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第15話 レオくんの憂鬱


ケン=マッケンジーは4歳になりステラ学園幼年部の2年生になっていた。

新入生の中には人間族の子供がおらず、相変わらず彼は、学園唯一の人間族の生徒である。

あのステラ村を巻き込んだ3馬鹿トリオ遭難事件から約10カ月ほど経っていて、今日は3月中旬の粉雪の舞う冬の日である。

この約10カ月間でのマッケンジー家にとっての一番大きな変化は、娘のマリが週に一度ステラ村に帰って来るようになって両親が非常に喜んでいる事ぐらいであろうか。(文末参照1)

週に一度、姉と顔を合わす事になったケンは最初は戸惑っていたが、今ではすっかり慣れて家族の一員として対処出来るようになっていた。

とは言え、優秀な姉に対する複雑な感情があるので、手放しで喜んでいる訳では無く、更には、お姉ちゃんに猫可愛がりされて、困った顔で逃げ回っているので、嬉しさ半分、うっとうしさ半分と言うのが、その心境を表すのに適切だろう。


そんなケンにとっての目下の関心事は、明日、彼の親友の一人であるレオ=デュランが5歳の誕生日を迎え、ゾンメル教の教会で神託を受ける予定になっている事である。

その後、すぐに教会で能力値の測定がおこなわれる為に、明日はレオにとっては運命の日だと言って良い。

もちろん、レオだけでなく3馬鹿トリオにとっても、明日は重要な節目となる。

5歳になったレオは初等部クラスに移ってしまい、ケン達とは会える時間が減ってしまうからだ。

そんな事情もあり、3馬鹿トリオはデュランの店のいつもの彼の部屋に集まっていた。


相も変わらず、床に腰をおろして楽しそうに馬鹿な事を話し合っていたが、話題はどうしても明日の神託についての物になる。

そんな彼らの様子を観察してみると、それぞれに確かな成長の跡が見られる。

まずこの一年で、お互いの事をあだ名で呼び合わなくなったのが、少し大人になった証拠だろう。


「なあ、レオ。神託を受けると大人の仲間入りなんだろ。いいなぁ~、僕は後6年も待たなくちゃなんない。こればっかは獣人族がうらやましいよ」

ケンのわんぱくは相変わらずだが、正義感の強い、一本筋の通った馬鹿に成長していた。

成績も上がっていて、変人具合も少しは改善されている様である。


「ケンは、焦り過ぎだよ。僕はそんなに早く大人になんかなりたくないよ。父さんと母さんを見てたら、仕事するのは本当に大変だから」

レクサ=ヘリスは今4歳、思慮深く育っているようだ。

彼は善人ではないし悪人でもないが、身内には甘くて他人には冷たい所がある。

大人受けも良く、成績も優秀だから一見馬鹿には見えない。

しかし損得勘定で動くようなタイプではないので、結局いつも馬鹿を見ている。

悪い結果を十分予測しているかかわらず、それでも仲間を大切にする彼は、反対しつつも突き進む。

いわば思慮深い馬鹿であり、3馬鹿トリオのブレーキ役である。


「はっはっはっ、うらやましいかおチビども、1歳の年の差は大きいのだ」

レオ=デュランは、まあ順調に豪快な馬鹿に育っているようだ。

ただし、面倒見の良い所や活動的な所も順調に成長している。

その馬鹿筆頭の切り込み隊長レオは、夢見るような表情で話し続ける。


「僕のギフトは何かな。きっとレアギフトとかだな。まあ、戦闘系でもいいけどな。もしかして、ダブルギフト持ちだったらどうしようかな? 伝説の傭兵になったりするかもな」

レオは、伝説の傭兵の物語を読んで彼にあこがれている。

伝説の傭兵は、過去に実際に存在した獣人族の傭兵をモデルに書かれた話なので、獣人の子供達のあこがれの存在なのだ。

その後も伝説の傭兵のすごさを熱く語るレオは、何度もその話を聞かされているレクサにとってはさすがにうっとおしいが、そんな夢を語る親友の姿が好きな事もあり、微妙な表情で苦笑いしている。

