↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
機吼斬饗デモンデウス  作者: 貴宮アージェ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

34/52

第34話:暴食の格闘王―グラトニーオブバトルマスター―その5

ヨハネス:

「張り紙かね?」


 マナ・ケミアから促される様に視線をそちらに向ける。

壁に何か張り紙がされており、そこにはイラストと文字が描かれていた。

二人の様子に気付いたツルギとライカもそのイラストに視線を向けていく。


ツルギ:

「これは何かのイベントか?」

ライカ:

「一応、ボクらでも読める文字らしいッスね。えっと何々・・・格闘大会?」


 壁に張り出されていた紙の内容を口に出すライカ。

書かれている内容は格闘大会に近い催しを行うことが書かれていた。

優勝者にはチャンピオンであるアバドンへの挑戦権を得ることができると書かれている。


ライカ:

「これってさ」

ツルギ:

「釣り出し・・・誘い出しか」

マナ・ケミア:

「まあ十中八九、私達を誘っているヤツだよね」


 内容を見てツルギ達はそう思った。

基本的に邪神の作る神喰異世界群は邪神の望む世界であるので邪神の世界の住人は基本的には彼らの欲求を満たすだけの道具でしかない。

だがそれでも限界はある。

だからこそ、外部から有力な人材を神喰異世界群へと引きずり込んでいくこともあるのだ。

大概の場合は己の我欲・欲望を満たす為の人材もとい生贄で無差別に選ばれるというか無理やり連れ去りに近い。


ライカ:

「つまりキャトラれる!!」

マナ・ケミア:

「むしろ、誘い込まれたと言うべきなのかな」

ツルギ:

「多分、どれも少し違うと思う―――」


2人へのツッコミをするツルギを余所にヨハネス先生は別の考え方をしていた。


ヨハネス:

「先の戦いで現れた邪神――――アレがアバドンだとすれば彼の性格を考えてみれば可能性は無くはないのかもしれない」

ツルギ:

「どういうことですヨハネス先生」


 ツルギの疑問にヨハネス先生はこう仮説を説く。


ヨハネス:

「以前、街の住人から聞いた話なのだがアバドンは常に“強者との闘い”を求めているらしい」

ツルギ:

「強者・・・」

ヨハネス:

「そう・・・まるで飢えた獣の様に骨の髄まで食い尽くしても尽きないほどの貪欲なまでの闘争心を有し、その様はまるで“暴食”の様だと言っていた――――」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。