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第31話 油断したな?

「なんだそれ、珍しい銃じゃねーか」


 こいつら、レールガンも見たことないってことはど素人だな。

 なら問題ないだろう。


「なんだ、興味あるのか?」


「面白そうなもん持ってんな。それをこっちによこせばこの場は見逃してやってもいいぜ」


 それは嘘だ。

 新しいおもちゃを手に入れた時、人間ってのは手近な的を使って試し撃ちしたくなるもんだ。

 人の命をなんとも思わないこの時代、こいつらが手に持ったおもちゃをこっちに向けるのは火を見るよりも明らかだ。


「欲しけりゃ勝手に持っていけよ」


「へへへ、聞き分けの良いやつは長生きできるぜ」


 そう言って近づいてくる背が低い方の男。

 こいつアホだ。

 銃を向けながらとはいえ、得体の知れない相手の間合いに飛び込んでくるとは。

 もう一人の男も銃を向けていることには変わりないが、その射線上には既にこの男が被っている。


「バカ」


 後ろに回していた手で腰の後ろに指していたテーザー銃を素早く抜くと、至近距離に迫っていた男に向けて引き金を引いた。


 強烈な電流を浴びたそいつは声を出すことも出来ずに震えている。

 感電したときには息は吐くものじゃなく吸うものだからな。


 もう一人の男はこのチビのおかげで陰になり、何が起こっているのか分からない。見えているのは相方が突然震え出したことだけ。

 それを見逃す俺ではなく、チビを盾にしたまま、テーザー銃をそいつに向けてぶっ放した。

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