それに対して、ケンは楽しそうにレオの話を聞いていて、目を輝かせて組んだ足をバタバタさせている。


「いいなぁ~、無理かもしれないけど、僕も出来れば勇者になりたい。戦闘系ギフトを女神様からもらったら頑張るしかないもんな。レオは、あさってから魔術の勉強をするんだよね。いいなぁ~、僕も勉強したい」

そのケンの意見に、少し言葉に詰まるレオ。

彼は勉強は大の苦手だ。

体を動かすのは大好きで、兎人とじんの特徴でもある瞬発力にも優れている。

身長は170cm程で獣人の中でも平均的だが、力も強くて完全に筋肉脳である。

ただでさえ勉強が苦手な彼が、魔術を上手に使うのは相当な努力が必要である。(文末参照2)


ただし、ギフトに関しては完全に当たり外れがある上に、威力や総使用量は増えないし、制御やアレンジは努力だけではどうしようもない部分がある。

つまり、彼の様に勉強が嫌いなタイプの獣人が役に立たないギフトに当たると、魔術や魔道具に頼る必要が出てくるので、お金持ちであるか努力するかしないと将来は厳しい。

次は自分の番であるレクサはその事をよく解っており、思わずレオに質問する。


「ねえ、レオはどんなギフトがいい? やっぱり戦闘系かな」

レオは即答する。

「パパみたいに職人系がいい。戦闘系はあこがれるけど、レクサが前に言ってたように他の魔術じゃ人間族にはかなわないし、魔術の勉強は大変でめんどくさいからな」

意外に真剣に考えている事に驚く2人。

それだけ明日は重要な日なのだろう。

「うん、良いギフトだったらいいよね」とレクサ。

「僕もそう思う。でも戦闘系もいいと思うよ」とケン。

3馬鹿トリオは、今日は外に遊びにもいかず、解散の時間が来るまでずっと話し合っていた。



次の日、レオの誕生日は強い雨が降っていた。

山裾にあるこのステラ村では雨の日が多いが、今は冬でありここまで強い雨も珍しく、どしゃ降りの冷たい雨が家の屋根や石畳を打ち付ける音が響いていた。

レオは、今日は神託を受けに教会に行っているので学園を休んでいる。

ケンとレクサは昼休みに学園を抜けだす訳にもいかず、教室から降りしきる雨を見つめていた。

今日に限っては、教室でただじっと授業をこなすのは耐えがたく、放課後が待ち遠しくて仕方なかった。

こんな冷たい雨の中、親友のレオが、切り込み隊長らしく始めに運命と戦っているのだ。

彼ならきっと勝ってくれると、2人は全く疑っていなかったが、だからと言って気にならないはずもない。


授業が終わると2人は顔を見合わせ頷き、教室を飛び出す。

待ち合わせは、いつものレオの部屋である。

2人は雨具を素早く着込むと、一目散に目的地に向け雨の中を走る。

神託と能力測定だけなら午前中で終わっているはずで、その後に調停者様の話を聞いても、もう家に帰っているはずだ。


勝手しったる物で、デュランの店の勝手口で雨具を脱ぎ、雨滴を落とすと住居スペースに上がり込み、2階にあるレオの部屋に向かい階段を上がる。

「レオ!」

「来たよ」

ケンとレクサが扉を開けると、部屋の中は真っ暗だった。

ただでさえ雨で暗い中、カーテンまで閉め切っているようだ。

