第14話《合宿・0》
かなり雑に仕上げた所もあると思います。
ご了承下さい。
それから何もなく、夏が訪れた。
そんなある日━━━
「皆さん、おはようございます〜。早速なのですが、今から二週間後に、合宿を行いたいと思います〜。この合宿は、毎年行われているものなので、安心してください」
合宿‥‥‥か。なにをするんだろうか。
「それで、この合宿の目的なのですが‥‥‥簡単に言えば、魔物に対する意識を持つ、ということですね〜。そのため、皆さんには魔物を討伐してもらいます」
ほう‥‥‥魔物討伐か‥‥‥。まあ、俺からすればヌルゲーだな。一応油断はしないようにするが‥‥‥ま、俺だし。無理だろ。
「先生ー、それって安全はどうなんですかー?」
「それは安心してください。当学校がしっかりと責任を持たせて頂きます。それに、一応現地に冒険者を何名か配備しておく予定なので」
安全は確保されてるのか‥‥‥なら大丈夫だろ。自惚れた訳ではないが、俺もいる。大体のことはなんとかなるだろう。
「なので、今から四人班を作ってもらいます〜。このクラスは一人足りないので、三人班ができるので‥‥‥申し訳ないのですが、その班だけ、先生が決めさせて頂きました。━━━フィーレンさん、フェルナさん、シーラさんの三人で組んで下さい」
何故に俺?それにシーラにサディフォートさんって‥‥‥両方俺が知ってる人物‥‥‥故意か?
「先生、何の冗談ですか、それ。剣聖のシーラ、それに勝った自分、支援に特化したサディフォートさん‥‥‥どこからどう見ても過剰戦力ですよね?それに、なぜ知り合い同士で組ませるんですか?」
「それは‥‥‥上の決定ということなので‥‥‥すみませんが、その三人でお願いします」
偶然‥‥‥じゃねぇな。なら、理由はなんだ━━━あっ、そっか。そういうことか!
戦力の集中が問題な訳じゃない。逆に、戦力が分散される方が不味いんだ。俺達が入った班は基本的にヌルゲーでこの合宿を突破できる。きっと、それで得るものは大してないだろう。だから━━━俺達を固めることで、楽をさせないつもりなのか!
「いえ、そちらの意向はある程度予想がつきました。こちらこそ、でしゃばった真似をしてすみません」
「そうですか‥‥‥では、他の皆さんも班を作ってくださいね〜」
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班決めも終わり、あとは当日を待つだけとなったが‥‥‥俺は、冒険者ギルドに来ていた。
「よっ、オッサン。久しぶりだな」
「おお、坊主じゃねえか。久しぶりだな。んで、今日は何の用だ?」
「ま、ちょっとね。近々、学校の方で合宿をやるんだが‥‥‥それについての情報を集めに来た」
「成る程‥‥‥それなら、上の人を呼ぶ必要があるよな‥‥‥まぁ、坊主なら大丈夫だろ」
「そうか?ま、オッサンがそう言うならそうなんだろ。ありがとな!」
とりあえず、俺は受付に向かう。
「受付さん、ちょっと時間ってあるかな?」
「ああ、どうも。フィーレンさんですか。お久しぶりです。時間‥‥‥ですか。はい、大丈夫ですよ?」
「うん、ありがとう。それで、ちょっと用事があるんだけど‥‥‥‥学校の合宿ってまずは分かる?」
「ええと‥‥‥基礎教育学校の一年で行う合宿ですよね?」
「そうそう。それがそろそろあってさ。学校から伝えられた情報がちょっと不確かだったし、冒険者も呼ばれてるらしいから‥‥‥ここだったら知れるかなーっと、ね」
「そう言うことですか‥‥‥すみません。一旦幹部の方に話して来ますね。少し待ってて貰ってもいいですか?」
「はい。ありがとう」
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「はい、今確認を取って来ました。それで、この事なんですが‥‥‥まずは、今年の状況をお話しましょうか。‥‥‥今年は、例年と比較すると冒険者があまり参加しないので‥‥‥こちらとしても困っている‥‥‥と、いうのがギルマスとしての問題ですね」
「それって‥‥‥人数が少ないから、そのせいで安全確認をしきれてない‥‥‥ってとこと?」
「はい。大体その認識で大丈夫です。合宿前の間引きも、合宿中の巡回など、冒険者がやることは多いんですよ‥‥‥でも、今年は数が集めきれておらず‥‥‥」
大変‥‥‥っぽいな。けど、これで今の状況は理解出来た。
