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22/22

これはブームになったらいいな

 すっかり寒くなってきて、冬から真冬になろうか、という季節。

 お鍋もおいしくなってきたし、こたつも恋しくなってきたし。

 部屋の中で過ごす分には、割と嫌いじゃない季節ですが。

 どうしても一つだけ。また今年も、この季節が来ちゃったかーと思う事があります。


 ふぁさ。


 聞きなれない単語ですよね。俺だって未だにどこに語源があるのかなんて、知らないですし。

(嫁曰く、とあるブログの方が使っていた単語だそうです)


毛布をふわっとかけてほしい、って事を、我が家では

「ふぁさしてほしい!」と、嫁が毎度毎度うるさいわけです。

 毎日毎日、うるさいので、たまにかけてあげようかな。って気になって、ふわっとかけてあげると。


「こんな、足が出るようなかけ方じゃ、ダメに決まってるでしょ!! 」


 毎度のことながら、大変ご立腹。大体どこかしらダメだしされるのには、もう慣れました。

 むしろ、優しさでしてあげてるんだから、もっと感謝してほしい。

 ですが、嫁には嫁のこだわりがあるようで。


「もっとふわっとふぁさして! 」

 だの

「ふんわり足から首まで順番にかかるのが理想! 」

 だの


 ただ毛布をかけるだけなのに、そこまで違いがあるわけねーだろ!

 と、先日まで思ってました。


「そんなに言うなら、ふぁさの見本見せろ! 」

「ふっ、いいよ! これがプロのテクニック、みせてあげるわっ! 」


 自信満々にかけてくれた嫁。ですが


「足でてるやん! なーにがプロのテクニックだ」

「むきぃぃぃぃ! 」


 嫁が失敗することは、予想済みでした。むしろ、嫁が自慢気にすることなので、それは毎度の事なのですが。

 予想外だったのは、ふわっとかかる毛布。それがこんなにも気持ちいいなんて!

 これは、嫁もねだるわ。っとちょっとだけ、ほんとにちょっと! 思いましたね。


「明日もしてやるから、その減らず口叩けないようにしてやんよ! 」

「ほう、よかろう。明日は成功するんですよね? プロですもんね? 」

「当ったり前です! 」


 嫁のブームの始まりと終わりは、読めないものですが。

 願わくば、このふぁさは。ブームになってほしいなぁ。

 痛くもないし、鬱陶しくもないし、何より俺に幸せな嫁の趣味。どうか続きますように。

長々と間をあけてしまい、申し訳ありませんでした。

今回で、こちらは一度完結となります。


というのも、ちょっと来年一年、今よりバタバタする見通しでして……。

告知なく、お待たせするのは申し訳なく、完結とすることにしました。


ですが、まだまだ書いていきたいネタはありますので

突然の番外編を挟む時はこちらに。

再来年以降、落ち着きましたら(随分と先の話ですが)、2として別で書き進めたいと思います。


ここまで二人の小話?あほ話?にお付き合い、ありがとうございました。

またお会いできる時を楽しみにしてます。

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