出かけているのかと思い、窓のカーテンを開けるとベットの上の毛布が膨らんでモゾモゾと動いている。

さすがに嫌な予感しかしなかったので、ケンは慎重に声をかける。


「レオ、何があったの?」

「……」

「ねえ、レオったら。顔くらい見せろよ」

「うるさい、僕の人生終わったんだ!」

レオは毛布を払いのけ、大声で叫ぶ。

その顔には、涙の跡が見える。

レクサは、ケンの後ろから顔を出し、レオに恐る恐る問いかける。


「一体どうしちゃったのさ? まさか『枷』が外れなくて能力値が調べられなかったの?」

レオはブスっとした顔で机の上を指し示す。

「そんなことない、測定用紙は机の上だ。約束だから、見ていいぞ」

以前から、能力値の見せっこは約束していたので、ケンとレクサは薄暗い部屋の窓際に測定用紙を持って行き、まじまじと覗き込む。


(すごく低い。でも、どうしようもないほど酷くない)

それが2人の偽らざる心境だった。(獣人族の能力平均値は文末参照3)

測定用紙に書かれてあるレオの最大魔力値は48であり、これはかなり低い。

しかしこれだけ低いと普通は伸びる。

特に若いうちは伸びやすく、その為に『枷』を早めにはずすのだから。

普通は100前後で伸びなくなるが例外もあり、極端な例だが、過去に25しかなかった獣人が200近くまで伸ばした例もある。

それに、魔黄白金製のアクセサリーを身に付けておけば、身体魔素を補う事が出来るので、特に獣人族にとっては、最大魔力値が低いからといってそれほど悲観する事は無い。


次に魔素親和性を見てみると、物質については平均値を越えている物は一つも無いが、全て1から3%少ない程度であるので大きな問題はないだろう。

自由魔素については1%あるので良い方と言えるかもしれない。


つまり、これでは人生終わったと言えない。

この数値については、レオも馬鹿とはいえ十分理解しているはずである。

ならば考えられる理由は一つだけ、ギフトについてである。


「なあ、レオ。ギフトはなんだったんだ?」

ケンは聞いてみる。

レクサはじっとその場に立ちつくしている。

親友が手に入れた物が、クズギフトや外れギフトかもしれないと思い、問いかける勇気がなかったからだ。(クズギフトは社会的に問題があるギフト、外れギフトは大して役に立たないギフト)

ベットの上で、レオは悲しそうにうつむく。

やはり間違いないようだ。

レクサはたまらず大声を出す。


「レオ! 僕たちは親友だろ! 話してくれよ! みんなで一緒にどうしたらいいか考えようよ」

ケンもレクサの言葉に続いて話す。

「そうだぜレオ! ギフトは女神様の贈り物だって調停者様が言ってたぞ。だったら、絶対悪くはならない。僕はそう思うぞ! 笑うやつは僕がブッ飛ばしてやる!」

親友達に励まされ、レオは顔を上げる。

ベットから飛び降りて仁王立ちになると、開き直ったように高笑いする。


「はっはっはっ! よく聞け皆の者。僕のギフトは『服飾ふくしょく』だ。得意分野は編み物だぞ。一目見ただけで、体のサイズが全部わかってしまうんだ。どうだすごいだろ!」

