第49話:機械仕掛けの邪神―ザ・エビルデウス・エクス・マキナ―その4
トリガーからの指摘を受けて若干赤面になる二人。
咳払いをするツルギにトリガーは機械仕掛けの邪神に対峙する漆黒の巨人の方へと視線を向けながら聞く。
トリガー:
「あの黒い巨人は」
ツルギ:
「アレは【カドゥケウス】―――俺達の仲間であるヨハネス先生が召喚した機械仕掛けの魔神だ」
トリガー:
「アレもそうなのか――――」
【カドゥケウス】になんかを感じ入っているトリガー。
そこへ【ロンギヌス】から通信が入る。
レディA:
『聞こえますかツルギ?』
ツルギ:
「レディA司令、ハイ、大丈夫です」
通信機に応じるツルギ。
トリガー:
「誰だい?」
ライカ:
「私達の上司とも云えるレディA司令ッス」
ツルギ:
「司令、早速ですみませんが【デモンデウス】を呼びます」
レディA:
『こちらでも【カドゥケウス】と巨大な邪神を確認しているわ。以前現れたヤツね?』
ツルギ:
「ハイ。相手はおそらくこの神喰異世界の“神核”です」
レディA:
『【デモンデウス】の整備は済んでいるわ。二人とも【カドゥケウス】の救援へ向かって』
ツルギ&ライカ:
『了解!!』
レディAの言葉に応じる二人は即座に機神召喚の準備に入る。
トリガー:
「こりゃあ、下手しなくても離れてた方が無難だろうな」
ライカ:
「危ないから離れてた方が良いッスよ!」
ツルギ:
「トリガー、そちらも可能なら戦力を出して欲しい」
トリガー:
「――――それが良さそうだな」
そういうとトリガーはコロッセオの外の方へと視線を向けた。
トリガー:
「どっちにしても急いだ方が良いな。あの羽根付き黒巨人だけで戦わせるのは良くないだろ。俺も札を切るからよ」
ツルギ:
「わかった・・・ライカ、やろう」
ツルギの言葉にライカは頷く。
それを見たトリガーもまた身に着けていたマントを脱ぎ棄てる。
同時に右手に構えた大型拳銃に弾丸をセットした。
トリガー:
「さて――――出番だぜ相棒・・・!」
そう言うと同時にトリガーは天に向けて発砲した。
レディA:
「二人はなんだかんだとまだまだ若い身分ですからね」
エイハブ船長:
「本来なら青春送ってる頃合いだからな」
クロノス:
「アオハルですか・・・データベースでしか知らないのです」




