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第18話 どうやって作ってる?

「おいひー! こんな食事ひさしぶひー!」


 だから飲み込んでから話せって。

 まぁ美味しそうに食べてるのを見てる分には気分がいいけどな。

 それにしても、肉以外の野菜は豊富だな。玉ねぎ、人参、ジャガイモ、長ネギが焼かれており、塩漬けキャベツやきゅうりなんかもある。どうやってこんなに作れるのかが気になる。そんな綺麗な土地がたくさんあるのか?


「この野菜、どこで作ってるんだ?」


「ん? 地下だよ」


「地下!?」


 地下だと日光が届かない。そんなところで野菜が育てられるとは思わないんだが。


「食事が終わったら見に行く? すぐ近くだよ」


 近くにあるのに目に入らなかったのは地下にあったからなのか。本当にそんなことができるのなら野盗の目も誤魔化せるし、食料自給という面では理想的だろう。


「是非見てみたい」



 そして俺にとっても久方ぶりの豪華な食事が終わり、ワナビの案内ですぐ近くの洞穴に足を踏み入れていた。


「こ、これは……」


 天然に出来たであろう洞穴の天井の一部に穴を空け、鏡を張り合わせて日光を隅々まで行き渡らせ、天井にはスプリンクラーを張り巡らせて雨を模している。たくさんの白いあく……ロボットが動き回り、植物の世話をしている姿は地下だというのにどこか牧歌的だ。


「これはすごいな。もっと広い場所で行えばもっとたくさんの人を養えるんじゃないか」


「そうなんだけどね。それにはちょっと問題が……」


 言葉を濁すワナビ。これは俺の出番かな。

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