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第五話 それぞれの本音

どうでしょう

頑張りました…

疲れました。

長いけどぜひ見てください!

ーーーーーーーーーー遥斗目線ーーーーーーーーーー




よし、邪魔するぞ!

律には悪いけど、あんな、信用ならんやつ二名と、関わらせる訳には、いかない。

特になんだ!あいつ!

同じクラスメイトだからって油断していた。

時折、デートとかほざくし、ボーイズラブになっちゃうじゃん!

というか、あんな雰囲気だったか?

ぶっ倒れた時から、なんというか、違くなった気がする、って、そんなことはどうでも良くて!

二人、いや三人を止めなければ!!


ぬっ、何か話してる!


「お、あそこにドーナツある!食べに行こ〜」


「いいですね!

 あでも、その前に御手洗行ってきますね」


「わかった。」

ドーナツ、、、よし。

俺は、急いでドーナツ屋に、入った。


「すみません!ここの、ドーナツ、全部ください!」


「え、全部ですか?」

店員が、訝しげな目で俺を見てくる。


「はい!」


「わかりました。」


「ちょぉぉと待ったー!」

うげ、こいつ、急に湧いてきやがった。


「ごめんなさい店員さん。ただの悪い冗談なので!」

そういうと、俺を引き連れてさっさと店を出た。


「てめぇ、何してくれてんだ?!

 そして力強いな?!」


「えへへ、ありがとう。」


「褒めてねぇわ!」

くそ、邪魔された。でも次こそは!



ーーーーーーーーーレオ目線ーーーーーーーーーーー


(律くんトイレ行っちゃった。

 それにしても、向こうが騒がしいな。

 少し覗いてみるか。)


「すみません!ここの、ドーナツ、全部ください!」


「え、全部ですか?」

(ん?律くん?

 いや、髪色が少し違うな。

 律くんは白髪だけどあの子は、白髪に黒のメッシュ  が入ってる。

 でも、背格好や顔は瓜二つだな。

 まさか、さっき言ってた兄さんて人かな。)


「ごめんなさい店員さん。ただの悪い冗談なので!」

(あ!琥珀君だ。用事あるとか、言ってなかったけ?

 う〜ん…あ、もしかしてあの人と一緒に来てたのかな。きっとそうだ!)


「レオさん、遅くなってごめんなさい」


「全然大丈夫だよぉ〜。

 じゃあ、行こ〜。」

(あの2人がどうだろうと俺らには関係ないからな)



ーーーーーーーーーー遥斗目線ーーーーーーーーーーー



よし、次は…先に服屋に先回りしておこう。


「こんにちは、店長、少しひまなので来ちゃいました。」


「ああ、遥斗くんありがとうね〜。

 じゃあ、早速お願いね。」


「はい。」

(よし、このためだけに、このバイト大急ぎで入って、良かった。

 あの、鬱陶しいやつからはふりきれたし。

 お、2人が来た。あらかじめ、少し、変装している からな。バレないだろう。)

よし、うぅん、

「いらっしゃいませ、お客様。

 今日はどんな服をお求めで?」

上手く、いつもより、高い声がだせた。


「う〜んと、カジュアルな服が、ほしいな。」


「わかりました。では、こんな服は、いかがでしょう?」

俺は、バレないように、少し微妙な服を差し出した。

あまり、あからましすぎると、ばれる可能性があるしこの店の評価も下がってしまう。


「じゃあ、その服着るね。」


「試着室は、こちらです。」

(よし!くっくっくっ、ダサい服を着て律に嫌われてしまえ!)


「こんな感じだけど、どうかな?」


「わぁ、すごいかっこいいです!レオさん。」


「ありがとう、律くん。

 じゃあ、この服買います。」

(いや、なんで?!

 なんで、あいつが、着るとかっこよく見えるの?

 くっ、だがまだまだ服はある。いつか、きっとダサくなるはずだ!)


全部試着後……

(なんで!?

 もう、全部かっこいいじゃん!ふざけんな!)

