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【日間4位☆感謝】アポカリプスなう ~天才科学者とのスローライフ【500字小説】<不定時>新>  作者: あるて
第四章 街の発展

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第157話 0か100か?

 でもこれで田中のおっさんが提案した二つの問題は解決した。


「おっさん、他に困ってるようなことはねーのか?」

「そだな。食料に関してもちょうど人数分の生産量があるから問題はねーしな」

「……ちょうど?」


 俺のセンサーが反応した。


「ワナビ、俺が旅に出て人を集めてる間に食料の増産体制は整えたんじゃなかったのか?」

「整えたよ! 地下農場をいつでも広げられるようにして、少々増えた程度ではビクともしないようにしてある」

「じゃーなんで今はちょうど人数分なんだ?」

「だって多めに作って腐らせたらもったいないじゃん」

「そうじゃないんだ」


 食料というのは軍に勤めていたらよく分かるが、生産分だけに頼るのは危険すぎる。昔は他国から輸入するという方法もあったが、この時代にそんなことはできない。つまり備蓄分が必要になってくるんだ。

 嵐や寒波、熱波で生産量が減ったり、植物が病気になった際にでも持ちこたえられるようにしておかないと。


「なるほど! さすがお兄さん! それじゃーさっそく農場を広げに行こう!」


 そう言って案内されたのは地下農産場のさらに奥。

 そこには巨大なシールドマシン——地面掘削用の円筒形の機械——が鎮座していた。おいおい。


「こんなもん誰が作ったんだ? やっぱお祖父さんか」

「ううん、デッパー君!」


 こんなもん組み立てられるなら家くらい作れるだろ!

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