悪知恵がほしい僕
早朝に目が覚めてしまったので、また1本投稿します。
あー、結局おショタのかわいさと公爵家の地位使って、騎士は五人にできました。
あのえらめの騎士さん全然折れてくれなくて、すぐに家の者が来るからって(本当は来ないしそもそもいない)僕も全然折れなくて渋々ではあったんだけどさ。
街歩き前なのにすっごく疲れちゃったよ……。
ちょっとはいけないことしちゃったって反省してるんだよ!これでも。
僕に何かあったら、周りが困るのもわかってはいるんだけどね。
だからこそ!細心の注意を払って行動しますよ。僕が無事であること最優先ね!
でも、ほんとどうしようかな。
今僕はもふもふロベルに跨って、僕を囲うように騎士さん達が守ってくれてるんだけど、問題しかなくてさ。
だって、僕……誰とも合流なんてしないよ!?言えないけど!
のんびりお店とか冷やかして、どこか僕センサーにかかりそうな工房で娯楽作ってもらったりしたいだけなのに、どうしてこうなった!
僕好みのご飯屋さんか屋台でもぐもぐタイムきめたら、料理研究とかのお誘いしたかっただけなのに!
そうそう、僕ってばこの国の公爵家、しかも王弟殿下が当主の筆頭公爵家の嫡男ってやつなんだ。
そこの待望の跡取り息子として生まれてるんだよね。
だから、勉学のためってゴリ押ししたらたぶんお小遣いももらえるんだよ。改革できそうじゃない!?
まぁーその代わり、今回無断で出歩いてることになってるし、たしか治安?とか護衛がなんちゃらで僕の専属がまだいないとかなんとかで、決まるまで外出禁止って言われてたような気がするんだよね。
つまり、バレたらかなりやばいことになるはずなんだよ。父上の反応が読めなくて余計にそわつくし。
わかるだろ?
さて、本気で今からどうすっかなー。ね、ロベル?
気を休めるためにロベルのもふもふをさすりまくってるから、今日一日で禿げないか少し心配だね。
いつか育毛剤作ってあげるよ(スリスリスリ)。
ギャウ!ぐるるるる
「大丈夫大丈夫。いつまでももふもふでふさふさのままだから。大丈夫大丈夫」
がうぅ
「なんか落ち込んじゃった。ごめんて。大丈夫だからぁ」
ぐがうっ
聖獣でも毛の心配するんだ。繊細だったのかー、知らなかった。
大通りを過ぎた広場に差し掛かったところで、くんくん。
美味しそうな香りがするぞ!お腹鳴りそうだし食べたい!
……よし。
「騎士さん!僕あれ食べてみたいです」
「申し訳ありません。私どもだけではランドルフ公爵令息の安全以外にさく人数がそろっておりません。
合流されてから許可をいただいて、お食事にしましょう」
真面目か!!考える素振りもなくぶった斬られましたよ……。
いいじゃんちょっとくらい、ケチ! って、口に出したくなるけど、今の僕いいとこのお坊ちゃん。
つまり、毒にきをつけないといけないわけだ。
わかってるんだよ、でも、美味しそうだし僕しかいないし、なんとかできないかな……。
悲しいかな、こういう時に必要な能力が僕には足りてなかったようだ。




