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【第九章】世界の外側
目が覚めてからも、夢のことが頭から離れなかった。
雨。
空の戦争。
変わってしまった人たち。
猫のような尻尾。
分からない言葉。
そして、子どもになった父。
もし、あの雨が人の身体を変えていたのだとしたら。
人によって、変わり方が違ったのかもしれない。
尻尾が生える人。
言葉が変わる人。
身体そのものが小さくなる人。
もしかすると、あの家にいた大量の子どもたちも――
もともとは子どもではなかったのかもしれない。
そんな考えが浮かんだ。
けれど、それを確かめる方法はない。




