第48話:機械仕掛けの邪神―ザ・エビルデウス・エクス・マキナ―その3
アバドンごと【タイラントビースト】に対して攻撃を仕掛けていくツルギとトリガー。
しかし、流石に体格差もとい巨大ロボットとも云える巨体の邪神に生身に挑むというのは流石に無謀が過ぎるのもあってか彼らの攻撃は焼け石に水といった状況である。
トリガー:
「クソッ、流石に生身でこんなバケモンのデカブツをやれって言うのは無茶だわな・・・」
ツルギ:
「無茶というか無理ゲーに近いよ・・・こっちはライカがいないと【デモンデウス】が呼べないがそっちは何かないのか?」
トリガー:
「あるにはあるが――――とにかくこの状況じゃあ流石に暇がねぇ!!」
巨大な機械仕掛けの邪神たる【タイラントビースト】の攻撃を必死に避けながらツルギの問い答えるトリガー。
アバドン:
『グワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!』
激しい慟哭の様な咆哮を上げながら狂えし獣の如く、暴れ回る機械仕掛けの邪神。
手の平が巨大な顎の様に広がり、獲物を捉えようと迫る。
トリガーは回避しようと動きを見せとうとしたが段差となった床に足を取られてしまう。
トリガー:
「――――ッ、しまった!!」
そのまま体勢を崩してしまうトリガーに巨大な怪物の口の様な巨腕が襲い掛かる。
ツルギも助けようとするも間に合わない勢い。
このままでは叩き潰される。
そう思った瞬間、重い激突音が場に響く。
―ゴギャアアアアアアン!!!―
重苦しい金属音のぶつかり合いが生身の身体に響き渡る。
その衝撃でおもむろに身体が後ろへと吹き飛ばされる【タイラントビースト】であった。
ツルギはもう一つの黒い巨大な物体の方へと視線を向ける。
そこには巨大な蛮刀を片手で携えた光の翼を有した漆黒の巨人が立っていた。
ツルギ:
「カドゥケウス!!」
ヨハネス:
『間に合った様だね』
そう答えると【カドゥケウス】は警戒のまま膝を折り、もう片方の手を地上へと降ろす。
手の平にはライカが乗っていた。
ライカ:
「クロくん!」
ツルギ:
「ライカ!!」
手を広げ、受け止める姿勢を見せたツルギに応じる様にライカも【カドゥケウス】の手から勢いよく飛び降りた。
少し衝撃を受けながらも無事に受け止め、ライカを降ろすツルギ。
ツルギ:
「よっと・・・!」
ライカ:
「大丈夫ッスか?私、めっちゃ食べてるからウェイトとかさ・・・」
ツルギ:
「そんなことはないよ。俺も鍛えているからさ」
ライカ:
「ン」
トリガー:
「お二人さん、気持ちはわかるが時と場所は考えな。TPOってヤツだ」
トリガーが流石に状況を考えてくれと言わんばかりに突っ込みを入れるのであった。
メイドA:
「え、なにもネタがないからなんか喋れって?」
メイドB:
「ま~た無茶ぶりしおってこの作者・・・」
メイドC:
「ではライカ様の食事事情を。え、本人がいないのに良いのか?ですか・・・まあ、ご本人も割とネタにしてますし」
メイドB:
「ひでぇ話やで。あ、もう尺が無い?おい、これでいいんか?!」




