記憶を失った僕は、聖駆者の王になる
最新エピソード掲載日:2026/10/14
旧世界は戦火の中で滅び、新たな王が即位した。
王が世界の在り方を定め直す時代。王は新たな世界の始まりを「聖暦元年」と定めた。
それは、「聖器」と呼ばれる王に認められた力が数多く生まれた時代でもあった。人々のおよそ三分の一が、自らの血を代償として、それぞれの聖器を生み出したのだ。
聖器は一つひとつが「聖決」と呼ばれる不思議な力を宿している。そして、聖器を持つ者たちは「聖駆者」と呼ばれ、聖器によって超人的な肉体を与えられた。
後世の人々は、この偉大なる時代を「創世紀」と呼んだ。
だが、初代聖駆者の王が、再び燃え上がった戦火の中で命を落とすと、輝かしい創世紀は幕を閉じ、聖戦の時代が始まった。
千年もの歳月が流れるうちに、聖駆者の数は次第に減り、人々の目に触れる機会も少なくなっていった。それでも、聖駆者たちの間で繰り広げられる聖戦だけは、一瞬たりとも途絶えることがなかった。
聖暦二〇一七年。
羽天(しら はね)という十六歳の記憶喪失の少年は、知らず知らずのうちに、千年にもわたって続く聖駆者たちの戦いへと巻き込まれていく。
失われた記憶を取り戻すため、少年は一歩ずつ、聖駆者の王座へと歩み始めるのだった……
王が世界の在り方を定め直す時代。王は新たな世界の始まりを「聖暦元年」と定めた。
それは、「聖器」と呼ばれる王に認められた力が数多く生まれた時代でもあった。人々のおよそ三分の一が、自らの血を代償として、それぞれの聖器を生み出したのだ。
聖器は一つひとつが「聖決」と呼ばれる不思議な力を宿している。そして、聖器を持つ者たちは「聖駆者」と呼ばれ、聖器によって超人的な肉体を与えられた。
後世の人々は、この偉大なる時代を「創世紀」と呼んだ。
だが、初代聖駆者の王が、再び燃え上がった戦火の中で命を落とすと、輝かしい創世紀は幕を閉じ、聖戦の時代が始まった。
千年もの歳月が流れるうちに、聖駆者の数は次第に減り、人々の目に触れる機会も少なくなっていった。それでも、聖駆者たちの間で繰り広げられる聖戦だけは、一瞬たりとも途絶えることがなかった。
聖暦二〇一七年。
羽天(しら はね)という十六歳の記憶喪失の少年は、知らず知らずのうちに、千年にもわたって続く聖駆者たちの戦いへと巻き込まれていく。
失われた記憶を取り戻すため、少年は一歩ずつ、聖駆者の王座へと歩み始めるのだった……