出店希望者達2
猫の獣人カルト。黒猫の獣人で身長170㎝程の32歳男性だ。
「カルトさんは、調理器具職人として有名でして、フライパンや包丁などの料理道具、スプーンやフォーク、ナイフなどの食事に関わる道具の専門家です。キャットコレクションと言って仲間と共に作った猫の模様が入った食器は貴族も愛用する人気ぶりです。」
サンクは丁寧に説明する。
なぜそんな有名な人がロンダール南東地区へ来たのかリールは不思議だった。
「私は家族と仲間4人と一緒に調理器具職人として仕事をしています。正直ここで無くても仕事はあるのが現状ですが、将来的に考えてロンダール南東地区の発展は魅力的です。キャットコレクションが有名なのはありがたいですが、家が犯罪者に狙われることもありました。家族、妻と息子と娘の安全を考えるとリールさんがやろうとしている事は、安全が欲しい人は絶対逃してはダメだと思ったので今回出店の許可を貰いたく思います。」
カルトは、Aランクの冒険者でもある。調理器具の素材を仲間と一緒に採りに行くこともあり、家にいない期間があり不安なのだ。
「出店は問題無さそうですね。店の場所や住む場所を決めてください。」
リールは答える。
「ありがとうございます。ぜひ食器など必要な物があれば用意しますので、街の開発をよろしくお願いします。」
カルトは、頭を下げている。
店の場所決めのため、離れて行った。
「面白い人だったな。」
リールは思う。
「そうですね。彼はミランダレ商会としても欲しい人材です。もっともカルトさん達だけでも充分稼ぐ力を持っているので、心配いりません。」
サンクは残念そうに話す。
「次は飲食店関係の人達から話を聞きましょうか。」
時刻11時30分。昼食と一緒に話を聞く。
「飲食店関係は30人ですね。肉料理、魚料理、野菜料理、酒屋等々様々集まってますが、有名な人はいませんね。」
サンクは説明する。
出店希望者達の料理がリール達の前に並んでいるが、よくある食べ物屋としか思えない。悪くもないが、特別良い訳でもない。
王都のロンダール南東地区以外の店でも、よく見られる料理だ。
食べて見ても、感動するほどの料理では無く、美味しい料理だった。
サンクが意見をリールに求める。
「この店だから行きたいと思える店は、今のところないが悪くないのも問題かな。材料の仕入れと売上の目安が立てば良いが。ミランダレ商会として、雇う事はできませんか?」
リールは聞く。
「料理の腕は悪くないので、喜んで受けさせてもらいますが、雇われたくない人もいるでしょうからね。」
サンクも悩む。
「雇われても作りたいメニューを出せれば良い!」
「自分で店を持つのが夢!」
「ホテルの食堂の料理を作りたい!」
などなど希望は、様々だ。
「出店するのは応援するが、失敗してもきちんと責任を果たせるなら問題は、ありませんね。失敗したらミランダレ商会が雇いますので、挑戦してください。」
失敗したら店の代金などのお金が必要になってくるため、払い終わるまでは働く場所をミランダレ商会が提供する事となった。
出店希望者達は準備に向かって行った。
「飲食店は街に馴染めないと難しいから、全員出店したら半分は、失敗するでしょうね。従業員の問題もあるので、料理が作れるだけでは話になりません。準備の段階で皆気付くでしょうから、全て用意出来れば出店を許可します。」
サンクが店として必要な物を出店希望者達に教えている。全ての問題をクリア出来たら出店できるのだ。
昼食も食べ終え最後に娯楽施設関係の5人の話を聞く。
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