第5話:機械仕掛けの神殺し―アンチデウスエクスマキナ―その5
ライカ・ラヴクラフトは食堂のテーブルの席に付き、ワクワクしながら食事が来るのを待っていた。
丸みの帯びたメガネと少し長めの金髪の少女とは思えないほど豊かな巨乳を揺らしながら注文を待ちわびている様子を見せる。
女子高生なギャルといった風貌の容姿とは裏腹にその顔は幼さを思わせる様な笑みを浮かべていた。
ライカ:
「まだかな♪まだかな~♪」
音程と音頭を小刻みに取りながら注文した料理を待つ。
その様子はまさしく子供のそれとも取れる容姿とのギャップが合わさってそこそこのインパクトを見せている。
なお、ギャル系JK(女子高生)な衣装に関しては艦内及び組織に属する女性陣営の意見を参考にした結果、ライカ自身が選んだものだったりする。
しばらくすると複数のテンプレートな姿のメイドさん達が料理を載せた配膳ロボットと共にライカのいるテーブルへと向かってきた。
ライカ:
「待ってたッスよ~!!」
メイドA:
「ライカ様、お待たせいたしました。」
メイドB:
「ライカちゃんのオーダー通り、ライカちゃんの好きなものオンリーでギョーサン持ってきたでぇ!!」
そう言いながら複数人のメイドさんは次々よ矢継ぎ早に料理をテーブルへと載せていく。
テーブルに置かれた料理はハンバーグやスパゲッティナポリタン、焼きそば、チャーハンなどなど。
色とりどりな庶民・高級問わずの料理が並べられており、その光景を見たライカは眼鏡を掛けた眼鏡をサンサンと輝かせていた。
ライカ:
「うわっはー!!美味しそうっス!!」
メイドC:
「ライカ様、よだれをお拭きくださいませ。食事は逃げませんので」
指摘を受けて備えていたナプキンでよだれを拭き、手を合わせるライカ。
ライカ:
「それじゃ――――いただきます!!」
同時にライカは手短にある料理から手を付けていく。
豪勢に並べていた料理はみるみると彼女の口へと入っていき、料理が乗っていた
皿は軒並みカラになっていった。
早食いの様に思われるがライカはそれでも口を動かし、素材の旨味を噛み締めながら美味しく平らげていく。
それから30分後、テーブル一面に並べられていた料理は全てカラとなり、タワーの様に積み重ねていた。
ライカ:
「(ゲプ)ごちそうさまでした~!!美味しかったっス!!」
両手を合わせてご馳走様を言うライカ。
彼女の腹は多くの料理を平らげた為か、まるでギャグマンガの様に彼女の身体の
およそ半分くらいまでの大きさまで膨れ上がった。
フゥ~と幸せも混じった息を吐き、ライカは自身の膨れた腹を優しく撫でる。
メイドB:
「相変わらずの健啖家っぷりやな~惚れ惚れするでぇ~」
ライカ:
「いつも美味しいご飯、ありがとうございますっス!」
メイドB:
「礼なら炊事班の面々にやな~ウチら給仕班はあくまで配膳だけやで」
メイドA:
「ですが我々としても嬉しいことです。みんなにも伝えておきます」
笑みでそう答えるメイド達に同じく笑みで返すライカ。
そこへロンロン博士を伴ってのツルギが食堂へとやってきていた。
ツルギ:
「ライカ」
ライカ:
「あ、クロくん!お疲れ様ですっスよ、ロンロン博士も~」
ロンロン:
「もう食べ終わってたアルか。相変わらずの健啖っぷりアルね~・・・」
メイドB:
「それもうウチらがやったネタやで~」
メイドC:
「ツルギ様達もお食事の時間ですか?」
ツルギ:
「そうしたい所なんだけども・・・ライカ、ブリッジへ行くよ。船長達から出頭命令が来た」
―フラグメント・マテリアル―
ロンギヌス
「神殲組の旗艦として運用しているテトラグラマトン級超時空強襲穿孔揚陸艦。元々は別世界に存在していたロストテクノロジーの産物でそれをエイハブ船長らが回収し、復元及び改装を行い、現在の形へと至っている。ブリッジなど戦艦としての機能の他にもレクリエーション施設の充実などもしっかりしており、ちょっとしたテーマパークとしての様相も呈している。デモンデウス以外にも幾つかの人型兵器を有しており、その保有数もかなりの多さとなっている」