ケンとレクサは顔を見合す。

「服飾って、オリジナルギフト?」

「多分違うと思うよ、でも職人系ギフトだと思う」


レオは、ベットのシーツをつかむと「見てろ」と言って、ギフトを発動する。

不可視の力によって、シーツがくるまり縫製ほうせいされていく。

糸も針もハサミも無しに、30秒ほどでTシャツが2着出来上がる。

レオは、それを拾い上げると、それぞれをケンとレクサに手渡す。

「着てみろ!」

あまりの迫力に、2人は黙って頷きTシャツに着替える。

ジャストフィットした。


「どうだ、縫い目も継ぎ目も無いんだぞ。さっきママに褒められた」

やけっぱちに叫ぶレオを見て、もう2人とも辛抱たまらなくなった。

「うんすごい、ダメだ、僕もう限界、ハハハ!」

レクサが笑うと、ケンもつられる。

「笑うやつはブッ飛ばすって言っちゃったけど、あれは無し。ハハハ、すごいや女の子みたいだ。僕のお母さんより上手い! アハハハ!」

レオは親友達の姿を見て、にこやかに笑う。

ただし、こめかみをピクピクとさせながら。


「よーし、覚悟はいいな? 馬鹿野郎ども!」

バタバタと部屋中を逃げ回るケンとレクサは笑っている。

とりあえず一発は殴らないと気が済まないレオも、まあ楽しそうに見える。

不毛な追いかけ合いは30秒ほど続いたが、レオの爆裂パンチ(もちろんただの拳骨)がそれぞれに決まると、ようやく落ち着いたようだ。



「「ごめんなさい」」

ケンとレクサは同時に頭を下げる。

2人は床の上に正座をして反省を示す。

これ以上ない謝り方に、レオもこれ以上責める事はしない。


「お前達に笑われて、僕は決心がついたぞ。これからは一生笑われて生きるんだ」

実に大げさだが、本気で言っているようだ。

まあ、『服飾』ギフトは、脳筋な彼とのギャップがひどいので、少しは笑われるかもしれないが。

だが、この意見には、さすがに反論する2人。


「一生、服に困らないのは便利だよ。笑うやつは、服を作ってやんなきゃいいだけだ」

ケンの言葉に頷いたレクサもフォローする。

「レオが昨日言っていた職人系のギフトなんだから、大当たりだと思うよ。大人になったら誰も笑わなくなるよ。レオのお母さんも、店を手伝ってもらえるから喜ぶと思うし」

レオも2人の意見に納得した様だ。

「さっき、ママにもそう言われた。休みの日には、服を作る修業をしなさいって」


それからレオは、『服飾』ギフトについて説明し始める。

簡単な形状な服なら、今でも1日に100着近く作れる事。

特に編み物なら、手や道具も使わず1日中だって編み続けられる事。

派生能力で、人の体のサイズがすべてわかる事。

出来上がった服には、縫い目も継ぎ目も無い事、等である。


「すごいと思うよ、レオのお父さんのギフトより上だと思う」

レクサが褒めると、レオは嬉しそうにしてまんざらでもないようだ。

まあ、良くも悪くも単純でまっすぐなのである。

「僕もそう思う。それに、職人系ギフトは一生困らないって父さんが言ってた」

ケンの父親も職人系ギフト持ちだから、その言葉はレオにとっても信ぴょう性が高いし、実際にその通りである。

一般的に職人系ギフト持ちは、仕入れとかに元手がかかるので大儲けは出来ないだろうが、並以上の生活は十分送れる。

彼らがいないと、大量生産が難しいこの世界の文化水準はもっと低かっただろうから、社会的地位も低くない。


更にレオの場合は、両親の経営するデュランの店が床屋兼仕立屋である。

未成年の間から仕立屋の手伝いで経験を積めるし、本人が望めば家業をそのまま継げる。

レオの希望は、彼の父の持つ『裁断』ギフトの様にカッコいい物だったが、確かに羞恥心しゅうちしんさえ無視すれば上々の結果とも言える。

今でも簡単な服とはいえ1日に100着近く作れるなら、経験さえ積めば将来は一流の職人になれるかもしれない。

特に編み物なんて根気のいる作業を、簡単に1日中続けられるのは大きい。

出来上がった商品も、縫い目も継ぎ目も無いなら、下着とかには最適だろう。

お客さんにとっても、採寸無しで作れるのは大きなメリットである。


少し吹っ切れたレオは、感謝の気持ちを込めて2人の背をバンバン叩く。

少し痛いだろうが2人とも文句も言わず笑っている。

