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或る1作家のつぶやき (2)

 初めましての方も、いつもの方も、こんにちは。



 連日、蒸し暑い日が続きますね。

 皆さん、ご体調、大丈夫でしょうか?


 近年は、春と秋が短すぎるというか、「暑い」か「寒い」かの二極化しているので、本当に大変というか。

 まだまだ、暑い日が続くでしょうから、皆さん、お体、ご自愛くださいね。



 さて、このうだる暑さの所為もありますが、やっぱりモノ書きにとって剽窃被害というのは、酷いものでして。魂を殺されるようなもので、あまりにつらいのと腹立たしいのとで、「心のリハビリ」作業の方も、なかなか進みません。


 私もこんな被害を受けたことで、ネットで同じようなご経験をされた方々のご意見をたくさん拝見させていただきました。おかげで参考になりましたし、1人で悩まずに済んだ思いで、そういった方々には非常に助けられた、といいますか。


 ですが、事が事なだけに、だいたい皆さん「匿名希望」とされているみたいなので。とりあえず、この場をもって「ありがとうございます」と申し上げることしかできません。



 しかしながら、剽窃者というのは、当事者に謝罪もないうえ、指摘を受けても改心するどころか、ますます盗みを重ねるようです。


(私も現在進行形で、既に公開済の部分をこねくりまわされ、使われ続けて、怒りを覚えているのですが)


 しかも、標的と定めた相手には、作品どころか、そのつぶやきとかSNSまでつぶさに観察してネタ元として利用するそうですよ? そんな話を聞くと、まったくとんでもないというか、「馬鹿につける薬はない」ということわざの通りといいますか。


 そのうえ、自分は他人から盗んでいるくせに、自分のことは棚に上げて、その剽窃作品を「無断転載禁止」とか書いたりして、クリエイターのフリをするようです。


 酷いケースでは、ネタ元にしている作者に、「作品を削除しろ」と要求する場合もあるとか。それを聞いた時には、もう「頭オカシイ」としか思えませんでした。


 そして、自分でもそこそこ文章を書けるのにわざわざ他人のモノを奪って書くことに固執するなんて、もはや「頭(精神?)の病気なんですか?」と。「自己愛性人格障害」とか、「アッチ系」なんでしょうか? なんて尋ねたくなります。


 とりわけ、当事者でなければ気がつきにくい「ゆるパク」は、果たして、「設定を考える手間を省きたい」だけなのか、「敢えて、誰かを踏み台にしてマウントとりたい」だけの人間なのか。


(後者の方だったら、まったく、とんでもない!)


 そんなに誰かのものが欲しいなら、私のような最底辺の書き手を狙わずに、もっと他の高評価を受けている作品を狙った方が効率が良くて簡単そうなのに。


 それをしないのは、きっと、明るみになるのが怖いんでしょう。

 そして、わざわざ気づかれにくそうな相手を狙う、と。


 それでチアプロ登録をして報酬まで得ているとなったら、本当に「あなた残念な人ですね」と。なんとも、姑息で、卑劣で、下衆らしい行動というか、人間性や人格に問題があるとしか考えられない。ただただ、軽蔑しか感じられない。


 現在、「なろう」では「ざまぁ」作品が流行っていますし、「ドアマット令嬢」なんてフレーズもよく見ますが、剽窃者もそういうメンタルなんでしょうか。

 もちろん、それは被害者でなく、ザマァされる「加害者」側の、底意地の悪い()()()()


 そういう人ほど、感想受付も閉じていたりして、「完全に隠蔽目的なんだろうな」というのが明らかですよね。



 そういえば、「隠蔽」で思い出したのですけれど。


 「洗車する」という単語。

 これにも「隠蔽する」という意味があるそうなんです。


 その由来は、「盗難車のナンバーを消して、書き換え、まったく別の車に偽装する」ということらしくて。(おやおや? なんだかどこかで聞いたような話……)

