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機吼斬饗デモンデウス  作者: 貴宮アージェ


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第24話:神喰異世界群―クラックワールド・カオスエンド―その3

 ロンギヌスへと帰還したツルギ達は格納庫に集まっていた。

デモンデウスとは異なる新たな巨大ロボットの登場にロンロン博士や整備担当のメイド達が興奮などの一喜一憂する中、ヨハネスとマナ・ケミアは格納庫内を見渡していた。


ヨハネス:

「想像していたよりも巨大な(ふね)だな」

マナ・ケミア:

「まさに超巨大戦艦だね。超長距離移民船みたいな感じ」

ライカ:

「人型ロボットみたいな強行型への変形はするんだっけ?」

ツルギ:

「人型になるかどうかは聞いてないな・・・」


 ロンロン博士が何か言いたげな様子を見せていたが拗れそうだったので無視する。

そんな中、ツルギは格納庫に並び立つ2体の機械巨人の姿を見た。

デモンデウスとカドゥケウス。

最初に見た時はデモンデウスとは異なると思っていたがまじまじと見てみるとデモンデウスに近い意匠や印象を感じさせる所は確かにある。

デモンデウスそのものの出自は実の所、よくわかっていない。

ツルギ達の使っているデモンデウスはとある科学者の狂気と叡智の結晶として開発されたことがレディAから聞かされていた。

しかし、このデモンデウスは実は復元したものである。

詳しい経緯まではわからないがツルギ達の使用しているデモンデウスはかつての四肢が失っているとのこと。

何らかの敵との戦いで失われたとされているが詳しいことはレディAもわかっていないらしく、デモンデウスに残されていたデータを基にロンロン博士が現在の形へと改修したのがデモンデウス【臥震衝嘆(アップライジング)】である。

何故こうなったのかレディAはどこまで知っているのか、全てを語ってはくれていないがそれでも自分達の“戦える力”としては最高の相棒でもあるとツルギもライカもそう信じている。


レディA:

「おかえりなさい」


 そんな所へレディAがこちらにやってきた。

仮面を被りし、女性司令は笑みを浮かべながらツルギ達を出迎える。


ツルギ:

「ただいま戻りましたレディA」

ライカ:

「ただいまッス!!」

レディA:

「そちらの二人が?」


ハイ、とツルギはヨハネスとマナ・ケミアの二人を引き合わせる。

ヨハネスとマナ・ケミアはレディAへ向けて軽く会釈した。


ヨハネス:

「ヨハネス・ハザマ・ブラックマンです。こちらはマナ・ケミア。ご厄介になります」

レディA:

「レディAです。神殲組の司令官を務めております」


 お互いに軽く挨拶を交わすとレディAはカドゥケウスの方へと視線を向けた。


ヨハネス:

「気になりますか」

レディA:

「ええ―――――デモンデウスとは私自身も切っては切れない縁がありますので」

―フラグメント・マテリアル―

クロノス

「大人びた風貌の容姿をした眼鏡を掛けた女性アンドロイド。【ソロモン】と同じ世界で生み出されており、ソロモンとのリンクを行うことで【ゲーティア】などを介しての予測をスムーズに行うことが出来る。胸はとても豊満でライカ曰く『まるで枕の様に柔らかくて寝やすい(実際寝たとのこと)』」

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