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【日間4位☆感謝】アポカリプスなう ~天才科学者とのスローライフ【500字小説】  作者: あるて
第二章 二人の関係

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第52話 意味わかってんのか?

「何が恋人だよ。家族との違いもよく分かってないくせに」


 女の子はおませだとはよく言われたものだが、さすがに何の情報もない中ではそういうわけにもいかなかったんだろう。

 十五歳という年齢を考えれば、ワナビはかつての同年代と比べてもずいぶん純真な方だ。

 色恋は本能に基づいた部分も大いにあるが、さすがに何の知識もなければそれを認識することも難しいらしい。

 そう思っていたんだが。


「ふふふ。本当に何も分かってないと思う?」


 意味ありげな笑みを浮かべ、こちらの様子を伺うワナビ。

 その目からは先ほどの涙はもう消えていて、その代わりに別の色が浮かんでいるような気がする。


「どういう意味だ? 実際、恋人って何なのか分かってなかったじゃないか」


「女子、三日会わざれば刮目して見よ! だよ」


 それを言うなら男子だろ。

 そんな古い日本語、どこで覚えてきたんだ。


「お母さんがよく読んでた小説で勉強したもんね! その本で恋愛とはどういうものなのかしっかり勉強しましたとも。まぁ本の中ではなぜか男の子同士で恋愛してたけど」


 まさかの腐女子。

 ワナビのお母さんって結婚して子供も産んでるんだよな。まぁ人の趣味ってのは実際の生活とは違うものということなんだろう。

 それにしてもそんなもので恋愛を勉強したって……。

 本当に正常な恋愛観なんだろうな……。

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