第57話 似て非なるもの
クラブ活動の説明会があってから1週間が過ぎていた。
ケンはクラブを決めるどころか、まだ見学にさえ行ってなかった。
興味自体はあったのだが、ここ最近は魔術の修業に忙しく、放課後に時間が取れなかったからだ。
今ケンは、これまで練習していたほとんどの最上級魔術を個人集合魔術を使わない方式に改めている。
これは能力値強化の結果、魔蔵の能力が思った以上に強化されて、魔蔵の持つ思考力と制御力が大きく上がったから出来るようになった事だが、必ずしも良い事ばかりではない。
構築する魔術陣自体は同じ物だから、1からやり直す必要はないが、スキル化の過程が後退した事は間違いない。
しかも、ケンは元々そんなに賢くは無いので、最上級魔術陣を単独思考で構築するのにも苦戦している。
7日前、ウッドヤット家4階でヨシトに修業の具合を見てもらっていた際に、あまりにも構築に時間がかかるので、つい愚痴が出て、
「先生、頭が良くなる方法は無いんですか?」と尋ねると、
「馬鹿に付ける薬は無いって、昔から言うだろ」と返されて腹に据えかね、それからは寝る間も惜しんで頑張っている。
もちろんそれはヨシトの冗談で、彼の頭は決して悪くない。
周りに天才が多くいて、比較する相手が悪いだけだ。
その1人である友人のハイド=ノワールが、いつまでもクラブを決めない彼を見かねて声をかけて来た。
放課後の3年8組には、もう彼ら2人しか残っていない。
「ケン、今日がクラブ活動の正式な開始日だぞ。本来ならば、ここに残っているのはおかしい」
「…そうだったんだ、授業が終わってみんなすぐに出て行ったのは、それが理由か」
「そろそろ所属クラブを決めろ。同期では、もう君しか残っていない」
ハイドは生徒会に所属しているので、その辺りの事情は把握している。
ケンとしては、そう言われてもすぐには決められない。
「わかっているけど、まだどんなクラブがあるかも知らないし、すぐには無理だよ。いっそ、このまま帰宅部でもいいんじゃないの?」
それを聞いて、ハイドは呆れた様子で忠告する。
「駄目に決まっているだろ。7日前に約束したのを忘れたとは言わせないぞ」
もちろんケンも言い返す。
好意で言ってくれているのは解っているが、小うるさいハイドは好きではない。
「だけどな、説明会にも出れなかったから、活動内容も知らないのに決める訳にもいかなだろ。手当たりしだいに見学するのも時間がかかるし気が引けるから、もうちょっと落ち着いてから決めるよ」
ケンは、クラブの説明会があった次の日に、ハイドにクラブへの参加を約束していた。
今だって約束を破る気はないが、修業が大変で少しやる気が落ちている事は事実だ。
ケンの返事を予想していたハイドは、彼の机の上に書類を置く。
「何これ? …クラブの活動報告書って、生徒会の資料じゃないか!」
ケンは驚いて、その書類のページをめくる。
そこには、ウルルス高専にある全クラブの名称、活動内容や実績、所属生徒の名簿、昨年度の予算が明記してある。
「その活動報告書は、申請さえすれば誰でも閲覧できる資料だから問題ない。ケンに渡したのは複写魔術で作った資料だから返却する必要も無い。参考にして、絞り込んで、3日以内に見学して決めろ」
ここまでしてくれる友人に感謝しつつ、ケンは軽口をたたく。
「ハイドって、お節介というより意外に世話焼き?」
「馬鹿な事を言ってないで、さっさと目を通せ」
「へいへい、ちょっと待ってくれよな。時間があるなら相談に乗ってくれ。ハイドは生徒会関係者だから、クラブの事は詳しいだろ」
ハイドは、教室の壁時計を見て時間を確認する
「…30分だけなら構わない。その後は生徒会室に行かなければならんから無理だ」
「悪いな、すぐに読み終わるから」
ケンはクラブ活動報告書をざっと読みこむ。
ウルルス高専のクラブ数は意外に多くて、30近くもある。
