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第27話 そこかよ?

「って気になるのそこ!? もっとこう、ゾゾーってくるところあっただろ」


「え、どこ?」


 何だコイツは。

 変な奴だとは思っていたが、やっぱり普通の人間とは感覚が違うのかもしれない。


「いや、幽霊だよ! 俺はこの目で幽霊を見たの! この世には本当に目に見えない存在ってのがいるんだよ」


 まさか十五歳の少女にこんな説明をする日が来るとは思わなかったぞ。

 普通これくらいの歳の子って怪談話とか好きだったりするもんじゃないのか。あ、こいつ普通じゃなかったわ。


「得体の知れないものなんてこの世にはごまんとあるよ。宇宙で言えば結局ダークマターもダークエネルギーも観測すらできなかったし、ブラックホールだって光を出さないから本体そのものは見えない。プラズマだって物理的には挙動が予測不能だし。身近なところで言えば麻酔なんてどうして効果があるのか原理は解明されてないし、この世界は三次元って言われてるけど本当は十一次元まで折りたたまれているなんて話もある。反物質だって生成されては対消滅してるらしいし、いつか宇宙を滅ぼすかもしれないものに比べたら幽霊なんて無害じゃない」


 なんかつらつらと持論を述べられたが、半分も理解できなかった。

 頭のいいやつと会話すると頭が痛くなるのはどうしてだろう。


「で、結局漏らしたの?」

「最高機密だ」

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