表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
148/170

第146話 それ、反則じゃね?

 ヒルヒルヒルヒルという音を立ててトラックを現場に乗り入れると、田中のおっさんが恵ちゃんと一緒にお茶を飲んでやがった。


「おー兄ちゃん! 昨日はお楽しみだったみてーだな」


 やかましーわ。

 娘の前で下品なこと言ってんじゃねーよ。


「アホか。10トンの砂を土嚢に詰めて積み上げるのがどんだけ大変だったと思ってんだ」


 そう思ってふと見ると、すでにプールはほられ、有孔ブロック、砂利、粗砂までひかれてやがる。

 さすが、仕事が早いな。

 運搬はデッパー君がやっただろうが、これだけきれいに敷き詰めるのも大変だったろうに。


「おっさんもがんばったみてーだな。ちょっとは見直したぞ」

「んあ? ほとんどこのロボットがやってくれたが? 俺っちはこの辺の粗砂がいいなって指示したくれーだ」


 ガッデム!

 ハズレくじ引いたの俺だけかよ!


「ずりーぞ! おやじ!」

「お、おぉ? なんで涙目になってるんだ?」


 うるせー! こっとは土嚢作成に秒速を求められるわ、休む間もなくハンティングさせられるわ、やっとの思いで狩ってきた肉はほとんど食われるわ、夜中に爆散させられそうになるわで大変だったんだよ!


「なんだなんだ? まぁいろいろあったことだけは察するが、そういやなことだけでもなかったんだろ? ワナビちゃんの寝顔は可愛かったか?」

「うん、天使だった」


 チョロ過ぎか、俺。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