表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
105/140

第103話 全部それでいいかな?

「まぁお前にも好みはあるだろうから、それは俺も知っておく必要があるな。うん」


 あれ? 俺が学に言い聞かせられてる。

 なんか立場逆転してね?

 ダメだ。やっぱりここで足踏みしてたらロクなことにならねー。さっさと終わらせるためにも早く次に行かないと。


「まぁ服なんて最初だけの話なんだからいいじゃねーか。先に進めてくれ」


「それもそうだね。えーっと……あれ?」


 学が首を捻る。今度は何だ?


「この人、中途半端に服着てるままなんだけど」


 そう言われて端末を覗いてみたら、服を脱ぐ描写は過ぎてまずはキスから入ってるんだが、完全に脱いでいるわけじゃない。

 あぁ。そうだったよ。

 この本は戻るも地獄、進むも地獄の無限牢獄なんだった。


「ビルの中で読んだやつは全部脱いでたのに、どうしてこの人は途中で止めてるの? これも好みの問題?」


 いらんこと教えてしまったかなぁ。好みの問題。

 こういう分野ではほとんどの事がそれで説明できてしまうから逆にタチが悪いんだと今気づいたよ。

 でも一つ一つを説明していくのも俺の精神がもたないし、全部好みの問題ってことにしようかなぁ。


「そうだな。服を着たままの方が興奮するという人間もいるから、それも好みの問題だ」


 だけど、こう言ったら……。


「お兄さんはどっちが好き?」


 ははは。

 

 こうなるんだよなぁ。


 性教育してたはずなのに、いつから俺の性癖暴露大会になった?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