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【日間4位☆感謝】アポカリプスなう ~天才科学者とのスローライフ【500字小説】<不定時>新>  作者: あるて
第四章 街の発展

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第161話 楽しんでない?

「わははは! あぶなーい、お兄さん走れー!」


 お姫様抱っこをされながら無邪気にはしゃぐワナビ。

 すぐ近くにデッパー君よりでかい岩が落ちてきた。

 笑い事じゃねーから!


「おい、いっつもこんな危ないことしてんのか?」

「そんなわけないじゃん。いつもは真っすぐ掘り進めていったから戻してくる必要なかったもの。そろそろ向こう側に出そうだったから、今回初めて逆回転させたんだよ」


 初めてのことをするのにいきなりフルパワー出すんじゃねー!

 後ろを振り返ると相変わらずシールドマシンは逆回転をしており、何体かのデッパー君が弾き飛ばされている。

 あれ、大丈夫なのか?

 まぁ千体もいるんだから少しくらい減っても問題はなさそうだが。


「あーデッパー君、また修理しないといけなくなっちゃったな」


 え、大破してもおかしくないくらい吹っ飛んでるのに修理で済むの?

 さすがは白い悪魔。あ、あり得ないエネルギーゲインだ!

 すぐそばにデッパー君が飛ばされてきた。あちこち凹んでべこべこになってはいるものの、バラバラになっているのが恐ろしい。

 し、しかもこいつ……う、動くぞ!


 でもしばらくすると岩盤地帯を抜けたのか、さっきまでの轟音が収まってマシンの空転音だけが聞こえるようになった。終わったか。


「おい、もう大丈夫みたいだぞ」

「ん、もう少し……」


 俺の首に腕を回し、しがみつくワナビ。

 ちょっと恥ずかしいんだが。

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