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第118話 初恋は淡いレモンの味?

「それじゃ、今からお姉さんの家に行こうよ!」


 待て待て待て。七歳児をあんな魔窟に連れて行ってたまるか!


「だーめーだー!」


 恵ちゃんが健全に成長するためにも、あんなものを見せるわけにはいかない。

 女の子はおませだし、これからは他にも同年代の子供がいるから自然と知識が身についていくだろう。

 今からあんな偏った知識を身につけるのだけはダメだ!


「どうして? 恵ちゃんも小さくたってもう立派なレディーだよ? いつ恋人ができてもおかしくないんだから」


 ワナビがお姉さんみたいなことを言っている! うぅ、その成長は嬉しいんだが……。

 やっぱりなんか違うんだよなぁ!


「レディーでも物には順番ってものがあるんだよ? まだ初恋も済んでいないような子に、いきなりステップを飛ばすのはおかしいだろ。ワナビだって研究はまず基礎からだろ?」


 顎に手を当てて考えるワナビ。研究を引き合いに出すとしっかり考えようとするんだな……。


「初恋ならさっきお兄さんで済ませたよ?」


 恵ちゃん? 初恋ってそんな仕事帰りにサッと済ませるようなもんじゃないんだけど?

 とんでもない速さの通過点に使われてるな、俺。


「なら問題ないじゃん」


 問題だらけだわ!

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