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【日間4位☆感謝】アポカリプスなう ~天才科学者とのスローライフ【500字小説】  作者: あるて
第四章 街の発展

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第177話 本当に最初から決まってた?

「あのな、ワナビ。俺は確かに少年兵だったけど、特殊部隊じゃないぞ」


 あと特殊性癖でもない。


「え! そうなの? いろんなことができるし、とっても強いからてっきり」

「もうそんな綺麗な時代じゃなかったからな。潜入も工作もやりはしたが。境界線自体も曖昧になってたしな」

「へーそうなんだ。じゃ、田中のおじさんは特殊な人?」


 言い方。いや、ある意味あのおっさんは特殊なやつではあるな。いろんな意味で。


「あのおっさんは鬼軍曹ってやつだ」

「ぐんそー? 汚れを落とすやつ?」

「それは重曹な。字は似てるけど違う」


 まぁ確かに重曹並みに便利なやつではある。

 どこから仕入れたのか知識も豊富だしな。伊達に年は食ってないってことか。


「軍隊の最小単位をまとめる役だ。つまり俺らみてーなのを引き連れて戦場を駆け回ってた変人だよ」

「ええ! じゃぁ田中のおじさんがお兄さんを兵士にしたの?」

「いや、そういうわけじゃない。あのおっさんは軍に入った俺にいろいろなことを叩き込んでくれた人だ」


 今明かされる衝撃の真実。

 ある意味俺も衝撃だが、それ以上にワナビは驚いたようだ。


「そうなんだ。けっこう付き合いが長いんだね」

「再会できたのは偶然だったけどな」


 軍がなくなってみんな散り散りになっちまった。旅をしてる途中でたまたま集落を築いてたあのおっさんに会ったんだよな。


「そっかー。お兄さんのいろいろ変なとこはあのおじさんの影響なんだね」


 おい、今どういう意味で納得した?

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