償によって黒く染まった腕を振るい対象を直接呪い苦しませる。


身体のあらゆる部分に呪いが蔓延している。〉



[レンの進化先であり、周囲のマイナスな感情や意思、言葉を感じ取ることができる今亡き種族です。因みに六芒星(六属性)にそれぞれ基盤となる種族が存在します。]

後半(場合によっては中盤?)もそのうち書きたいと思ってますので、長々とした駄文になりますが付き合ってもらえたら幸いです。

(。・ω・。)

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