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【日間4位☆感謝】アポカリプスなう ~天才科学者とのスローライフ【500字小説】  作者: あるて
第四章 街の発展

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第171話 手伝いに来たぜ?

「一本でも苦労していたのに……」


 田中のおっさんが持ってきたクレーン船が流木を何本かまとめてつかんでいく。

 やっぱ機械はすげーぜ。


「すごいね、お兄さんがあんなに頑張ってたのをいとも簡単に」


 やめてくれ、なんだか自分が役立たずに思えてくる。


「でも、一生懸命頑張ってたお兄さんはかっこよかったよ!」

「!!」


 最近、ワナビが可愛くて仕方がない件。

 俺の心のやらかいとこを、つんつんついてきやがる。


「おう、兄ちゃん! いい雰囲気なところワリ―んだがもうひとつの船をもってきてくれるか?」

「おう、分かったぜ、田中のおっさん!」

「いや、おれは田中じゃなくて中田だ! わっははは!」


 ややこしい!

 名前も似てるくせにキャラまで寄せてくるんじゃねーよ!


 かき分けしにくいだろうが!

 セリフの前に名前つけて話しやがれ!


 田中「俺らそんなに」

 中田「わかりにくいかな?」

 田中「兄ちゃんがおかしいんじゃね?」

 中田「おれらこんなに個性的なんだぞ」

 田中「だよなぁ」


 も、もうやめてくれ! パッチワークみたいにしゃべるんじゃねぇ!

 縦読みでも横読みでも成立するのが微妙に気持ち悪い!

 なんかもう文字じゃなくて碁盤の目みたいに見えてきたんだが


「なんだだらしねーなー。俺らの村には他に中田中とか日中とかいるぞ。


 全員四角で構成されている……。

 みんな集まったら絶対ゲシュタルト崩壊じゃねーか……。

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