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冒険したくない冒険者〜生涯賃金を稼いだら冒険者辞めてもいいよね?〜  作者: 茄子の皮
第2章 王都編 ③貧困街改造計画
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ロンダール他の地区

 リールはユートリア家の話し合いも終わり、ユリカと街を見て回る。


 ロンダール南東地区の参考のために、暇があれば他の地区もみているのだ。


 王都は円形の土地に真ん中から十字に道があり、4つの地区に別れている。東西に門があり北東部に貴族街が集まっている。

 ミランダレ商会の本店は、西南地区にある。


 ロンダール南東地区の80%はリールの土地だが、十字の道近くの土地はユートリア家が所有している。

 ユートリア家所有の家や道は修繕されておらず、リールの土地とは別世界の荒んだ街のままだ。


 他の地区にも貧困層はおり、盗人などの犯罪者も少なくない。以前ロンダール南東地区にいてリール達に敵わないと逃げた犯罪者達が、それぞれに散らばってしまったのだ。


 リールには関係のない話だ。


 以前は安心して過ごしていた人達が、不安を感じるには充分の影響が出始めている。見回りの騎士達が多く見え、護衛に努めている。


 リール達は、近くの店を見ているが不安が顔に出始めている。


「安全あってこその生活だな。」

 リールはつぶやく。


「そうだね。悪いことさえしなければ普通に生活出来る世の中になればいいね。」

 ユリカも店を見ながらはなす。


 統治している貴族からすれば身近ではあるが、本当に影響があるか問われるとそうでもないのだ。税収や住民の数などの数字を優勢させてしまうのだろう。


「参考になるような店は一通り見たな。」

 リールは王都に来て、見たいと思った場所は見終わった。


「後は街が出来るまでのんびりと過ごすか」



 リールとユリカは森に素材集めやレベル上げ、魔法の練習など自由な時を過ごす。

 風邪魔法でアストロの街まで30分で行けるため、日帰りで帰ったりもした。



 そうして一週間後、ロンダール南東地区はほぼ完成した。







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