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【アンソロジスタ・アソート】魔法の卒業試験で国宝の内部魔力を調整して各地を周る話  作者: うぶいずむ
みちしるべ 3

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23/31

⚪️


 パルヴェンス王国での魔法遺具調整を終えてから数日後、2人は辺境の宿に滞在していた。


「明日には入国できるわね……ごめんね、予定より遅くなっちゃった」


「期日が区切られてるわけじゃないんだ。無理しないで、良い状態で臨めるのがいちばんだよ」


「ありがと……その分、着いたらバリバリやるわよ〜」


(やっぱり、まだ本調子じゃなさそうだな……)


 空元気は明らかだった。


 リノを国葬で送ってから、とりとめのない会話でどうにか繋いできたが、ルイーナは時折頭痛を訴え、休みながらの進行となっていた。


「次は……変な国、なんだっけ?」


「こらっ、言い方っ! 国民全員が左利き、って法律らしいよ」


「なんだか、窮屈そうなところね〜」


 夜明けに目指すのは、ウルテンジーア王国——


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