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【日間4位☆感謝】アポカリプスなう ~天才科学者とのスローライフ【500字小説】  作者: あるて
第五章 近づく関係性

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第182話 女の子ってズルくない?

「そういうことだったら、今日はもう遅いし、早く寝て明日朝一番から向かおうぜ」

「暗かったら怖いから?」

「そうじゃなくって!」


 くそぉ、楽しそうに笑いやがって。

 今から街に帰ってバイクで向かったら、間違いなく日が暮れた後に到着するじゃねーか。

 深夜の徘徊は危険も多いし、避けるに越したことはない。

 バイクで走ってたら野盗に遠くからでも発見されるし、夜行性の肉食獣なんかもいることだしな。

 

 そんなことを考えていたらワナビが俺の顔を覗き込んできた。

 

「なんだよ?」

「どうせ野盗とか肉食獣とか、言い訳考えてたんでしょ」


 んな! ど、どうして分かった……。


「意地っ張りなお兄さんだからすぐに分かるよ!」


 そんな見抜かれ方は不名誉なんだが。

 まったく、女の子ってのはすぐに成長していくんだな。


「わたしはお兄さんが漏らしても嫌いになったりしないのに」

「それは軍事機密だって言ってるだろ!」

「あははは!」


 嫌いにならなくても、やっぱり笑うんじゃねーか。


「それでさ、お兄さん」

「ん?」

「今日はひとつだけお願いがあるんだ。聞いてくれる?」

「あぁ、俺にできることなら何でも聞いてやるぞ」


 最近株が下がりっぱなしのような気がするから、ここらで男らしいところを見せておかないとな。


「今日の夜は、一緒のお布団で寝ない?」


 ……ひょっ⁉

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