↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/7

アオバ2

 俺達が保護されてから三年……

俺の朝は、早い。

弟達を養っていた時の癖で早起きの習慣が抜けなくなっちゃた。

だが、眠くないと言えば嘘になる。

吸血鬼になったせいなのか分からないが、朝起きると体がダルく感じる時はある。

俺は、体を伸ばして寝ぼけ半分で布団から足を出そうとした。


ムニュ……


なんだよ!

この柔らかい感触、適度な弾力……

なるほどな!

俺のベッドに潜り込んだヤツがわかった。

というか、そんな事をするのなんて一(・)人(・)し(・)か(・)い(・)な(・)い(・)。


「なんでいるんだベルーナ!」


ベルーナっていうのは、この白くて小さなウサ耳に赤目で巨乳の女の事。

俺は、ベルーナの頬を引っ張って起こそうとするが起きない。

だが、起きない。

仕方なく布団を取れば流石に起きるだろそう思っていた時期が俺にも、あった。 

俺は、ベッドから出て立ち上がって布団を引いた。

しかし、ベルーナは起きない。


ハァ……

こいつここまでされて起きないのかよ!

しかも、なんで服着てないんだよ!

まぁ、俺も下は履いてるけど人の事言えないけど……

ベルーナの体を見ないように壁に投影された電子時計を見た。


朝の六時ならあれで起きるだろ。

俺は、窓の方に歩いて、カーテンを勢いよく開けると朝の陽射しが部屋全体を包む。


「……ん? おはようアオバちゃん!」


ベルーナが、ようやく起きた。


「おはよう……じゃねぇ! なんで、俺の部屋にいるんだ!?」

「いいじゃない、お(・)姉(・)ち(・)ゃ(・)ん(・)な(・)ん(・)だ(・)か(・)ら(・)」


俺は、お前の妹になった覚えはない。

そして、絶対にお前を“お姉ちゃん”とは呼ばない。

それは、そうと……


「お前、監(・)視(・)官(・)には言ったのか!」


ベルーナは、ゆっくりと顔を背ける。

その表情は怯えていた。

監視官っていうのは、『厄災宝(アーティファクト)』を体内に入れられた俺達を監視補佐する為にある公安の部署の事いわゆるお目付け役、まぁ、俺達も公安の署員だけど。

 

「ねぇ、どうしよう!?」


知るか!

自分でなんとかしろ!

朝から疲れさせるな。

ただでさえ吸血鬼になってから朝が億劫になっているんだから。

俺は、寝室を出て洗面所に歩き始めた。

ふと、壁を見た。

そこには、白い壁に何も絵が入れられてない額縁が飾られていた。 

アァ、まさかあ(・)の(・)『厄(・)災(・)宝(・)』を使ったのかと納得した。

というか、くだらない目的で『厄災宝』使うなよ!

俺は、呆れてため息を吐きながら洗面所に再び歩いた。

そして、顔を洗い歯を磨いてた時、いきなり後ろから胸を鷲掴みされて揉まれた。

見なくていい。

わかっているから、こうするだけだ。 

俺は、ベルーナの頭にゲンコツを落とすとベルーナは、頭を抱えてその場でしゃがんでいる。

最近、こいつに胸揉まれるせいで、サラシを何重にも巻かないと動いて気になるんだよな。

俺は、歯磨きを終わらせてベルーナを立たせて背中を押して何も絵が入れられてない額縁まで連れて行って……


「早く自分の部屋に戻れ」


ベルーナを額縁に押し込んだ。

アイツは、こうでもしないと居座る。

すると、部屋を貫通するほどの怒鳴り声が2戸隣から聞こえた。


アイツの監視官怒るとメッチャ怖いからな!

ただでさえ全裸かつ『厄災宝』使ったからな!

……プフ!


笑いをこらえるのに必死な俺。


さてと、俺も着替えますか!

朝ごはんも作らないとだし……

それに比べて俺の監視官は、どうせ寝てるし。


笑いを我慢しながら寝室に戻って着替えをした。

今日は、ちょっと偉い人に会うから、ワイシャツとズボンを履こう。

いつもなら、適当に選んだTシャツを着てるけど、今日は流石にな!

ベルーナ達からは、服のセンスがダサいと言われるけど……

さて、朝ごはん作りますか!


 俺は、キッチンで朝ごはんを作り、朝食をとっている。

今日は、とき卵にベーコン入れて焼いたヤツとトーストにした。


これが、一番旨い!

それに、一番楽。

そういえば、最近『スキル』の確認してなかったな!

 

俺は、食べながら、腕に着けたブレスレットに手を置くとメニュー画面が空中に現れてステータスの所を押すと大量の『スキル』が表示された。


名 白山 アオバ


『スキル』

『氷獄龍王』 『屍鎧龍王』 『金毒沼龍王』『泡焔爆龍王』『破邪の御加護』 『暗影海龍王』 『一撃爆撃』『超速再生』『音響爆撃』


うん、わかってはいるが、変なスキルばかりだなぁ。

簡単に俺のスキルを説明するなら、俺の体内に入れられた『厄災宝』そのものが名前になっているのだが、唯一特殊なのが、この『暗影海龍王』っていうので、これは、俺が改造された時に影の中にも『厄災宝』を入れられたから得てしまった『スキル』なのだ。

ただ、一つ一つは、強いが、強力な分デメリットの方が強い『スキル』もある。

それは、『一撃爆撃』という俺の体内、具体的に言うと左手の上腕の筋肉を改造されて入れられたシャコの筋肉によって得た『スキル』なんだが、デメリットの方がでかいというか、左手に深刻なダメージを負うから基本使わないというか、使えない。

いやさ、強いは強いよ、でも、吸血鬼の特性で『超速再生』を得たとはいえ、回復するのに一分、最悪の場合二分はかかるから使いづらいし、一瞬だけども、痛みは、あるから、使おうとはならない。

だったら、他のでなんとかするという感じだ。








 

「面白かった」


「続きが気になる」


と思いましたらぜひ、「☆☆☆☆☆」評価お願いします。

面白くなかったら☆1だけでも構いません。

それと、他にも連載しておりますURLを下に張っておくので興味がありましたらぜひ読んでみてください

↓

https://ncode.syosetu.com/n8678ha/


それと、もしよかったらブックマークもお願いします。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。