「それって、俺も手伝っても大丈夫なんですか?一応Bランクになってますし‥‥‥それに、うちの学校の行事なんですし、それが台無しになるのは避けたいですしね」
「ええっ!?生徒本人の協力‥‥‥ですか‥‥‥それは、ギルドとしては歓迎‥‥‥なのですけど、前準備を生徒に手伝わせる‥‥‥と、いうのはちょっと」
「ま、そうですよね‥‥‥でも、なんとかなったりしません?例えば、生徒としての俺ではなく、Bランク冒険者である俺として、善意で行った‥‥‥とか」
「‥‥‥一考の価値はありますね。分かりました。これで大丈夫か少し聞いてみます」
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その後、無事に依頼という形で前準備の手伝いに参加することが出来、合宿の場所となる森に来ていた。
「よし、全員居るな?」
「‥‥‥それでは、今日お前らに行って貰うことはただ一つ、スライム、ゴブリン、ホーンラビットの三体を除いた魔物の討伐だ。倒せないと判断した魔物がいたらすぐに逃げ、報告するように。━━━それでは、頼んだぞ!」
魔物の討伐が開始された。
皆が一斉に散らばり、魔物が次々と討伐されていく。
さてと、俺も仕事はきっちり果たしますか!
「(瞬雷)、(統魔)」
能力を上げ、魔物を探す。
━━━あれは‥‥‥チッ、スライムか。あれは残さないといけないが‥‥‥おっ、ゴブリン‥‥‥か?あれ。
いや、ゴブリンにしては体色がおかしい気がするが━━━《真理の魔眼・鑑定》
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種族:エルダーゴブリン
LV30
ステータス
HP【9000】
MP【300】
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嘘‥‥‥だろ?ここでレベル30の魔物が出るとかないだろ!?
説明でもそんなことはなかった。だから、これが突然現れた‥‥‥ということになるが━━━
いや、今はそんなこと考えてる場合じゃない。
とにかく、コイツを倒さないと。
━━━大地を蹴る。音を消し、気配を殺し、自分の体を剣とする。
━━━一閃。それだけでエルダーゴブリンは倒れる。
そして、ゴブリンが居たところに素材が残った。
ふぅ。本当に何が起こってるんだ‥‥‥?
ここに出ない筈の魔物‥‥‥異常だろう。
‥‥‥よし、一旦戻ってこのことを話しておこう。
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「‥‥‥なんだ?もう討伐が完了したのか?」
「いえ、そういうわけでは無いのですが‥‥‥緊急事態が起こりました」
「なに?何があったんだ」
そうして、俺はストレージの中からソレを取り出す。
「これなんですが‥‥‥俺の鑑定結果だと、エルダーゴブリンの耳だと出ました」
「なっ!?エルダーゴブリンだと?ここで出てきてはいい魔物ではないぞ!?どういうことだ!?」
「いえ、俺にも分かりません。けど‥‥‥ここに戻ってくる時は一体も見つけませんでしたが、もしかしたらまだいるかもしれません」
「ふむ‥‥‥そうだな、連絡の魔道具を使って連絡をしておく。君には引き続き討伐を行って貰いたい」
「了解しました」
連絡に行くのを確認し、俺もまた討伐に奔走する。
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チッ、またか‥‥‥本来ここに居るべきではない魔物がうじゃうじゃいやがる。これで数十体目か‥‥‥。
一体一体の性能はそこまでだが、学生の手には負えないのは確かだろう。
━━━一体なぜこんな事態が起こっているんだ?この魔物たちは最近現れたもののはず‥‥‥こんなのが昔から居たら生態系が崩壊してる。だから、本当につい最近‥‥‥それこそ、一ヶ月以内とかだろう。
だったらこの事態は人為的なものの可能性がある‥‥‥か。
これは‥‥‥一体誰の仕業なんだ?
本当に投稿が遅れてしまい申し訳ありませんでした!
理由としては色々あるのですが‥‥‥一番の理由はゲームをしてたから、ですね。
本当に申し訳ない。一応2月中の投稿という理由で見逃して貰えたら‥‥‥。
3月はそこそこ時間に余裕が生まれそうなんで、もしかしたら二話投稿出来るかもしれません。
最後に、ここまで見ていただき、ありがとうございました!