「今日はこれから、パパとママと僕で誕生パーティーをするんだ、お前らも一緒にパーティーに出てくれよ」

「やった、パーティーだ! レオ、誕生日おめでとう!」

ケンが立ち上がり、腕を突き上げる。

「そうだ、忘れてた。誕生日おめでとう! もう大人だね」

レクサもにこやかに祝福する。

「ああ、そうだ。そのTシャツはプレゼントするから持って帰ってくれよな」

レオの汗が染みついたシーツを材料に作った一応新品のTシャツは、2人にとってはちょっと微妙に嬉しくなかった。



2人の励ましにすっかり気をよくしたレオは、次の日から早速修業を始めた。

3人は別々のクラスになり、一応大人の仲間入りを果たしたレオは、今までのように遊び回る訳にもいかないので、3馬鹿トリオはこれを持って解散扱いになった。

それでも、3人は週に2,3回は集まって相変わらずの馬鹿話をする。

少しくらい状況が変わっても、彼らの友情はこれからも続くのだ。



設定および解説

(1)この世界での1年は12カ月で360日。

1日=約24時間。

一週間は、8日8曜(日、星、魔、水、木、土、闇、風)である。

ガレア地方では3勤1休が一般的で、休みは魔曜日と闇曜日である。

マリは魔曜日にはアルバイト、闇曜日には教会の礼拝に出席する事を含めて、前日の夕方にはステラ村に帰ってきている。


(2)魔術を上手に使うのは相当な努力が必要である事について

魔術の術式には基本式があり、それは数学の公式の様な物から複雑な模様の様な物まであり、思考力(思念波や思考波)で魔素に干渉して魔術を構築する。

基本式は1000以上あり、正しく使わないと威力が落ちたり発動しなかったりするので、基本的に暗記するしかない。

戦闘職が使う魔術は、基本式だけで200以上はあり、もしレオが伝説の傭兵を目指すならすべて暗記して、獣人族の場合は繰り返し練習して体に覚え込ますしかないし、魔術の上達も、あくまでも獣人族の場合だが、センスや才能が半分、努力が半分であるので、一流になるには大変な努力が必要である。


もちろん、戦闘職以外の将来を選ぶ場合でも魔術は必須だが、別に命がかかっている訳では無いので、魔術教本を見ながらでも対応できるし、日常生活に使う魔術には、ほとんど全てに代用が効く魔道具が存在するので、生きて行くのに困る事は無い。

人間族と比べて身体魔素が少ない獣人族でも、一部の金属や魔石に身体魔素をある程度は溜めておけるし、ホットスポットから得られた魔素燃料があるので、最大魔力値が少なくても何とかなる。

つまり、ゲームの様に最大MPが高ければ戦うには有利だが、だからと言って、それで人の価値が決まる訳ではない。


(3)魔力量と魔術適正

最大魔力値は魔力量を示す数値である。(最大MPの様な物)

獣人族は種族差があるが、一番人数が多いのは80前後である。

50から150の間に全体の95%以上が入る。

鍛えれば誰でも100近くまでは伸びるが、それ以上は才能の差が出る。

獣人族の限界は500くらいだと言われているが、ギフトの影響によってはそれ以上伸びる場合がある。

一方、人間族の場合は一番人数が多いのは800前後である。

だいたい500から1000の間に全体の95%以上が入る。

一般的には1000くらいまでしか伸びないが、伸びる才能を持つ者もわずかに存在し、高齢者の中には2000以上の数字を示す者もいる。

限界は4000くらいだと言われているが、過去には1万近い数字の者も数人いた。


魔術適正とは、物質ごとの魔素親和性である。

一生を通じてほとんど変化しない。

物質ごとの違いはもちろん、物質の三態である固体、液体、気体に対する天然魔素の意志付け割合で、どの程度影響を与えられるかの指標であり、単位はパーセントである。

魔術の威力や得意不得意や、少しだが上達具合にも関係してくる重要な指標である。

以下にその数値を示す。

1、代表的な気体の平均値

獣人族 15から25%  人間族 30から40%

2、代表的な液体の平均値

獣人族 12から20%  人間族 20から30%

3、代表的な個体の平均値

獣人族  5から10%  人間族 10から15%

4、自由魔素の平均値

獣人族  1%以下  人間族 3%


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