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【日間4位☆感謝】アポカリプスなう ~天才科学者とのスローライフ【500字小説】  作者: あるて
第五章 近づく関係性

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第183話 本気ですか、ワナビさん?

「い、い、い、一緒にネルネルネルネ⁉」

「うん、それだと意味が変わっちゃうね。お兄さん、いったん落ち着こう」


 しまった。俺としたことが動揺しすぎて自分がツッコミ役だということを失念していた。

 まさかワナビに突っ込まれる日が来るとは。


「一緒に寝るってあれだろ? 同衾だろ? 添い寝だろ? Sharing the bedだろ?」

「うん、今度は言い方を変えただけだね。全部合ってるけど、何の意味があるのか分からない」

「いや、お前! 男女七歳にして同衾せずって言うだろ!」

「古いにもほどがあるでしょう。お兄さんは江戸時代に生まれたの?」


 いかん、さっきからツッコミ役をずっとワナビにさせてしまっている。

 これでは俺たちのアイデンティティーが崩壊する。

 とりあえずおちちゅけ、俺。


「本気?」

「うん」

「そっか」

「うん」


 やはりワナビもそこは恥ずかしいのか、再確認すると短く返事をするだけで、黙りこくってしまった。

 ただ黙々と歩き続ける二人。

 心臓の鼓動が握った手から伝わってしまうんじゃないかと思うくらい早鐘を売っている。

 口から飛び出しそうだっていうのはこういうことを言うんだな。


「ど、どっちのベッドで眠るんだ?」


 ワナビのラボにはキッチンとラボにシングルベッドが一つずつ。俺はいつもキッチンの方で寝ていたから、今日はラボの方だろうか。


「ううん、空き部屋を改造してダブルベッドを置いておいた……」


 い、いつの間に……。

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