第172話 命名してやろうか?
クレーンで複数本の木をボタン一つで軽々と吊り上げ、どんどん積み込んでいく中田のおっさん(多分)
となりでは田中のおっさんが腕組みをして突っ立っている。
こいつ、今日はほとんど働いてないんじゃね?
まったく、その腰のマグナムは飾りかよ。
ん?
そうだ!
「田中のおっさん。おめーらちょっと名前がややこしいしよ、続けて発言されると読者がゲシュタルト崩壊しちまうんだよ」
「あははは! 誰だよ、読者ってのぁ!」
「うるせー。大人の事情だ。とにかくおめーら紛らわしいから俺が新しいニックネームをつけてやる! 田中のおっさん! おめーは明日からマグナム田中だ! なんならマグナムだけでもいい」
マグナム「お、なんか昔のプロゴルファーみたいだな」
そういやそういうのもいたらしいな。ジャンボかトールか忘れたけど、なんかそんなの。
でもおっさんたちのイメージで言うとどっちかというとA〇男優なんだよなぁ。
中田「お、兄ちゃん、俺にはかっこいいのつけてくれねーのか?」
「必要あるか? 田中のおっさんがマグナムになったんだから、もう見分けはつくだろ」
「あんだよ、つまんねーなー」
そういう問題か?
「あ、それじゃわたしがつけてあげるよ!」
お、ワナビが? デッパー君の名付け親がどんな名前を付けるのか、楽しみだ。
「うーんとね、チョコボール!」
そのネタはいけない!