「よ、良くお似合いです。お客様。」


「ありがとうね、店員さん。」

そういうと、そいつは、少し、小馬鹿にしたような、余裕の笑みを浮かべた。

(は?まじで、なにあいつ。ほっっんと腹立つ!)


ーーーーーーーーーーーレオ目線ーーーーーーーーーー


つぎは、律くんと一緒に服屋にきた。


(あ、店員さんきてくれた、、、ん?

 さっきの人じゃね?ドーナツ買い占めようとした人じゃね?なんでここにいるんだろう?)


「いらっしゃいませ、お客様。

 今日はどんな服をお求めで?」


「う〜んと、カジュアルな服が、ほしいな。」


「わかりました。では、こんな服は、いかがでしょう?」

そういって、店員さんは俺に服を差し出してくれたけど、なんか、微妙だな。


でも、店員さんがおすすめしてくれた手前、断りにくいな〜。

よし、他の服も混ぜて、似合うようにしよう。


「こんな感じだけど、どうかな?」


「わぁ、すごいかっこいいです!レオさん。」

(うんうん、結構いい感じだな。)


「ソウデスネ、トテモヨクオニアイデス。

 次はこんなのどうでしょう?」

おれは、店員さんの表情が、少し強ばったのを見逃さなかった。

(ははーん、さては、俺にダサい服を着させて恥かかそうっていう魂胆だな〜。

 ふふふ、できるものならやってみろ!)


試着後……

俺は、見事店員さんにおすすめされた商品を上手く着こなせた。


「よ、良くお似合いです。お客様。」

店員さんが、褒めてるけど、悔しそうな表情を隠しきれていない。


「ありがとうね、店員さん。」

俺は、余裕の笑みを浮かべ律くんと一緒に選んだ2人の服を買った。

(もしかして、今の笑みウザかったかな?

 ふふ、まぁ、いいや、俺を陥れようとした罰だ。)


「ありがとうございます!僕の分まで買ってくれて。」


「いいの、いいの、それより散髪に行こう!

 律くん前髪長いけど、前髪切ったら、絶対モテるよ。」


「そうですかね?」


「そうだよ、そうだよ、可愛いから、もっと自分に自信を持ちな!」


「アイアイサー!」


ーーーーーーーーーーー琥珀目線ーーーーーーーーーー


(ふっ、尊いものが見れた。

遥斗、あんたの当て馬最高だったぜ。

グッジョブ!)

そんなことをおもっていると、前から、ずかずかと遥斗がやってきた。

「ああ、くそっ!クソ腹立つ!」


「お疲れ様。なんだか随分ご立腹ですね。」


「…まぁな。それにしてもお前、その様子からすると、見ていただろ。

 なんで間に入らなかったんだ?」


「僕なんかいなくてもあの場は上手く解決したでしょ。

 僕は、そうなることがわかってたの!」

そう、わかっていた。前世の記憶で!

そもそも、獅子レオは、メイクとか、服とかのセンスがすごくいい大学生なのだ。


何を、着ても着こなせる。そういう人なのだ。

まぁ、本人の顔やスタイルの良さもあると思うが。


「というか、お前も気づいているでしょ。

 律くん凄く楽しそうでしょ、別に邪魔しなくても、いいんじゃない?」


「…っ、それは、まぁわかってたけど。」

なんか途端に複雑そうな、顔になったな。


「でもな、心配なんだよ。

 あいつ、いつも、親から俺と比べられてきてさ、

 俺に対して劣等感を抱いてるのも知ってるんだよ。」


「だったら、声をかければいいじゃん。」


「じゃあ、なんて声かければいいんだよ?」

遥斗の声のトーンが低くなった。


「頑張れ!って言えばいいのか?

 気にするな。って言えばいいのか?

 どれ言っても、あいつの重荷になるだけだろ…」

そして、どこか、憂いを帯びたような、諦めたような口調になっていた。


「やっぱり……

 遥斗君の方が人間っぽいね!」


「は?」


「だって、そうじゃん!

 なんか、なんか、言語か出来ないけど、そうじゃん!」


「お前が、ボキャブラリーないってことがわかったわ。」


「それにさ、重荷になるとしても、ちゃんと会話した方がいいんじゃない?」


「あ、さっきの話に戻るのね…」


「だって、そっちの方が律くんも嬉しいと思うし!