生徒数が少ないのにそれだけの数があるのは、生徒3人以上でクラブの申請が認められ、顧問も必要無く、2人以上学生が所属していれば廃部にならないからだ。
ケンは、とりあえずクラブ数を絞り込む事にする。
まず注目するのは、活動内容や実績だ。
本来なら運動系クラブがいいが、彼は運動能力を抑える必要があるので、全て対象から外すと数が20以下に減る。
それと、活動日が多いクラブは修業に影響が出てくるので排除する。
すると、数は10個以下に減った。
後は、所属生徒数が少なすぎるのも問題がある。
個人活動が主な所はともかく、こちらの都合で休まなければならない時に、数が少なすぎると活動自体が休止になったりするかもしれない。
さすがにそれは気が引ける。
出来れば人数がそこそこいて、ほとんど何もしていない所が理想的だ。
だが、ケンはふと疑問に思う。
(それって、クラブに入る意味無いよな? 在籍だけしておけばいいなんてのは好きじゃないし…)
確かに以前は帰宅部希望だったし、修業の事を考えれば楽な方がいいのかもしれないが、週に一度程度なら真面目に活動するのも悪くは無い。
それに、彼の性格からいっても、どうせなら一生懸命にやりたい気持ちが強い。
(だけどそれは、気に入ったクラブがあったらって条件付きだけどな)
そんな事を考えながら、資料をチェックしていく。
「なあ、ハイド。このミステリー研究会っていうのは、どんなとこだ?」
「確か週に一度、自分で作った小説を発表する文系クラブだったはずだ。意外に時間を取られると思う」
「ミステリーって、架空の小説の事なのか。じゃあ実態は文芸部なんだな。…えっと、この思考クラブってのはよく解らんな」
「そこは、思考補助プログラムの研究をするかなり意欲的なクラブだ。…ケンは頭脳系クラブを希望しているのか?」
「ああ、僕は魔力体が安定するまでは体調面に不安があるから、自然にそうなっちゃうのさ。最近は体調がいいから大丈夫とは思うけど、一応念のため」
「だとしたら、楽なところはあまり無かったはずだ。運動系は勉強の息抜きでやっているクラブが多いが、それ以外は真面目にやっている所がほとんどだったはず。うちの生徒達は、勤勉で努力家が多いからな」
勉強の息抜きに体を動かすのは、この世界の人間族でも変わらない。
それに、頭の良い生徒しかいないウルルス高専なら、頭脳系クラブがレベルが高いのは当然だろう。
「…なるほど、そうなると困ったな。じゃあ、一個ずつ確認するから、ハイドは意見を頼む」
「…言いだしたのは俺だからな。時間までは付き合う」
ハイドは、『分析』ギフトの持ち主だから、その評論は適切だ。
それからケンは、彼に相談しつつ検討していくが、これが意外に難しい。
どうもピンとこないというか、条件に合わないのだ。
ケンの見る限り、頭脳系で条件に合う魅力的なクラブ活動は無かった。
「いっそのこと、運動系クラブも考えてみようかな? 軽い運動程度なら問題ないだろうし」
「それはそうだが…、よく考えてみたら、ケンの場合は難しいかもな。体調が悪い時でなくても相手が遠慮するかも知れん」
「…そうだよな。せっかくの息抜きなのに、相手に気を使わせるのは良くないもんな。そうなると個人競技になっちゃうけど、どこも顧問が付いている大きなクラブばかりだよな」
ただでさえ生徒数が少ないので、運動系クラブの数は少ない。
しかも、やる気の有る無しの差が激しくて、個人競技が出来るのは魔術競技部と陸上部だけで、いずれも熱心な活動をしている。
特に、ウルルス高専の生徒が本気でやっている魔術競技部は、全国でも3本の指に入る実力だ。
ケンが悩んでいると、教室の扉が少し開いて、中を覗き込んでくる人間族の女性がいる。
ウルルス高専の生徒は人間族しかいないから、彼女が部外者でないなら当然だが。