 警察とか、そういう界隈の業界用語みたいです。


 一般人には普通の意味に聞こえるので、そういうのって、本当に「界隈の人」か、「その手の刑事ドラマとかをよく見る人」じゃなきゃ、思いつかなそうですね。



 ちなみに、私は純粋に自分の作品を読んでいただきたいので、チアプロもしてません。


 感想受付(ログイン制限あり)もしていますけれど、今のところ戴いた事はないので、「やっぱり自分の作品は、さして、皆さんの琴線に触れる内容にできてないのかな?」と気になりつつも、幾らか頂いている評価の方は良かったので、それは、本当に心の支えになりました。


(ご評価くださった皆さん、ありがとうございます!)


 また、コンテスト参加中ということで、私の作品はいずれも「打診を受けない」設定にしています。


(代表作はいわずもがなですが、短編もその一部というか、スピンオフ的な作品なので)


 こんな最底辺では、まったく1次選考も通らないかもしれないけれど、コンテスト中は、その主催会社の方へ注力というか、よそからの話など受けないようにするのが、参加者としての「義理を通す」ことかな、と。


 もちろん、他に応募したいところがある方、とにかくどこでもいいから書籍化したい方などは、また状況が異なるかもしれません。


 そこは、各々の判断ですし、私も、そういう書き手の皆さんがいらっしゃっても別に良いと思います。その辺りの事情は、人それぞれですから。



 いやはや、なんだか暗い話ばかりが続いてしまいましたが。


 とりあえず、前回、「小説を漫画にすると文章がいくらあっても足りない」的なことを申し上げました。まあまあ、文字より絵の方が情報量が多いので、それは当然のこととも言えますよね。


 これは、2025年、私が試しに描いたネームの中で、最もお気に入りの1P。

(剽窃防止の加工を施しているため、見づらくて申し訳ありません)


 既に、「なろう」掲載の本作『王太子殿下(攻略対象)は、溺愛がウンザリなので、今度こそ本格(ガチ)ファンタジーを目指します!?』でも公開済の、第3章ep-03「モフモフ変身3連チャン(2)ウサギ」のシーンです。


挿絵(By みてみん)


 実は、このシーン、2025年執筆の段階では、ロケット花火は登場していませんでした。


 けれど、いざ、ネームとして描く段になって、「厳戒態勢の王宮から出るのに、ホントに変身だけでいける?」と気になったのと、絵ヅラ的に「ちょっと地味だな」と思ってしまいまして。


 しかして、リシャール(主人公)は【光】属性魔法が得意なキャラです。


「だったら、ソコ、魔法で良くない?」とも思ったのですが。

 同時に、リシャールは「ガワだけイケメン(ヘタレぽんこつ)」が売り(?)の主人公でもあります。


 このような主人公が「単純に魔法でスマートに切り抜けるのもなあ」という考えがよぎり、敢えて、見るからにチープなロケット花火を使った方が「彼らしい」という結論に至りました。


 そして、実際、絵にしてみたら、そこはかとなく面白かったので、「なろう」掲載版でもロケット花火を飛ばすことにいたしました。


 さらには、絵的な面白さの追求(ちょっとしたお遊び?)ために、ネームの方では、文中にある「酔っ払いに遭遇」のくだりの前に、「野良猫に追いかけられる」コマも足してみたりして。スマートなキャラでは、こんなことはできません。


(このウサギなリシャール、私的には、なかなか気に入ってます。やっぱモフモフな小動物って、見るだけで可愛くて癒される、というか。なんか良いですよね☆)


 このケースについては、文章より絵で表す範囲が増えた感じですが。

 全体的に見ると、やっぱり、漫画の方がぎゅっと凝縮した感じになって、「どこを削って、どこを残すのか」を考えるのが本当に難しい。


 すべてを把握しているはずの原作者でさえこうなるのですから、「コミカライズ担当の漫画家先生は、もっと大変なのだろうなあ」と、まったく尊敬いたします。



 2026.07.23  戸埜前 遥宇 (著)

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