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小話6
軍隊長がミヤさんと一緒に部屋に戻ってきた時、全員が安心した
危うかった気配は消えていてカスタノやリラをはじめ何人かは心配させたことを怒り軍隊長を睨んでいた
悪かったと謝る軍隊長に文句を言っている
なんだかんだ信頼されている現実に嬉しくなった
「何笑ってるんだよ」
「え、笑ってた?」
「なんとなくそんな気がした」
そんな俺たちのやり取りを見ていたからか軍隊長に指摘され口元を抑えるミヤさん
「仲良いなって思って」
「なんだよそれ」
軍隊長も我々もミヤさんの言葉に首を傾げる
あれ違うんですか、と訊かれるがよく分からない
今度はミヤさんのほうも怪訝そうな顔をし、それを見ていた周りは笑い出す
部屋の中に笑い声が響いていた
まるで数日間の空気が嘘のように明るい空間になっていた
自分のせいで空気を変えてしまったからか
笑い合えることを嬉しそうに軍隊長は見ていた
「…あ、いけない
休憩終わってる時間だ」
「あ、本当ですね」
「ごめんなさい、戻りますっ」
ミヤさんは静かに慌てながら医務室に戻る
扉が閉まる音を聞いた途端に静寂が戻ってくると全員がそれぞれの仕事へと戻っていった
それは軍隊長も同じで山積みの書類を前にため息を吐いている
だけど、どこか安心しているように見えた




