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第3話 命のやり取り?
「おっとその銃を抜くんじゃないよ」
まさか懐に隠した銃に気が付くとは。ってか手を突っ込んでるんだからバレバレなんだが。
それにしても自信満々に言うということはこいつも武器を隠し持ってるのか?
しかもそれを俺より早く抜く自信があると?
「痛い目に遭いたくないからね」
お前がかよ。
そこは痛い目にあいたくなかったらね、じゃないのかよ。
「当たったら痛いと思う間もなく死ぬけどな。50口径デザートイーグルだし」
旧時代の遺品だが、威力は抜群。
かつて『世界最強の自動拳銃』と言われただけあって、頭にでも当たれば半分吹っ飛ばされるだろう。
「死んだら痛いじゃん。余計やだよ。いいから物騒なもんから手を離してよ。うかうか降りてもいけないじゃん」
自分は非武装なのを主張するように、手をひらひらとさせている。
どうやら本当に危害を加える気はないらしい。本人は。
さっきから雨後の筍のごとく湧いてくる白い悪魔が武装していなければ、の話なんだが。
【バンゴウフダヲオトリクダサイ】【イラッシャイマセ】【ボクデッパークン】
さっきからどんどん増えてくるし、いい加減ウザい。
壊したらあの娘怒りそうな気がする。
仕方なく俺は懐から手を抜き、娘が下りてくるのを待つことにした。