その音が耳に入り、2人の視線がその人の方を向く。
ケンと目が合うと、ビクッと反応して、観念したように静かに扉を開けてから中に入ってくる。
「…あの、あなたがケン=マッケンジー君ですか?」
「そうですけど、僕に用事ですか?」
「少し話をしたくて、あなたを探しに来たの。帰っていなくてよかった」
そう言われても、彼女とは初対面のはずだ。
少なくても、同期入学生や知り合いの中にはいなかったはず。
ケンの場合は、あまり知り合いがいないから忘れている可能性は無いだろう。
すると、ハイドが2人の間を割るようにして彼女に話しかける。
「メニエル先輩、写真部の件なら他を当たってください。正式なクラブではないんですから、友人を参加させる訳にはいきません」
「…マッケンジー君が入ってくれたら、後一人で正式なクラブになります」
「と言う事は、他に希望者はいなかった訳ですね。こいつが入って正式なクラブになるならともかく、時期的にもう遅いんじゃないですか?」
「余計なお世話です。だいたい、いくら彼の友人でもあなたには関係ないでしょ。ただでさえ説明会に参加出来ないんだから、勧誘の邪魔をしないで。それに、部員募集のポスターが生徒会の掲示板にしか認められないのは横暴じゃないかしら?」
どうやら2人は知り合いの様だ。
今の話で大よその事情は解ったが、少し気になる事もある。
「写真部って資料の中に無かったよな。僕は撮影部がそうだと思っていたんだけど、ハイド、一体どうなってるんだ?」
「俺も詳しくは知らん。以前は撮影部と写真部があったのは事実だが、上級生が卒業してから写真部にはメニエル先輩1人になってしまい、半年程前に廃部になったと聞いている」
「2つのクラブは統合されたのか? 確か撮影部の活動報告の中には、写真撮影があったはずだけど? それに意欲的なクラブだとも言ってたよな?」
「さっきも言ったが、詳しい事は知らん。ただ、彼女から撮影部は、写真撮影をしていないとは聞いている」
ケンが今一つ納得出来ないでいると、メニエル先輩が声をかけてくる。
「ちょっといいですか? その辺りの事情は私から説明します。構わないですか?」
少し小さな声で、自信なさげに話す彼女。
初対面のケンに対して、人見知りをしているのかもしれない。
メニエル先輩は、良く見るとかなり可愛らしい顔をしている。
薄紫の髪に、印象的な蒼い目を持つ少し背の低い大人しそうな女性だ。
さっきのハイドに対するきつい口調は、彼女なりの精一杯の抗議なのだろう。
「ええ、もちろんいいですよ。…それと、ハイドも時間までは付き合え」
「…後15分だけだぞ」
少し長い話になりそうなので、メニエル先輩にも空いている席に座ってもらい、事情を説明してもらう。
彼女は深呼吸すると、意を決したように話し始める。
「まずは自己紹介します。4年7組、ソフィア=メニエルです。もう今は廃部になっていますけど、3年の前期までは写真部に所属していました。もちろん、撮影部には所属していません」
7組と言う事は、ケン達と同じ8月入学組である。
ちょうど1年先輩という事だ。
ウルルス高専では、クラブ活動は1つしか選べないので、彼女は無所属なのだろう。
「もう気付いているでしょうけど、私はケン=マッケンジーを勧誘に来ました。どうしても写真部を再興したかったの」
ここまでは予想通りだ。
後は、写真部や撮影部についての説明と、撮影部の中には写真撮影が入っているのに、彼女がどうしてわざわざ写真部を復活させたいかだ。
ケンは黙って彼女の説明に耳を傾ける。
「元々、ウルルス高専には写真部しかなかったの。
撮影部は比較的新しいクラブなんです。
私も詳しい経緯は知りませんけど、写真部の部員の中の動画を取りたい人達が独立して作ったクラブだそうです。
今から10年ほど前に、撮影魔道具の画期的な進歩があった事を知っていますか?
