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【日間4位☆感謝】アポカリプスなう ~天才科学者とのスローライフ【500字小説】  作者: あるて
第四章 街の発展

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第178話 まだ覚えてたの?

「俺とあのおっさんを同じにしないでほしいんだが……」

「でもいろんなこと知ってたり、強そうなところは似てるじゃん」


 あ、そっちか。そういう意味ならまぁ似てるかもな。なんせ俺に色々叩き込んだのはあのおっさんだし。

 戦う知識ばっかりで他のことは何も教わってないが。

 いや、あのおっさんの性格を考えたら教わらなくてよかったかもしれん。


「それに二人とも銃を持ってるし」


 それこそ軍人時代の習性みたいなもんかもしれないな。

 特にこんな世の中だし、身を守る物をもっていないと落ち着かない。


「軍人ってのはな、ただ勇敢なだけじゃ早死にするだけなんだよ。常に銃を肌身離さないくらい臆病で慎重になれた奴だけが生き残れるんだ」


 いろんな奴が死んでいった。いい奴も嫌な奴も関係なく。

 俺が生き残れたのは臆病だったのと、運がよかったからだ。

 

「お兄さんは臆病なんかじゃないよ!」


 俺の自嘲気味な笑いを吹き飛ばしたのはワナビの声だった。


「お兄さんは苦手な廃墟にも、わたしのためだと思ったら怖いのを我慢してついてきてくれた。本当に臆病な人は苦手なことや都合の悪いことからから逃げちゃう人のことだよ」

「ワナビ……」


 どうしてお前はそんなに俺を肯定するんだ……。


「お漏らししたことだって教えてくれたし!」

「それは最高機密だって言っただろ」

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