 不安なのは、分かるけど、1回だけ、だけでいいから、話してみようよ!!」


「はぁ、わかった。1回話してみる…」


「今日の帰り!!」


「今日の帰り??!」

「なんでだよ?!おかしいだろ!

 もっと、家とか、その、2人きりの方がいいだろ!」


「いいや、第三者もいた方がいいだろ!

 それに2人の話聞きたいし!」


「絶対後半が、目的だろ!」


「…」


「…はぁ、わかった。」


「よし、じゃあ早速行こう!」


「はいはい。」


ーーーーーーーーーーー律目線ーーーーーーーーーーー


(ふぅ、今日は楽しかったな〜

 ドーナツ食べたし、服買ったし、髪切ったし、

 それにしても自分で言うのもなんだが、結構似合ってるな。

 レオさんほんとにすごいな!)

僕とレオさんは、駅に向かって歩いていた。


「りつ〜!」


「えっ、あ、兄さん?!

 なんでここに?」


「あ、やっぱり兄さんなんだ。」


「え、レオさん、やっぱりって何?」


「えっと、律に言いたいことが、あって、」


「何?」


「律の今の髪すごく似合ってて、可愛くて、、、

 いいと思う。」


「あ、ありがとう?」


「それで、今まで、律と俺比べられてて、本当なら、俺が守らないと行けなかったのに、ごめんね。

 ちゃんと話そうとしなくてもごめんね。

 なんて言えば、いいか、分かんなくて…」


「うん、大丈夫だよ、って、兄さん泣いてる?!

 はい、ティッシュ!」


「んぅぅ、ばびがどう」


「あはは、どういたしまして」

「それに、兄さんが、そう言ってくれるだけで、僕嬉しいよ。」

(兄さんがこんなこと言ってくれたの、いつぶりだろう。嬉しいな!)


「あぁ!」


「レオさんどうかしたんですか?」


「琥珀くん、やっぱりいた!」


「あ、やべ、バレた」


「琥珀くん?今日用事じゃありませんでしたっけ?」


「2人のことが心配で…」


「嘘だろ。」

兄さんが、そうズバッと言った。

「ええっとですね、実はカクカクしかしがで」

琥珀くんは、僕たち2人をカップルにしたいこと、それを兄さんが止めようとしていたことを教えてくれた。


「「なるほど」」

僕と、レオさんは、2人で、納得していた。


「たしかに、それなら納得できるね…」


「そうですね。」


「あ、そういえば、俺も律くんに言いたいことがあって。」


「…?なんですか?」

すると、不意にレオさんが、僕の顎を持ち上げた。

「な、何してるんですか?!」

きっと、僕の顔は今、真っ赤だろう。恥ずかしい。


「律くん、俺、君のことが好き。」


「「えっ?」」  「いよっっしゃゃぁぁ!!」

僕と、兄さんは、ぽかんとして、琥珀くんは、狂喜乱舞した。


「えっ、好きって、恋愛的にですか?」


「うん。あ、勘違いしないで欲しいけど、琥珀くんがあんなこと言ったからじゃないよ。

 まぁ、つまり、元々律くんのことが好きってこと。

どう?付き合ってくれる?」

分からない、分からないけど、ちょっと嬉しい僕が、いる。ということは、

「よ、よろしくお願いします!」

その時、レオさんの顔がゼロ距離になった。

「ん、んぅぅ?!

 ぷっはっ」


「ふふ、可愛い。可愛い過ぎてキスしちゃた♡」

レオさんはいたずらっぽく微笑んだ。

その、瞬間、兄さんは、ショックで、琥珀くんは、嬉しさで、魂が、抜けた、、、気がする。

僕は、真っ赤になって俯いた。

でも、僕は嬉しかった。

だから、「チュ」

「えへへ、これでおあいこですね。

 じゃあまた明日!」

あ〜、やばい、すごい恥ずかしい。

明日から、楽しみになった気がする。すごく楽しみだ!

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