↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
余次元住まいのハザマ様! part3 室生家の日常   作者: 山桃
― 御影 編 ―

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
5/35

癖に刺さる君

アルバイトを始めてから数日経ち、ある事に気がついた。


御影様は離れにある浴室とトイレを使うのだけれど、排水溝には髪の毛が落ちておらず、トイレもキレイなままだった。


ゴミ箱を見ると、洗髪後の髪とトイレ用の拭き取りクリーナーが捨ててあり、使用後にご自身で綺麗にされているようだ。


(私が掃除するから良いのに……) と思いながらも、彼は育ちが良いなと感じる。むろん、旧家だから躾が厳しかったのかもしれない。


キレイな状態を維持するため、私も念入りに掃除する。その心遣いをありがたいと思いながら。

服にアイロン掛けをしたり、寝室の掃除をしたり、障子の綻びを直したりと、忙しく毎日が過ぎて行く。


*****


家に帰り、玄関でスマホを見ると、LIMEにハザマ様からのメッセージが入っていた。


『初音の好きなトラシャム猫の動画送ったから、ゆっくり部屋で見て』


…………あぁ、回線を通じて部屋に侵入するつもりなんだな、と察して返信する。


『トラシャムの動画ありがとうございます。トラシャム大好きです。ゆっくり拝見致しますね、 玄 関 で 』


数分後、また彼から返信が来た。


『初音、丁寧な言葉なのに、嫌味なスパイスが効いた返信、ありがとうな^_^;』


御影様が結界を張ってくださってから、見えない手が身体を触る事はなくなった。


*****


後日、その事で御影様にお礼を言うと、

「へ? 初音のためにやってねーし。ハザマに嫌がらせしたかったんだよ。一応、ライバルだしな」


あぁ、この人ツンデレ体質だわ。 癖に刺さる……。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。