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【日間4位☆感謝】アポカリプスなう ~天才科学者とのスローライフ【500字小説】  作者: あるて
第四章 街の発展

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第165話 電力は?

「どちらにしろここにも電気を通さないことには機械を動かせないんだろ? 電力は大丈夫なのか?」

「うーん、原子力発電所でも作る?」

「それだけはやめておけ」


 ワナビならデッパー君を使って本当に作りそうだから恐ろしい。

 どうすんだよ、事故ったら。


「今はどうやって電気を作ってるんだ?」

「風力と地熱だよ」


 風力は分かるけど、地熱までやってるとはな。

 日本なら効果的な発電方法かもしれねーけど、一歩間違えると大地震の引き金になることもあると聞いたことがある。

 でもワナビならその辺の圧力計算もしっかりしてるだろう。


「もう一個地熱発電作ろうか。地震増えちゃうけど」


 全然考えてなかった。

 本当に大丈夫なのかよ。確かに人口密集地も高層ビルも無くなったから、大地震が来ても被害は少ないかもしれないが、それでもいい気分はしないよな。


「大丈夫だよ。お祖父ちゃんと作った建物は全部免震構造だから」


 そんな技術力あるなら地熱のほうもどうにかしろよ。

 なんだか知識に偏りがあるんだよな。


「まぁこんな世の中だ。地震を怖がるより生活を安定させる方が先決だよ」


 田中のおっさんがまともそうなこと言ってるが、天災を引き起こすってのもどうなんだろうな。


「それに地震が来たらお兄さんがわたしを守ってくれるでしょ」


 邪な気持ちも混じってたか。

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