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第14話 どうやって生きてんだ?
「軍人さんだったら銃を撃つのはお手の物だね!」
当然だ。自動小銃はもちろん、もっとでかいレールガンやコイルガンも扱ったことがある。
射撃の腕は隊でもトップクラスだ。動物を狩るくらいなんてこともない。
「これでお肉が食べられるぅ。ぐふふ……」
すでに肉の味を想像してるのか、よだれを垂らしてやがる。きたねーな。
年頃の女の子がそんな顔するもんじゃねーぞ。
まぁこの薄汚れた格好でいるのを見るに、あんまり気にしちゃいないんだろうが。
「今まで何を食って来たんだ」
「小さい土地だけど、どうにか解毒できたからそこで野菜を作ってるよ」
簡単に言ってるが、これは相当なものだ。あらゆる化学兵器を使って行われた最低最悪の戦争のせいで、世界中の土壌は死んでしまったと言ってもいい。
品種改良のせいで育ちにくくなった人間用の野菜が育つような土地なんてわずかしか残っていないだろう。
生き残った人間の大半はそういう所にコミュニティを作って避難している。
それ以外の人間はそういう場所を狙う野盗どもだ。生かさず殺さず、最低限を残して奪っていく外道。
そんな連中の跋扈する場所から離れてこんな荒れ地で過ごすのは並大抵のことではない。
俺はにわかにこいつの言う「発明品」とやらに興味が湧いていた。