アメリカ商会から、家庭用ビデオカメラが発売されたの。
それまでは、映像をフィルムにしか記録出来なかったのが、データ保存出来るようになって、音声付き動画撮影が、誰でも出来るようになったんです。
それからは、写真部の人気は次第に無くなって行ったの」
『アメリカ商会』、『家庭用ビデオカメラ』と聞いて、ケンの表情は微妙になる。
もちろんこれらの言葉は、ガレア地方の共通語に訳されてはいるが、『アメリカ』だけは、地球での発音のままである。
当然それは、彼の師匠であるヨシトのダミー商会とその発明品だ。
ヨシトは、異世界の知識と完璧な魔術知識を利用して、様々な発明品を世に送り出している。
その中でも特に有名なのは、カラオケと家庭用ビデオカメラだ。
オタクであるヨシトは、地球の家電品に似た魔道具や魔術機械を普及させて、自分の趣味を満足させ、更には異世界の知識を持つ者を探ろうとしているのだ。
アメリカ商会のロゴマークには、『Please contact』(連絡下さい)の文字が入っている。この意味が分かって商会に連絡があれば、その人は異世界の知識を持っている事になる。
まさか、ヨシトのせいで写真部が廃部になっていたなんて思わなかったケンは、弟子としては少し責任を感じる。
もちろん、ケンには全く責任が無いし、ヨシトにしてもそこまで面倒は見切れないだろう。
だが、ケンとしては罪悪感からつい質問してしまう。
「メニエル先輩は、アメリカ商会を良く思っていないんですか?」
その質問に、ビックリしたような顔で彼女は返事をする。
「まさか! アメリカ商会とその研究所は、私の将来の就職希望先です。
だって、素晴らしい技術だと思うから。
例えば、アメリカ商会ではカメラっていう名の最新の受像機だけど、高解像度の写真を1万枚以上も保存出来るんです。
しかも、データの受け渡しもコピーも出来るから、写真家にとっては感謝してもしきれないほどの商会なの。
この技術を開発した人は、私のあこがれなんです。名前が非公開なのは、本当に残念なの」
急に彼女は饒舌になる。
表情も生き生きとして楽しそうだ。
ちなみに、
ヨシトは、アメリカ商会で稼いだ莫大な利益を使って、アメリカ商会研究所を開設している。
彼の開発した全ての商品の著作権はアメリカ商会に譲渡済みなので、著作権料は一切ふところに入って来てはいないが、株式だけは100%保有しているので、ワンマンオーナーである事だけは間違いない。
研究所で開発した商品を商会で売って、更に利益を生んでいる訳で、非常に資金が潤沢で研究職の人気が高い就職先なのだ。
ケンは、そこまでの事情は知らないが、メニエル先輩がヨシトを恨んでないと知って、ホッとする。
「よかったです。僕は、アメリカ商会の商品が好きなので、メニエル先輩が悪く思っていなくて安心しました。特に、温水洗浄付きの便座は最高ですね。一度使ったら他の便座は物足りません」
「あら、ずいぶんマニアックな趣味ですね。私は、最新の音話機が素晴らしいと思うの。録音機能や親子電話やコードレス機能まで付いているのは最高だわ」(文末参照1)
「でもすごく高かったはず。それに、通話距離が伸びる訳じゃないですし」
「それは銅線ネットワークの問題だから、音話機とは関係ないです。それに高いって言っても、せいぜい50万ギル程度ですよ。普通の5倍程度だからその価値はあります」
「それでも、初任給の3ヶ月分近くはしますよ。庶民には手が出ません」
「性能を落とした商品も販売してますよ。中所得者なら、手に入れられます」
2人の会話を聞いていたハイドは、我慢しきれずに口を出す。
「おい、2人とも。クラブの話はどうした? 雑談するなら、俺はもう行くぞ」
ハイドに言われて、ケンは我に帰って反省する。
関係ないのに、心配してわざわざ残ってくれている友人そっちのけで盛り上がってしまっては申し訳ない。
