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第59話 告白ってこういうことだよな?

「認めるよ。お前は立派なレディーだ」


「ふふん。どうやら私の魅力にようやく気が付いたようね」


 あ、そのドヤ顔はちょっとガキっぽい。

 でも逆にそういう幼いところが残っているのがコイツらしくていいのかもな。

 いや、別にロリコンだからじゃなくて。


「じゃあ、これでわたし達は文句なく恋人だね!」


 まったく。本当に分かって言ってるのか怪しいもんだが、こうなったら俺も男として決めるところは決めておかないとな。


「あぁ。だとしたら形としてもきちんとしておかないとな」


 そう言ってワナビの手をそっと握る。

 突然の行動に意味が分からず、キョトンとした表情のままだ。


「ワナビ……いや学。俺はお前のことが好きだ。俺の恋人になってくれるか?」


 男女の付き合いというのはどちらかから告白して始まるものだと聞いている。お互いの気持ちは確かめ合ってるのだから、こういうのは省略してもいいのかもしれないが、なんとなく男としてこちらからハッキリさせておく必要があると感じたんだ。

 俺の告白を受けたワナビは顔を真っ赤にして口をパクパクさせている。酸欠か?


「ど、どうしたの、突然。もう恋人同士だって言ってるのに……」


「なし崩し的にそういう関係になるのはちょっと違うんじゃないかと思ってな。それで、返事は?」


 こういうことは想定になかったのか、下を向いてモジモジしている姿が愛らしい。

 やっぱりこいつ、可愛いな。

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