(それにしても、メニエル先輩はずいぶん楽しそうだな。さっきとずいぶん印象が違う)
どうやら彼女は、趣味の話になると夢中になるタイプの様だ。
さすがに恥ずかしかったのか、赤い顔をして気まずそうに咳払いする。
そして、ケンとハイドを交互に見てから話し出す。
「ごめんなさい、話がそれました。
どうして私が写真部にこだわるのかを今から説明します。
まずは、伝統ある写真部を無くしたくないという、私のわがままからです。
先輩方が大切にしてきた場所を失いたくないの。
たった半年間だったけど、先輩方から教えてもらった事もあるし、出来ればその事を後輩に伝えて行きたいんです。
だったら、撮影部と統合すればいいという意見もあるのも知っています。
でも、撮影部の人達と私の考え方は違い過ぎます。
…確かに撮影部に入っても写真撮影は出来ますし、技術だけなら教えられると思います。
だけど、そんなの意味がありません。
今の撮影部の活動のほとんどは、映画の撮影に当てられています。
写真はあくまでもおまけで、要望があった時にしか撮られていません。
それに、撮影部の部員の半分以上は、撮影に興味が無いように見えます。
脚本とか役者だけをしている人が多いの。
私にとっての一番の問題は、彼らが写真を軽視している事です。
例えば、学校行事の撮影もビデオカメラで行っているのがその証拠です。
希望する生徒にはデータコピーして渡すけど、写真みたいに手軽にはいかないわ。
しかも、映像データをそのまま卒業写真に流用するの。
そんな事をすれば、解像度が甘過ぎて不鮮明になります。
そもそも、写真と映画は違います。
一瞬を永遠に残すのが写真だとしたら、映画は編集を出来る分だけ、映画監督の個性が出過ぎて、日常とはかけ離れたメッセージ性が強いものになります。
どちらが上とか下とかではないけど、それが理解できない人達とは一緒に活動は出来ない。
写真部と撮影部は、似ているけど全く別のクラブなんです」
メニエル先輩の精一杯の告白が終わる。
彼女の言う事は、ケンにも良く理解出来た。
写真や受像機にも興味はある方だと思う。
では、果たして自分がはどうするべきか?
とりあえず在籍する程度なら、協力出来るだろう。
だが、部員の勧誘の手伝いまで頼まれたら困る。
ケンは、写真部が無くても別に構わない。
彼女のように写真にそこまでのこだわりは持っていないし、ウルルス高専の伝統とやらにもあまり興味は無い。
彼女みたいな写真家でも芸術家でも無いので、写真部が正式に認められたとしても、クラブ活動を修業の時間を削ってまでするつもりは無い。
せいぜい、週に一日程度が限界だと思う。
(これだけ熱心な人だから、部員にもそれを求めるのかもしれない。
もしかしたら、それが原因で部員が集まらないのかもしれない)
それならば、彼女にも責任はある。
彼女がどう思っていようが、しょせん学校のクラブ活動なのだ。
彼女が自分に何を求めているか?
それを聞いて、自分がどうしたいのか? 何が出来るのか?
彼女のクラブ活動に対する考え方を聞かなくければならないだろう。
それが解らなくては、何も決められないのだから。
設定及び解説
(1)親子電話やコードレス機能について
この場合は、親子音話ではなくて親子電話で間違いではありません。
音話は、2点間を思考波の技術を使って結ぶ魔道具なので、親子機能を付ける事は出来ません。
ヨシトはそれを解決する為に、電気を使った通信を音話に追加したと言う訳です。
つまり、親機までの通話は音話で、親機と子機や子機間の通話は電話という訳です。
コードレス機能についてもそのままです。
有線と無線の違いはありますが、あくまでも電波を使った技術です。
とはいっても、地球の様な電気回路を持つ機械では無くて、あくまでも魔術技術を使った魔道具や魔術機械です。




